今回取り上げるラノベはスーパーダッシュ文庫の「イレギュラー」です。
1巻初版が発行されたのは2004年3月なので、16年前の作品ですね。
イレギュラーと呼ばれる人間を補食する怪物との戦いを書いたアクションものです。
イレギュラーという補食した人間の記憶と容姿をコピーして人間になりすまして社会に溶け込む存在というのはなかなか厄介です。
例えば普段何気なく会話している親や、学校でバカなことを言い合っている友達が、実はこっそり人間を食べていたら…?
これを読んでいた当時はぴちぴちの高校生でしたが、授業中にぼんやりとそんなことを考えたりして「もしそんな世界だったら生きていく自信ないわ(´・ω・`)」とか思ったりしてました(授業に集中できていない)
ちなみに全4巻で完結しています。
著者の狭山京輔さんは第1回の集英社スーパーダッシュ小説新人賞佳作の受賞者で、このイレギュラー以外にも3冊ほど出しているのですが、このイレギュラー以降は(少なくともライトノベルの分野では)本を出していないんですよね。
個人的には癖もなく割と読みやすかったので、新シリーズを出したら読みたいなーと思っていたのですが…
残念です(´・ω・`)
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