ネコのひたい

暴力ネコと映画、写真、音楽を楽しんでます。

シャッターアイランド

2010-05-10 21:53:28 | 映画・舞台
観て来ました。
面白かったです。
陰鬱だけど、綺麗な映像でした。
簡単に感想を書きますが、ネタバレになるかもしれないので、ご注意ください。














続きです。






オチですが、途中でもしや・・・と思ったそのまんまでした。(^^;)
一緒に観てた友達は最初からもしや・・・と思ったそうです。
(私は最初は全然分かりませんでした。^^;)
多分、かなりの方が気付かれるのではないでしょうか。
しかも賛否が分かれると思います。
でも、オチに向かっていく過程が私には面白かったので、内容には満足しています。
観終わった後にあれが伏線だったのか・・・と考えるのも楽しいですし。
それにラストシーンは非常に深いと思いました。
余韻が残りますね。

今回は上映時間の関係で吹替え版で観たのですが、こういう内容の映画の時は言葉をストレートに理解できる吹替え版で良かったと思います。
字幕を読むのが疲れる年齢になったせいもありますが・・・。(笑)

謎を追うのも楽しいですが、色々と考えさせられる映画でもありました。





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それぞれのコンサート

2010-03-26 23:21:16 | 映画・舞台
木曜日に市村正親さんのコンサートに行ってきました。
鹿賀丈史さんがゲストでご出演されてましたが、このコンサートのタイトルが「それぞれのコンサート」というのは、鹿賀さんがメインのコンサートもあるからです。
鹿賀さんメインのコンサートの時は、市村さんがゲストになります。

大阪では鹿賀さんのコンサートの時に、市村さん以外にも安蘭けいさん、田代万里生さんがゲストだったそうで、東京ではまた別の方々が日替わりゲストを務めておられたようです。

市村さんのコンサートというと、数年前に神戸でリサイタルを観ましたが、その時に一番楽しみだったのが、「オペラ座の怪人」で、今回もやはり一番楽しみにしてました。
神戸の時は感激のあまり涙ぐんだので、今回は泣かんぞっ!と思っていたのですが、またもや涙ぐみました。(^^ゞ
単に「オペラ座の怪人」メドレーを歌っているというのではなく、ファントムを演じてらっしゃるんですね。
ちゃんと芝居として成り立っているんです。
しかし劇場だったので、(我慢して)涙ぐむ程度でしたが、これ家で観てたら涙腺崩壊して号泣ですわ。(笑)

市村さんの舞台は観るといつも元気が出ます。
たとえ悲しい話でも元気になるんですね。
劇場での数時間、本当に幸せになれます。

今回も暖かい気分で劇場を後にしました。

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「おくりびと」と「相棒」

2009-04-28 22:28:04 | 映画・舞台
今更ですが簡単な感想を・・・。


おくりびとは最初、観るつもりはありませんでした。
でも、タダ券が手に入ったので観に行きました。
アカデミー賞受賞後に・・・。

満員でしたよ。(^^;)
オスカー効果は凄いですね。
観客の年齢層は高かったと思います。

内容は皆様ご存知のように、死者を送る「納棺師」のお話ですね。
最初はなんというか・・これがアカデミー賞なのか・・・と正直思ってしまいました。
ちょっとワザとらしい演出とかセリフがあって、鼻白んでしまうこともありました。
でも、笑ったり泣いたりするシーンも多いので、トータルとして面白く楽しめた映画でした。
結構、上映時間が長かったのですが全然気になりませんでしたし。

ホントに笑うのと泣くのが交互にくる感じで、泣かされたと思った後に笑わせてもらったり・・・そのへんのバランスが良かったですね。
それと笑い声やすすり泣く声など年齢層の高い方たちの反応はとても素直で、映画館で観て良かったなあと思いました。
あの年代の方達はご家族や身近な方々を見送ってる経験がおありでしょうし、死者を送るということが若い方よりはもっと現実的な事なのだなと感じました。



さて、相棒ですが・・・これはスピンオフの「鑑識・米沢守の事件簿」の方です。
本編コンビの映画も観ましたが、こちらのスピンオフの方がテレビシリーズに近い匂い(笑)がしました。
おなじみのテーマ曲も聞けましたし。
(嬉しかったですよ~♪)

これもねぇ・・・突っ込みどころは満載ですね。(^^;)
いくら架空の物語でも、それダメでしょう・・・って思うことがしばしば。
でも面白いんですよー。
やっぱり「相棒」は面白いです。
欲を言えば、右京さんと亀山がいかにも顔見せ~~って感じで出てくるので、もっとちゃんと絡んで欲しかったと思いましたね。
いつものレギュラーメンバーの方達は結構、物語に絡んで登場するので余計にそう思いました。

エンドロール後は新・相棒の及川光博さんのお披露目みたいなショートストーリー(ショートコント!?)もありました。
及川さんが相棒になることに対して賛否両論があるようですが、私はテレビ版の最終回で及川さんを観て、いいなって思いました。
どちらかというと右京さんタイプなのも面白いですね。
(亀山くんとは全然タイプが違うんですよね。)
薫ちゃんが相棒から抜けて非常にガッカリしましたが、ミッチーの相棒も楽しみです。
早く観たいですね。

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20世紀少年、観たいな

2009-02-06 21:55:23 | 映画・舞台
この間テレビで1章(っていうのかな?)をやってたのを観たんですけど、結構、面白かったから現在公開されてる2章も観たくなりました。

でも、この間のテレビのはかなりハショってますよね?
展開がえらい早かったし、え?なんでそうなってるの??って部分もありましたから。
(私の「ながら観」のせいでもありますが・・・)
なので、劇場でご覧になった方には不評なんじゃ・・と思いました。
そもそも映画自体、原作ファンの方にはどうなのかな。

この映画は3章まであるんですね。
私は早く結末が知りたいタイプなので、2章が中途半端に終わってたらムズムズするかもしれません。(^^;)
なので、またテレビ放映まで待つかなーとも思うのですが、映画はやっぱり映画館で観たいですよね!

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ラ・カージュ・オ・フォール

2009-01-26 17:34:42 | 映画・舞台
先週観てきました。
凄く楽しかったですよ!

簡単なストーリーですが、ゲイクラブ経営者ジョルジュとそのクラブの看板スターのアルバン(舞台ではザザという名です。)は夫婦同然に20年暮らしてきました。
ジョルジュには息子のジャン・ミッシェルがいますが、そのジャン・ミッシェルが結婚したい相手というのが、保守的でゲイを毛嫌いしている議員の娘アンヌ。
(アンヌはゲイを嫌ってませんよ~)
しかもアンヌが両親と共にジョルジュに会いに来ることになります。
どうしてもアンヌと結婚したいジャン・ミッシェルは、当日、普段は息子のことはほったらかし状態の実の母親を呼んで、アルバンには家から出て行ってもらおうとします。
母親代わりとして我が子のように育ててきたジャン・ミッシェルのその態度にアルバンは寂しさを覚えます・・・。

・・・というのが途中までのストーリーです。
この後、議員夫妻とアンヌが来るのですが・・・。


長い間、観たかった作品でやっと念願が叶いました。
本当に素晴らしかったです。
久しぶりにミュージカルらしいミュージカルを観た感じがしました。

アルバンの市村正親さんは本当にハマり役というか、アルバンにしか見えませんでした。
劇中で歌われる「ありのままの私」は何度か市村さんが歌ってらっしゃるのを聞いたことがありますが、劇中で聞くのはまた格別ですね。
感激しました。

出演者の方々は皆さん、本当に素晴らしかったです。
ただアンヌ役の島谷ひとみさんはダンスがちょっと・・・。(^^;)
元々歌手の方ですから歌はお上手だと思うのですが(でも、アンヌが歌うシーンってあったかな??)、ダンスは・・・・・・。
プログラムを読むとやはり、島谷さんはダンス初心者だったようです。
見た目などアンヌにピッタリだと思うのですが、この役は踊れる方が演じた方が良いのではと思いました。

あと香寿たつきさん、良かったなあ。
「モーツァルト!」の時も大好きだったけど、地味そうなのに華がある不思議な魅力の持ち主だと思いました。
(失礼な言い方ですね(^^ゞ)

観終わったあと、幸せな気持ちで帰路に着ける楽しいミュージカルでした。
もう、千秋楽を迎えたんだったかな。
残念ながら1回しか観られませんでしたが、せめてあと1回観たい作品でした。
ぜひ(何度目かの^^;)再演を切に切に望みます。

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