Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

雪景色の節分・・・その2

2008-02-03 10:54:25 | Weblog
お腹をすかせた夫が、昨日収穫してきたばかりの
甘~いおネギ(だけ)が一杯入ったお味噌汁を作ってくれました。

白い(発芽玄米入りの)ご飯とお味噌汁があれば…
もうそれだけで、シアワセ~になってしまう、ほんとうに単純な私です。

kirikouもたまごふりかけをササッとかけて、後は牛乳があれば十分!
という、なんとも安上がりな食卓で、ソレすら待ちきれないようにして食べ終わると…

いまは、もう外に出て雪ダルマ作りに夢中になっています。


この雪で交通機関のほうはちゃんと動いているのでしょうか~?

大学の学習センターまでは、私鉄を2回乗り換えて行きますので
2時からの試験の予定に間にあうには、余裕を持っていくとなると…
12時前には出発になるでしょうか~?

試験科目は、一昨日の夜ようやく提出した「心理学」と「教育心理学」です。

「ピアヘルパー」という資格に必要な科目なので
まぁ、できるかどうかわからないけれどやってみようかしら~?
というくらいの気持で、後期の履修登録をしました。

学問的なことは、あまりにも奥が深くてまだまだですけれど

それらについて学ぶことで得られる「大切なもの・こと」のもつ意味のようなものは
なんとなくとはいえ、掴みかけてきたような…そんな気がしています。

実践的なことは、これからいろいろな方にお会いしたり様々な経験を重ねる中で
もっともっと深めたり広げていけたらいいなぁと、想っております。

…ということで、予習?復習?を兼ねて(甚だお恥ずかしい限りですが…)

「教育心理学」のレポートを、コチラで大公開…いたしますので

「この表現は、よく解らんぞ~!」とか「ココは、違っているぞ~!」などなど

ぜひ、皆様からのご意見など伺えましたらうれしいです~!!

どうぞ、よろしくお願いいたします!


           『 教育心理学 』

はじめに
 教育心理学の「現場の問題を直接的に取り上げて、心理学的な理論と方法を用いてその解決
を目指す」アプローチによって、この数年間に大きな対応の変化の見られた『通常級で障害を持つ子どもが教育を受ける場合に、必要と思われる支援体制について』考察する。
Ⅰ. インクルージョンの理念に基づく特別支援教育の考え方
 「インクルージョン」とは包括教育、包合教育と訳されるが、国連が推進役となって進めている「全ての人に教育を」の理念の下、1994年のサラマンカ会議で打ち出された『多様な教育的ニーズをもつ子どもたちを包含した教育を通常級で行っていこう』というものである。
また、国際保健機関から2001年に出された「国際生活機能分類(ICF)」からも伺えるように、障害を心身機能・構造における「機能障害」だけでなく、活動する上での制限=「活動制限」
と参加をする上での制限=「参加制約」と捉えて、その背景に環境因子と個人因子を含めた定義をしている。以上のことからも教育における「個々のニーズに応じた支援」が重要になる。 
 わが国では、平成11年に「学習障害児に対する指導について」平成13年に「21世紀の特殊教育の在り方について」平成15年に「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」
が提出され、平成17年4月から「発達障害者支援法」が施行され、その8条では国及び地方公共団体は発達障害児がその障害の状態に応じ、十分な教育を受けられるようにするため適切な教育的支援、支援体制の整備その他必要な措置を講ずるものとすることが規定された。
これを受けて平成19年度4月から本格的に「特別支援教育」がスタートすることになった。
Ⅱ-1 具体的な支援体制について(環境の整備)
基本的に、教育的ニーズを持つ子どもが学びやすく過ごしやすい環境や支援は、すべての子どもにとっても同様に有意義であるという視点に立って、障害を持つ子どもの支援にあたることが強く望まれる。また教師や保護者による「ニーズを持つ子どもへの気づき」が大切になる。
そこで、まずは組織的な支援体制の構築が必要である。①校内委員会の設置②特別支援教育コーディネーターの配置による組織的な支援③担任の教師だけではなく複数の教師による支援、ティームティチングなど⑤場合によっては校内特別支援学級(または教室)⑥通級指導教室による対応⑦専門家チームによる巡回指導⑧特別支援学校・専門の医療機関など地域の社会的資源の活用による学校支援などが挙げられる。これらにより個々の子どものもつ教育的ニーズに応じた安心して学ぶことのできる環境を整えると同時に、個々の子どもの特性や具体的なニーズを把握して、実際の支援にあたることになる。
  Ⅱ-2 具体的な支援へのアプローチ(個別的な対応)
   ニーズを持つ子どもへの具体的な支援を考える際に大切なことは、子どもの持っている障害特性や発達上の偏りや課題、得意な認知処理方法などを知り支援を目的とした「子どもを理解しようというあたたかいアセスメント」を行うことである。そのアセスメントに基づいて効果的な支援を計画し、実際に支援を行い、支援の結果について再びアセスメントを行い、次の支援計画を立てる。このようにして計画(PLAN)実行(DO)評価(SEE)のサイクルで行う。
  具体的には・行動観察・発達および心理(知能・認知特性)学力(読み書き・算数)行動・社会性のアセスメントなどの情報を得て、子どもについての共通理解をして『個別の教育支援計画』を作成し、さらに具体的な『個別の指導計画』を作成し、実際の指導と支援にあたる。
  Ⅲ まとめ 一人ひとりのこどもを見守る上で、学校・家庭・地域における様々な人々との関係が大きな役割を担っている。子どもが多くの時間を過ごす学校では、教師や子ども同士の関係性の中で学習および生活面や社会的な成長が期待されており、そのためにも「一人ひとりの子どものニーズに応じた教育」をするという特別支援教育の視点が重要になると考えられる。
  参考資料  

 *桜井茂男 編「楽しく学べる最新教育心理学」図書文化
 *ピーター・ミットラー著 山口薫訳「インクルージョン教育への道」東京大学出版
 *山口薫 編著「増補版 学習障害・学習困難への教育的対応」文教資料協会
 *S.E.N.S養成セミナー「特別支援教育の理論と実践 Ⅰ概論・アセスメント」金剛出版 


…ということで、ナントカ~カントカ~格好だけはつけたつもりですが

まずは、担当の教授の出題の意図に適っているかどうか…

さらには、皆様に伝わるような言葉にできているかどうか…

まだまだ課題は山ほどありますが、
皆様にも、もう少しの間のお付き合をいいただけましたら幸いです!

とここまで書いていたら…

kirikouが大きな声で呼んでいます!!

「雪ダルマができたから、見に来てよ~~!」

「ホント~!!お父さんも一緒に行こうよ~!写真機は、ドッカにあったけ~?」

ということで

我が家は、いっつもどこかでバタバタとしたアワテンボ~揃いです。

サテと…私もテキストや資料を忘れずに持って

スッテンコロリンなども、この年齢になると大事になりかねませんので

足元には、くれぐれも気をつけて…そろそろ、お出かけしてきますね~!!


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2 コメント

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report (RAM)
2008-02-08 00:03:47
こんばんは^^
ちょっとご無沙汰しておりました;
レポート、具体的な事例をあげて検討するまでは求められていないのでしょうか?
返信する
鋭いご指摘ありがとうございます!! (風待人)
2008-02-08 09:45:46
RAMさま

今回は「教育心理学」のレポートで

その中での課題ということと、1600字という枠にキビシイ印象の先生でしたので・・・
具体的な事例まで触れることが出来ませんでした。

(カウンセリングⅡという科目の担当教授で
以前スクーリングを受けたことがあるんです。)

事例についてなどは・・・
特別支援教育関連の科目の中で取りあげています。

(参考までにhttp://www.seisa.ac.jp/information/ld2.html

来年度からは福祉関係の講座も充実するようです。
(通信制というムズカシさは確かにありますが、
講師陣もスタッフも、とってもアツくて素敵なんですよ~!)

石の上にも3年・・・と言いますが

ようやく全体像が掴めてきた感じで
これから具体例や実際の手立てを模索していく・・・という段階に
くることが出来たかしら~?というところかもしれません。

まだまだ先は長いようで・・・
コチラの体力気力との追いかけっこ・・・になりそうです。

また、いろいろと教えてくださいね~!!
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