超小型の「デジタル電圧計」という商品が安価で売られています。 私の場合 350円にて(送料を含まず)入手できました。
「2線式」というタイプで、電源と電圧を測定する線を兼ねている(=電源電圧を測って表示している)もので、横2.5cmx縦1cm程の かなり小さい7セグメント表示器です。
それでも、DC3V~15V まで(0.01V精度)で測定できる優れモノです。
こんなものを購入して使ってしまうのは、すべて手作り:DIYの精神からは外れる事かもしれませんが 安さ、手軽さには 替えていられません。
ここに電源を供給する際にも 昨日 紹介した「S1モジュール」を応用して使ってみます。 要は電源コネクタなのですが、「逆挿し防止」の機構を取り入れています。 ↓ それはこんな簡単なアイデアです。
1番ピンに「プラス5V」、2番ピンに「GND」は今まで通り、3番ピンは 何も接続しない「空き」にしておきます。 もちろん、1番ピンがどのピンかは 分かる様に印は付けておくのですが、それでも人間は間違って挿してしまうことがあります。
単純なLED表示だけなら 逆に挿しても壊れはしないのですが、この電圧計用に複雑な回路が入っている基板だと「電源の逆挿し」は命取りになりかねません。(おそらく壊れるでしょう) ↑このアイデアのように3番ピンに何もつながないで置いた場合、最悪 ソケットを逆に挿しても +5Vが供給されないため(表示が点灯しないだけで)壊れる事はありません。
3番ピン側に1個ズレて挿したとしても +5Vが供給されないので、これでも壊れません。(ずらして挿すミスよりも 逆に挿してしまうことが圧倒的に多い)
デジタル電圧計の赤と黒のピンに、3ピンのソケットをハンダ付けし、
↓
3番目のピン、1個は空けておきます。
基板の裏(部品面)は、回路がむき出しなので ここに薄い透明なプラスチック板をホットボンドでとめておきます。(ショート防止)
ついでに赤黒の線の補強(ストレスで線が切れないように!)もしておきます。
これを基板に 仮止め(ランドの穴に細い配線を通し ねじって簡単に固定)して、ピン・ヘッダ に正しく接続します。
i8085の回路が完成するまで この状態 ↑ で使っていこうと思います。(電源電圧を常に監視できる) 配線が完成したら取り外す予定。
今回 使った5V 3.0AのACアダプタだと ↓ 、かなり正確に5Vが出てるのが分かります。
4.99V
そして 電源をOFFしてから 2秒も経った後に かなりタイミングが遅れて もう一度 一瞬だけ5Vがで出力される?という 奇妙な現象も発見できました。 (この時にショートさせると電子部品が壊れる危険性あり?)
① 長めの線を延ばしていて(ソケット直接→基板ではない)、
② しかも市販の電圧測定基板をそのまま使ってはいますが、これも ちゃんと「S1モジュール」の1種といえます。
■ S1モジュールのルール:
◎ 左右逆挿しして壊れる可能性のあるモジュールは、(1番とは)逆側のピンを(1ピンまたは2ピン) 「空き」として、何も接続しないピンを設ける・・・これで「逆挿し防止」機構とする。
7セグで数字が表示されると
ちょっと格好イイと思ってしまうのは、
私だけだろうか? (笑)
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