10月と聞いて…皆さまは、ナニを想像なさいますか?
先ほどkirikouが、階段を登っていくのを見送った頃よりは
心もち明るさが増したように感じられるのが、何よりうれしい…
まずは、曇り空からのスタートですね!!
思い返してみると、9月最後の土日は、すっかり雨模様で
涼しさを通り越して、ほんとうに寒く感じる陽気になりました。
明けて1日の朝…
我が家のkirikouは、なんといっても「暑さ寒さの変化に対する適応力がない」
(「ない」というと言い過ぎではありますけれど)
という特徴を持っておりますので
「寒くって、フトンから出られないよ~!」と言いつつ
「洋服が冷たい」のなんのと、「文句をおっしゃって~」
それでも、どうにかこうにか「ア~ダコ~ダ言いながら」
時に動きが止まって、固まりながらも「お支度をなさって」
時間などまったく気にせずに、悠々とご飯を召し上がって…
一時間目がはじまる頃に、階段を一人で登って登校して行きました。
やれやれ…ということで、こちらは
とりあえず雑事をこなしたり、テレビをチェックしながら…
「いよいよ10月1日だぞ~!」という意気込みで、タイトルを書いて
ブログを書き始めようと思っていましたが…
結局、役員関係のお仕事で、育成会の連絡網の差し替えや
ソフトボール部に新入部員5人を迎えて
連絡網や名簿やお知らせ事項などなどの製作に追われてしまって
結局、午前中はブログまでたどり着きませんでした。
(念を入れて確かめたつもりでしたが…電話番号が、そっくりずれていたりして…
パソコン入力の拙さと視機能の低下などなど…
苦手なことにも、それなりに対処しつつ、あいかわらずポチポチ…やっています!!)
午後は「第9回横浜市発達障害検討委員会」の傍聴に、関内まで出かけました。
議題は(1)青年期への対応について~事例発表「オフィスウィングの取り組み」
(2)青年期への対応について~卒業後の支援、就労支援の場面を主に
でした。
「オフィス ウィング」は、地域活動支援センターとして
高機能広汎性発達障害への援助を行っています。
よこはま自閉症支援室(仲町台センター)との協力関係(連携?)があるようで、
自立や就労へ結び付けていく自立支援のひとつとしての役割が期待されます。
今のところ、青年期の「ひきこもり」などの状態から
「一歩を踏み出す」ステップとしての機能も果たしているようです。
オフィスウィングの目標として、
・生活の安定 生活リズムを作る。昼夜逆転の改善を図る。
・仕事の提供 得意な仕事の提供を通じてスキルの向上と自信をつける。
・居場所の提供 好きな仕事好きな話ができる場(時間)を提供する。
・次の段階の社会参加(就職・進学)につなげる。 とのこと。
実際には、会社で仕事をするという雰囲気やイメージを大切にしたうえで
それぞれの方の特性に応じた環境調整に配慮し
それぞれのコミュニケーションスキルの向上にも対応しているようです。
青年期・成人期の方々の、抱えている課題にたいして
有効な手立てのひとつになることを、大いに期待したいところです。
後半の議題の中では、いくつかの視点や論点が複雑に関係している上で
「青年期・成人期の方々の、抱えている課題」について
また、幼児期・学齢期に何らかの対応を受けることなく、現在にいたっていることを含めて
何らかの就労に結びつくための条件や本人の特性、スキルなどについても
お話し合いがありました。
(ここからは、私見ですが…ここに、書くかどうか迷いますけれど…
実は、この会議で、今話題に上がっているような方以外にも
それなりの社会適応をしながら、「一見フツウに」過ごせている方や…
困難な状況にありながら、まだ適切な支援や対応に結びついていない方…
学校教育や就労の中に居場所がなくて、在宅にある方…
2次障害などで通院・療養中の方…
社会的な枠組みから、外れてしまうような…行く先は…いろいろかとは思いますが…
という現状が、今見えている氷山の下に大きく裾野を広げていると思われます。)
よこはま自閉症支援室で、就労に関する相談(ジョブコーチ事業)などにあたっている方によると
就労に結びつく人の共通点や条件を考察すると
①生活習慣の整っている人 体力やモチベーション
②支援関係 友好な関係の築けること
自分の障害を受け入れられること
自分の得意・不得意をオープンにできること
支援が入ることを、OKできるかどうか
③ルールを守れるか?(職場の?社会的なことも含めてだと思いますが・・・)
などが挙げられるそうです。
このことは、現場で実際に当事者の方と直接に対応していらっしゃる方だからこそ…
のお話だと思いました。
もともと、その部分に苦手や弱さを持ち合わせているからこそ…なんですが
だからこそ、そのことに対応する何らかの有効な手立てを講ずることが大切になるのでしょうか?
(まだ就労までは、なかなか気が回らない…学齢期のお子さんをお持ちのお母さんたちにも
ぜひ、そのあたりのお話を、聞いていただく機会があったらなぁ…と思いました。)
帰りがけに、横浜障害児を守る連絡協議会から出席している委員の方と
(実は、偶然いろいろなつながりもあって…)
そんなお話をしながら、一緒に帰りました。
先日、研修会で当事者としてお話をなさった「こうもり」さんの本が出ていることを教えていただいたり
残り3回の検討委員会で、
「まだまだ取り上げていただきたいことが、たくさんあるよね~!」というお話やら…
日頃のkirikouとのやりとりにいたるまで、いろんなことを気兼ねなくお話させていただいて
ほんとうに、心より感謝しています!!
(ブログもお読みくださっているとうかがって…なんだか恥ずかしいんですけれど)
さて、連絡協のHPにもありましたように
10月31日には、翻訳家としてもご活躍の「ニキ・リンコ」さんの講演会があります。
私も一回目の講演に伺うつもりです。
(残念ながら1回目2回目とも、締め切りとのことです。またの機会がありましたら、ぜひ!!
近ごろ、当事者の方々の書かれた本が出版されたりお話を聞く機会が増えましたので
見えにくく、分かりにくい特徴も含めて
当事者の方々の困り感やとてもユニークで優れた部分があることを知ることは
これから、当事者の方々の「生きやすさ」にアプローチしていく上で
大きな助けになると思います。
また、「障害者支援センター主催 医療・保健・衛生等研修会 」の講座にも
いくつか参加したいなぁ、と思っております。
(別件で…一般参加OKの勉強会を見つけました!
社団法人 日本自閉症協会横浜市支部 HP「WEBやまびこ」より
10月の例会 【担当 高機能自閉症・アスペルガー症候群の会】
「セルフ・エスティーム (自分の存在を大切に思う心) を育む重要性について」
臨床心理士 水谷紀子さん 日 時 10月16日(火)10:30~12:30
詳しくは、HP等をご覧ください。)
(もうひとつ、お話のとびついでに…
今朝のNHK「生活ほっとモーニング」で放送していた
「もうどこにも頼れない ~行きづまる生活保護~」の後半で
釧路市の自立支援プログラムが紹介されていました。
働きたい方に、研修をするなどのスキルアップをして、就労を進めていく…とのことで
全ての方に適用できないとしても、何らかのヒントがあるように感じました。)
そうでした!!
先日の養護教育総合センターの保護者教室に、Uさんもいらしていたそうです。
瀧澤先生のお話も、とても素晴らしかったですね~!!
そのお話を、ブログでするつもりでしたっけ!!
気になりながら書けずにいることが…まだまだ、たくさんあったんです。
今朝も…kirikouを見送って、家の前の道に落ちている葉っぱを箒で履いていたら
斜め前のお家の塀越しに、白いお花が咲いていて…
ちょうど、おうちの方が出ていらして、ふとその花の名前を尋ねてみたところ
「夕顔ですよ~!いい香りがするんですヨ・・・」とおっしゃいます。
実は…少しご高齢のおじいさまで、いつもはごあいさつくらいで
あまりお話をしたことがありません。
それが、どういうわけでしょう…
ニコニコとなさって、少し上のほうに咲いているお花の下のツルに手を差し出して
「どうぞ、においをかいでご覧なさい。」とおっしゃいます。
私も、背伸びをして、そのかすかな甘いような…奥ゆかしいような、かおりを感じました。
「これが、あの…源氏物語の…夕顔の…かおり…なんですね~!
西洋のかおりとはどこか違うような…気がしますね・・・」と申し上げると
また一層、ニコニコとなさって
「日本に古くからあったんでしょうなぁ~。本当は、夕方頃に咲いて…」
などなどと、ひとしきり植物にまつわる話を、アレコレと伺いました。
よく観てみると、アサガオに似た、
ほんとうにまじりっけのない真っ白な「清楚」という言葉がピッタリのお花でした。
(気になって、調べたところ…
私の見たお花は、実はヨルガオらしく、別名ユウガオとのこと。
いわゆるユウガオは、ひょうたんのような…実のなる…ウリ科の植物で
マルユウガオやら長ユウガオやら…が、あるらしいです。
源氏物語のユウガオは、一体ドッチなんでしょう~~??)
またひとつ…
新しく、お花の名前と実物がつながって…
曇り空とて、こんなにも心がうきうきと晴れることが…
うれしくも、楽しい今日この頃デス。
…とか何とかいいながら…
結局「10月」というお題の連想ゲームは…
また、この次…までの宿題ということにいたしますね~!!
先ほどkirikouが、階段を登っていくのを見送った頃よりは
心もち明るさが増したように感じられるのが、何よりうれしい…
まずは、曇り空からのスタートですね!!
思い返してみると、9月最後の土日は、すっかり雨模様で
涼しさを通り越して、ほんとうに寒く感じる陽気になりました。
明けて1日の朝…
我が家のkirikouは、なんといっても「暑さ寒さの変化に対する適応力がない」
(「ない」というと言い過ぎではありますけれど)
という特徴を持っておりますので
「寒くって、フトンから出られないよ~!」と言いつつ
「洋服が冷たい」のなんのと、「文句をおっしゃって~」
それでも、どうにかこうにか「ア~ダコ~ダ言いながら」
時に動きが止まって、固まりながらも「お支度をなさって」
時間などまったく気にせずに、悠々とご飯を召し上がって…
一時間目がはじまる頃に、階段を一人で登って登校して行きました。
やれやれ…ということで、こちらは
とりあえず雑事をこなしたり、テレビをチェックしながら…
「いよいよ10月1日だぞ~!」という意気込みで、タイトルを書いて
ブログを書き始めようと思っていましたが…
結局、役員関係のお仕事で、育成会の連絡網の差し替えや
ソフトボール部に新入部員5人を迎えて
連絡網や名簿やお知らせ事項などなどの製作に追われてしまって
結局、午前中はブログまでたどり着きませんでした。
(念を入れて確かめたつもりでしたが…電話番号が、そっくりずれていたりして…
パソコン入力の拙さと視機能の低下などなど…
苦手なことにも、それなりに対処しつつ、あいかわらずポチポチ…やっています!!)
午後は「第9回横浜市発達障害検討委員会」の傍聴に、関内まで出かけました。
議題は(1)青年期への対応について~事例発表「オフィスウィングの取り組み」
(2)青年期への対応について~卒業後の支援、就労支援の場面を主に
でした。
「オフィス ウィング」は、地域活動支援センターとして
高機能広汎性発達障害への援助を行っています。
よこはま自閉症支援室(仲町台センター)との協力関係(連携?)があるようで、
自立や就労へ結び付けていく自立支援のひとつとしての役割が期待されます。
今のところ、青年期の「ひきこもり」などの状態から
「一歩を踏み出す」ステップとしての機能も果たしているようです。
オフィスウィングの目標として、
・生活の安定 生活リズムを作る。昼夜逆転の改善を図る。
・仕事の提供 得意な仕事の提供を通じてスキルの向上と自信をつける。
・居場所の提供 好きな仕事好きな話ができる場(時間)を提供する。
・次の段階の社会参加(就職・進学)につなげる。 とのこと。
実際には、会社で仕事をするという雰囲気やイメージを大切にしたうえで
それぞれの方の特性に応じた環境調整に配慮し
それぞれのコミュニケーションスキルの向上にも対応しているようです。
青年期・成人期の方々の、抱えている課題にたいして
有効な手立てのひとつになることを、大いに期待したいところです。
後半の議題の中では、いくつかの視点や論点が複雑に関係している上で
「青年期・成人期の方々の、抱えている課題」について
また、幼児期・学齢期に何らかの対応を受けることなく、現在にいたっていることを含めて
何らかの就労に結びつくための条件や本人の特性、スキルなどについても
お話し合いがありました。
(ここからは、私見ですが…ここに、書くかどうか迷いますけれど…
実は、この会議で、今話題に上がっているような方以外にも
それなりの社会適応をしながら、「一見フツウに」過ごせている方や…
困難な状況にありながら、まだ適切な支援や対応に結びついていない方…
学校教育や就労の中に居場所がなくて、在宅にある方…
2次障害などで通院・療養中の方…
社会的な枠組みから、外れてしまうような…行く先は…いろいろかとは思いますが…
という現状が、今見えている氷山の下に大きく裾野を広げていると思われます。)
よこはま自閉症支援室で、就労に関する相談(ジョブコーチ事業)などにあたっている方によると
就労に結びつく人の共通点や条件を考察すると
①生活習慣の整っている人 体力やモチベーション
②支援関係 友好な関係の築けること
自分の障害を受け入れられること
自分の得意・不得意をオープンにできること
支援が入ることを、OKできるかどうか
③ルールを守れるか?(職場の?社会的なことも含めてだと思いますが・・・)
などが挙げられるそうです。
このことは、現場で実際に当事者の方と直接に対応していらっしゃる方だからこそ…
のお話だと思いました。
もともと、その部分に苦手や弱さを持ち合わせているからこそ…なんですが
だからこそ、そのことに対応する何らかの有効な手立てを講ずることが大切になるのでしょうか?
(まだ就労までは、なかなか気が回らない…学齢期のお子さんをお持ちのお母さんたちにも
ぜひ、そのあたりのお話を、聞いていただく機会があったらなぁ…と思いました。)
帰りがけに、横浜障害児を守る連絡協議会から出席している委員の方と
(実は、偶然いろいろなつながりもあって…)
そんなお話をしながら、一緒に帰りました。
先日、研修会で当事者としてお話をなさった「こうもり」さんの本が出ていることを教えていただいたり
残り3回の検討委員会で、
「まだまだ取り上げていただきたいことが、たくさんあるよね~!」というお話やら…
日頃のkirikouとのやりとりにいたるまで、いろんなことを気兼ねなくお話させていただいて
ほんとうに、心より感謝しています!!
(ブログもお読みくださっているとうかがって…なんだか恥ずかしいんですけれど)
さて、連絡協のHPにもありましたように
10月31日には、翻訳家としてもご活躍の「ニキ・リンコ」さんの講演会があります。
私も一回目の講演に伺うつもりです。
(残念ながら1回目2回目とも、締め切りとのことです。またの機会がありましたら、ぜひ!!
近ごろ、当事者の方々の書かれた本が出版されたりお話を聞く機会が増えましたので
見えにくく、分かりにくい特徴も含めて
当事者の方々の困り感やとてもユニークで優れた部分があることを知ることは
これから、当事者の方々の「生きやすさ」にアプローチしていく上で
大きな助けになると思います。
また、「障害者支援センター主催 医療・保健・衛生等研修会 」の講座にも
いくつか参加したいなぁ、と思っております。
(別件で…一般参加OKの勉強会を見つけました!
社団法人 日本自閉症協会横浜市支部 HP「WEBやまびこ」より
10月の例会 【担当 高機能自閉症・アスペルガー症候群の会】
「セルフ・エスティーム (自分の存在を大切に思う心) を育む重要性について」
臨床心理士 水谷紀子さん 日 時 10月16日(火)10:30~12:30
詳しくは、HP等をご覧ください。)
(もうひとつ、お話のとびついでに…
今朝のNHK「生活ほっとモーニング」で放送していた
「もうどこにも頼れない ~行きづまる生活保護~」の後半で
釧路市の自立支援プログラムが紹介されていました。
働きたい方に、研修をするなどのスキルアップをして、就労を進めていく…とのことで
全ての方に適用できないとしても、何らかのヒントがあるように感じました。)
そうでした!!
先日の養護教育総合センターの保護者教室に、Uさんもいらしていたそうです。
瀧澤先生のお話も、とても素晴らしかったですね~!!
そのお話を、ブログでするつもりでしたっけ!!
気になりながら書けずにいることが…まだまだ、たくさんあったんです。
今朝も…kirikouを見送って、家の前の道に落ちている葉っぱを箒で履いていたら
斜め前のお家の塀越しに、白いお花が咲いていて…
ちょうど、おうちの方が出ていらして、ふとその花の名前を尋ねてみたところ
「夕顔ですよ~!いい香りがするんですヨ・・・」とおっしゃいます。
実は…少しご高齢のおじいさまで、いつもはごあいさつくらいで
あまりお話をしたことがありません。
それが、どういうわけでしょう…
ニコニコとなさって、少し上のほうに咲いているお花の下のツルに手を差し出して
「どうぞ、においをかいでご覧なさい。」とおっしゃいます。
私も、背伸びをして、そのかすかな甘いような…奥ゆかしいような、かおりを感じました。
「これが、あの…源氏物語の…夕顔の…かおり…なんですね~!
西洋のかおりとはどこか違うような…気がしますね・・・」と申し上げると
また一層、ニコニコとなさって
「日本に古くからあったんでしょうなぁ~。本当は、夕方頃に咲いて…」
などなどと、ひとしきり植物にまつわる話を、アレコレと伺いました。
よく観てみると、アサガオに似た、
ほんとうにまじりっけのない真っ白な「清楚」という言葉がピッタリのお花でした。
(気になって、調べたところ…
私の見たお花は、実はヨルガオらしく、別名ユウガオとのこと。
いわゆるユウガオは、ひょうたんのような…実のなる…ウリ科の植物で
マルユウガオやら長ユウガオやら…が、あるらしいです。
源氏物語のユウガオは、一体ドッチなんでしょう~~??)
またひとつ…
新しく、お花の名前と実物がつながって…
曇り空とて、こんなにも心がうきうきと晴れることが…
うれしくも、楽しい今日この頃デス。
…とか何とかいいながら…
結局「10月」というお題の連想ゲームは…
また、この次…までの宿題ということにいたしますね~!!