「今の“雄叫び”――ぼくにも聞こえた。だからここに来ることができた」
今日のライトノベルは電撃文庫から発売されている「ブギーポップ・イン・ザ・ミラー 「パンドラ」」です。
初版は1998年12月に発行されました。
ブギーポップシリーズの3作目です。
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それぞれが違うかたちで少し先の未来を知る些細な能力を持ったMPLSの少年少女6人の物語です。
しかし、この6人にはそれぞれ秘密や事情があり……
最後はちょっと泣ける感じのストーリーです。
こんな“世界の敵”にもなりえないような6人のもとに、何故死神は現れたのか…
この「パンドラ」で出てくるキャラの多くはこの作品内で完結し、後のシリーズにはそんなに影響してこないのですが、6人のメンバーのうちの1人、天色優はちょっとしたキーパーソンになりますかね。
実は彼は統和機構の合成人間・ユージンでありバリバリの戦闘タイプです。
実は後のシリーズによく出てくる某MPLSの元相棒で、他のシリーズ作品でも名前だけがちょこちょこ出てきます。
他の5人のMPLSの監視のために近付いたのですが、気付けばこの6人で居ることに居心地のよさを感じてしまった、合成人間なのに優しい良いやつでもあります。
しかし、そんな6人のささやかな日常も長くは続かず…
ね? なんか少し泣ける感じのストーリーの匂いがしません?(・∀・)
他シリーズへの影響度が高くないので、純粋にストーリーを楽しむ感じで読めばいい思います。
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