観劇三昧:第4回30GP S☆J Lab×二朗松田「屍体は歩かない」
2019/4/26
舞台のリハーサル中にとても残念なことが起きる話。
暗転時の見え方がネタになっているので、本来なら映像ではなくライブで体験したい感じ。
撃たれて死ぬ仕草が何度も見てもかっこいい。人が一瞬で物になる感じ。
話に合わせた作り物感のある演技といちいちきれいな仕草。
短い時間で白女優と黒女優がオセロのように関係がひっくり返る構成。ライトなブラックスワンだった。
衣裳の件も、たぶん、(劇中の)初期の演出プランにはあったんだろうなと思わせる。
本来のヒロインであるタクシー探偵が、人の台詞まで結構ちゃんと覚えていて健気。
撃たれたらどうなるんだろうと思っていたら、ちゃんと面白い感じで死んでいた。昔のK‐1を思い出した。
「車の中はよくない」という踏み込んでくる台詞。
現場が死ぬほど迷惑するので、舞台上だけでもきちんと死んでおいてほしい。
劇団名 火曜日のゲキジョウ
公演時期 2019/01/25
地域 関西
出演
内田郁子(ミクル・ミュージカルカンパニー)/土井郁己(プライムオーダー)/山口瑛子(劇団乱れ桜)/室屋和美
スタッフ
脚本・演出:二朗松田(カヨコの大発明)
あらすじ
ある劇団事務所にて拳銃による殺人事件が発生する。犯人は女優。被害者もまた女優。そしてその二人の確執の影には劇団演出家の存在が…。新シリーズ「タクシー探偵淳子」、珠玉のサスペンス巨編!ていうお芝居のリハーサル風景。
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