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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[夏のエデイブルフラワー]食生活について語ろう

2022年06月25日 | 美容ダイエット

・夏のエデイブルフラワーEdible flower of summer なつのえでいぶるふらわー
  多くはそれほど美味しいものではありませんが、料理に彩りを添えたり、花によって、さらに香りを楽しみ、サラダ、あえ物、お浸し、漬物、椀だね、スープ、ケーキ、ジャム、デザートなどにあしらわれたりハーブティとして利用しています。

食用の花でありエディブル(食用とされる)・フラワー(花)として用いています。

夏には
ひまわり:7~8月、ラベンダー:4月~7月、ウスベニアオイ(マロウ):5月~7月、ゼラニュウム:4~7月、カーネーション: 4月~6月、ハイビスカス: 5月~10月、キンギョソウ(スナップドラゴン):4~7月・10~11月、ダリア:4~11月、クチナシ: 6月~7月、
スイ-トピー: 4月下旬~6月中旬・夏咲き、冬咲きで6月~10月、センニチコウ:5月~11月、ナスタチュウム(金蓮花):3~12月、ナデシコ:4~10月、ベゴニア:3~11月、薔薇(ローズ):5~7月・10~11月、マリンゴールド:5~11月
紅花、ズッキーニの花、オクラの花、ゴーヤ、ピタヤ、月下美人、チャイブの花、シソの花

  惣菜で野菜としているアーティチョーク、ハナニラ、キンレンカ、バナナの花(花の芯)、花みょうが、エルダーフラワーがあります。
花、蕾み、茎と葉を含んで植物全体を食用として一般に用いてるものについて少し抜き出してみました。

◇アーティチョークArtichokeはキク科、ヨーロッパ原産で、あざみ同様の薄紫の花を咲かせます。
食用には花の咲く前の花の付け根の膨らんだ花托(かたく)部分で旬は夏季(6~7月でがく(花の外側を包んでいる)の形をしたもので肉厚になっています。
10cmほどの蕾でよく締まった軟らかい若い緑色の時期のところを食用としています。
香味があり棘の部分を取り除いて茹でてサラダ、スープ、揚げ物にフランス料理によく使われています。
薬草(葉・根)としても利尿、消化剤に用いられており、お茶、サプリメントがあります。
クロロゲン酸、シナリン(苦味成分)が脂肪代謝を促進し肝機能強化、ダイエット、消化促進機能があり独特の香りがありハーブティとして利用しています。

◇ 花韮(はなにら)は、ネギ科、東アジア、南米原産で日本には、国交正常化後に導入した中国野菜といわれます。
日当たりのよいところを好む多年生で1年越しの成育で春に種をまいたものが翌年30cm程に成長した春以降5~9月に掛けて収穫し旬とします。
葉を食用としている葉韮よりは柔らかく甘味があり香気が強いようです。汁の実、炒め物、卵とじ、漬物とします。
ビタミンA効力は葉韮590μgに比べ、花韮180μg、ミネラル、その他のビタミン類も同程度か若干劣ります。
◇ 金蓮花(きんれんか)は、ノウゼンハレン科、原産地を南米ペルーとしナスタチウムNasturtiumともいいます。
花期は7~10月にかけ径5~7cmの一重咲から八重咲き、色も赤、オレンジなどがあり種類が多いようです。
茎葉や花をハーブとして、少しぴりっとした辛みがあり、若い茎や葉を料理のつまに、つぼみや花、若い果実はサラダに利用しています。
◇ バナナBananaは、バショウ科、熱帯アジア原産です。
幹のように見える部分はやわらかい葉が重なり合って偽茎(ぎけい)となって高さ5m~15m程に成長する草本(茎が木質でない)に分類しています。偽茎の先端に大きな花茎を一本のばし垂れ下がって外側より開花しやがてが発達し果実をつけます。
熱帯地方では、花、蕾みも食用とし料理用(甘味がない)としても用いています。
フィリピン、インドネシアなどの東南アジアのバナナの生産地では食用のバナナの花が市場で売られているようです。
食用には、蕾の皮を剥くと、可食部である芯が現れ、そのままではアクが強く適当な大きさに切って水にさらしアクを抜いてから炒め、煮て調理していますが、まだ多少苦味があるようです。
◇ 茗荷(みょうが)Japanese wild gingerは、ショウガ科、熱帯アジア原産でインド、中国に野性種が見られますが食用とするのは日本だけの特有の野菜としています。
宿根草で高温多湿の日陰のところに育ちやすく高さ6cmの花蕾(からい:みょうがの子、花みょうが)が夏野菜として収穫され7~9月を旬とします。
香気、ほのかな苦味、歯ざわりが好まれ薬味、刺身のつま、汁の実、煮物、酢の物に、味噌漬け、粕漬け、甘酢漬け、天ぷらにも使われています。
香気に富みその有効成分にαーピネン(精油成分:血流改善)、淡い辛味成分(抗菌、風邪予防)を含みます。
◇ エルダーElderは、レンプクソウ科(スイカズラ科)、ヨーロッパ原産です。日本名を西洋ニワトコといい6月にクリーム色の花をつけヨーロッパ産のものが色がよく乾燥させた花をお茶としたり、生の花をシロップ漬け、ピクルス、飲み物の香りづけに使われています。
花が風邪薬として、葉、樹皮が火傷の外用にヨーロッパで用いられてきました。
フラボノイド、トリテルペンを含むようですが有効成分は明らかにされていません。利尿、抗炎、発汗、抗ウイルス作用があるともいわれます。
花、果実以外の部分(葉、樹皮、未熟果、種子)に有害物質(青酸配糖体)、樹皮・種子にレクチンを含み注意が必要です。
◇ マロウ(ウスベニアオイ)は、アオイ科、1,2滴垂らすと鮮やかなブルーに変色します。レモンを垂らす薄ピンクに変色します。マロウといえば花のイメージがありますが、マロウの葉を湯でてお浸しにしてもほろ苦くて美味しいようです。


一般に流通、市販されている花屋さんの花は観賞用として食用以上の農薬を使っていることもあり、有毒となることもあり食用にはできません。
食用として作られているものを利用しましょう。


ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。

 


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