モーツァルト！観たよ～

この間、久しぶりにミュージカル「モーツァルト！」を観て来ました。
良かったなあ～。

5年ぶりの大阪公演だそうですが、今回から主役のヴォルフガング・モーツァルトを演じるのが中川晃教さんから山崎育三郎さんに変更されていました。
ヴォルフ役はダブルキャストなので、もう一人の主役の井上芳雄さんは初演からそのまま今回も演じておられます。
私にとって今回の公演は1回しか観る機会が無いので未見の山崎さんのヴォルフ、涼風真世さんの男爵夫人の日を選びました。

山崎さんのヴォルフはどちらかというと中川さんっぽいなーという印象を受けました。
歌い方は全然違うのですが、演技が何となく中川さんっぽいな、と。
とにかく熱演でした。(^^;)
意気込みが凄く伝わってきました。

涼風さんの男爵夫人は良い意味でお茶目な感じ。
歌は今まで聴いた男爵夫人の中で一番安定していました。

高橋由美子さんのナンネールは以前と少し印象が違って見えました。
演じ方が変わったのかな？？

ちょっと心配だった^^;コンスタンツェ役の島袋寛子さん。
良かったです！
SPEEDの曲の時のようにもっとキンキン声で歌われるのかと思っていたら、お上手なんですね。
SPEEDの曲では分かりませんでした。(^^;)

吉野圭吾さんのシカネーダー。
相変わらずチャーミングだったなあ～。
ホントに好きです、吉野さんのシカネーダー！

山口祐一郎さんは声の調子が悪かったのか、歌い方を変えられたのかえらくキンキン声でした。
もっとまろやかな歌声だったのになあ・・と少し残念でした。
それでも流石に圧倒的な存在感ですね。

市村正親さんも私の観た日は歌も安定してて良かったです。
父親としての苦悩はもうホントに切なかったです。

ただ作品全体の印象としては、ちょっと走ってるかな？と思いました。
なんというか、歌も演技も急いでる感じ。
以前に観た時はもっとゆったりしていたと思うのですが、今回は以前は溜めていた間が無くて余韻も感じてるヒマが無いという感じでした。

それでも久しぶりの「モーツァルト！」、感動しましたよ！
改めてこの作品が好きだあ～～！！と思いました。
残念なのが、井上さんのヴォルフ、香寿たつきさんの男爵夫人を観られないことです。
大好きな作品なのでホントはあと3回は観たいんですよね・・・。
それと、やっぱり中川晃教さんのヴォルフが観たいと強く思いました。
今回、山崎さんが凄く良かったので次回はトリプルキャストでお願いしたいです。
戻ってきて欲しいな～、中川くん。


連日、拍手をありがとうございます！！