遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

走メモ(レッツ豊平往復コース)

2011-11-30 14:32:12 | 走メモ
2011/11/30

レッツ豊平往復コース

往路9.68km 73:08 7'33"/km 11260歩
復路8.52km 57:52 6'47"/km 9908歩

履歴見てみたら11/4以来のジョギング。
思ったより普通に走れた。でも、やはり街中は走りにくい。
おまけに雪で足場が悪く、ジョギング日和というには程遠い。
それでも走ったのは、稽古場代のお支払いと、運動不足解消と、アイディアを拾うため。
往路は道を間違えたので長め。豊平川から向こう側の地理は難しい。
あとauラン&ウォークの走行履歴を見ると結構誤差があったので、実際はもっと走っているっぽい。
復路はさすがに足が重くなった。
最後に20km近く走ったのはいつだろうと見てみたら、5月の豊平川マラソン以来だった。
今年はなんにも走らなかったなあ。
音オトモは、荒川強啓のデイキャッチ。
山田五郎や宮台真司の話を聞きながら走る。
面白いんだけど、ペースは上がりにくい。

※関係ないけどチャイナパークのあんかけヤキソバ(大)。
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ブラッド・ピット主演「マネーボール」

2011-11-27 21:50:26 | 映画を見てきた
2011/11/25

アメリカ人のベースボール観は、案外難解なので、どこに重きを置いて見たらいいのかがよくわからない。
弱小球団が画期的な「なにか」を得て快進撃する話として見ると、わかりやすいけど、つまらない。
確実に面白かったのは、各登場人物の存在感。連敗で荒れるオーナー、移籍や解雇を告げられる選手、理不尽な要求を突きつけられる監督、いちいち本物っぽい。
そして、誰もが少しずつ人間性に欠陥がある。
身近にいて仲良くなりたいとは思わないけど、一歩下がって見ると非常に愛らしい。
つまり、全員、映画の登場人物として理想的。
派手なシーンは少ないけど、一人一人の人間性と、彼らの駆け引き、やりとりを見ている限り決して飽きない。
クライマックスで主人公のGM(ブラピですってよ)に訪れる劇的な転機も、彼の内面の問題から解決させる。こういう処理はうまい。

※「僕はこれを上品ととります。」BY 宇多丸(ライムスター)
コメント (2)
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劇団怪獣無法地帯「猫と針」

2011-11-19 00:47:42 | 演劇を見てきた
2011/11/18

エンターテイメント作品とはちょっと違う。
恩田陸・作の既成台本。
いかにも小説家が書いた戯曲という感じで、とにかく言葉が多い。
人間関係を細かく細かく表現しているので、気をつけていないと見ているほうは置いていかれる。
けっこう一生懸命見たつもりだが、半分くらい、置いていかれたような気がする。
役者さんたちは、その小説家の言葉に真っ向から挑んでいった感じ。もっと音や光を使っても良かったと思うけど、そういう演出を選択していなかった。果敢。
もう一度、見たらいろんな発見がありそう。
興味のある人には再観をオススメしたい。
大学時代からの同級生の死をきっかけに、現実と虚構が逆転したりしなかったりする話。
特別に斬新な題材ではない。
ただ、後半の仕掛けは見たことない感じだったので、おもしろかった。
テーマの選択よりも表現の仕方が大事という教訓を得る。

※パンフに出ていた次回公演のタイトルがひどい。要注目。
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弦巻楽団「テンプテイション」

2011-11-16 22:54:11 | 演劇を見てきた
2011/11/15

舞台奥一面に、墨絵で森の風景。
見た目から気合が入っている。
これだけ派手な美術があると、演出にしろ、役者にしろ、「負けない」のが大変だと思う。
それがきれいにまとまっていて、違和感がないだけでなく、作品の雰囲気をうまく引き立てている。このあたりはうまい。
小学生のときに死んだ同級生は、ほんとうに事故死だったのか。
大人になった登場人物たちが、彼女の死の原因をさぐる話…と見せかけて、それぞれの登場人物が、それぞれの意志にしたがって、ときどきぶつかったりすれ違ったりしながりしながらなんとなく真相にたどりつく。
問題解決のための強い意志をもった人間がいないので、群像劇の面白さに近いのかも。
あと、百人一首を聞くとなんか眠くなる。
これは役者さんとか演出さんとかの問題じゃなくて、そういうもんなんだと思う。
カルタは見るよりやるものなのかしら。
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ブング・ジャム「筆箱採集帳」

2011-11-14 22:12:04 | 読書感想文
筆箱採集帳 (趣味しゅみ画報)
クリエーター情報なし
ロコモーションパブリッシング



2011/11/14

学生から会社員、社長、舞台女優に神主さんまで、とにかくいろんな人の筆箱を並べた本。
こだわっている人は物凄くこだわっているけど、こだわっていない人は全くこだわっていない。
人によっては筆箱ですらなく、手帳だったり、バッグだったり、胸ポケットだったりする。
こういう本にありがちな「これが見本だ!」的な押し付け感がない。
それでいて茶化しているわけでもなく、各ページの「筆箱」に添えられている文章には、一定の敬意を感じる。
また、入っている文具も高級万年筆や化粧筆のような「いかにもその職業が持っていそう」なものばかりではなく、コンビニに行けばすぐ買えそうなリーズナブルなものも多い。
そして、几帳面にもそれらすべての文具のメーカーと品種を載せている。
要するに文具に対する愛情があふれている。
こういう本は気分転換にちょうどいい。

※最近、気になっていたフリクションボールをついに購入。主戦力候補。

◎左から
トンボ MONO消しゴム
メーカー不明 色鉛筆(赤)
無印良品 筆ペンソフト 黒
パイロット オプト シャーペン
パイロット フリクションボール 青
…めんどいので以下略。 
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上杉隆『上杉隆の40字で答えなさい ~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~』

2011-11-11 00:38:25 | 読書感想文
上杉隆の40字で答えなさい  ~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~
クリエーター情報なし
大和書房




2011/11/10

ジャーナリストの上杉隆が、政治と社会の実情を、皮肉たっぷりに40文字で解説する。(たまにハミ出る)
これがまた池上彰なみにわかりやすい。さすがにこども新聞は無理でも、反抗期の中学生新聞なんてものに載ったら、人気出そう。
上杉隆の政治的・社会的な主張を、全体的に手っ取り早くつかむにはいい本かもしれない。
例えば、「官僚の仕事とは何か」という設問に対して、『意味不明な仕事を勝手に作り、次にそれを守るために一丸となって予算の獲得に努めること。』とある。
また、あなたが考えるアメリカのよさとは何かという設問に対して、こう答えている。
『ウソに対しては厳しいが、ミスに対しては寛容。失敗が許される社会であること。』
いい集団ってこういうもんだと思う。
アメリカがそうというよりは、日本が真逆を向いているのではないかという皮肉になっている。
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上杉隆「小鳥と柴犬と小沢イチローと ー日本を面白くしてしまった政治家47人の罪と罰」

2011-11-09 23:18:07 | 読書感想文
小鳥と柴犬と小沢イチローと ー日本を面白くしてしまった政治家47人の罪と罰
クリエーター情報なし
ビジネス社



2011/11/9

小沢一郎のことはそんなに書いていない。
いろんな政治家の取材エッセイという感じ。
議員秘書の経歴を活かして、まるで近所の定食屋について語るように、軽い調子で総理やら閣僚やら知事やらの思い出や悪口を書いている。
冗談が混じりすぎていてどこまで本当かわからないけど、読みやすいことこの上ない。
それにしても、なんで政治家ってこんなに「悪口を言っていい存在」なんだろうか。
イジメがダメなのはみんなの共通認識のはずなのに、政治家は例外。
政策批判の域を超えて、ただの悪口を言われている人をよく見かける。
似た境遇の職業にプロ野球選手があるけど、こっちは結果を出せばたまに褒められることがある。
政治家には人権がないんだろうか。
そんなことを考えてしまうのは、この本に登場する政治家たちが、お茶目かつ人間的に描かれているから。
同じ悪口でも腕を感じる。

※ナベツネがハムスター飼ってるってほんとなのかな。
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intro「蒸発」

2011-11-07 23:12:46 | 演劇を見てきた
2011/11/7

なんでこんなに男性陣の演技が子供っぽいのかという疑問に対して、「演出家(イトウワカナさん)には男の人がそう見えているから」という仮説を立ててからは、特に楽しく見れた。
同じ果物を描くにも画家によって出来上がる絵がまるで違うように、男の人の描き方にも色々ある。そして、的確かつ偏っているほうがおもしろい。
そういう意味で、男の人がいやーな気持ちになるのはしょうがない。ぜんぜん的外れだったら、鼻でふふんと笑えばいいんだけど、納得できてしまうので生ぬるく笑うしかない。
あくまで仮説だし、そのまんまではないだろうけど、当たらずとも遠からずだと思う。
家族というより「わたしから見た男の人」を書いた話みたい。
それはともかく、演出力が強すぎ。
例えば、般若心経を一言一句変えなくたって、役者さんの肉体や色んな効果を使えば、1時間半くらいは持たせられそう。
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INDENENDENT 2nd Season Selection JAPAN TOUR 今井香織×イトウワカナ『アフリカ産オスジロアゲハのメス』

2011-11-06 22:15:20 | 演劇を見てきた
なぜかアップし忘れていた。
一人複数役 視点の移動ほぼなし
会話体・独り言

システムがいちばん変わっていた。自分の知る限りだけど新しい。
一人芝居の会話は、たいてい相手をいることにして話すわけだけど、この作品の場合、相手からのリアクションをほとんど表現していない。
だらしない表現をすると、言ったら言いっぱなし。
一つ一つのセリフは「会話」の断片だが、連続性がないので、文脈で意味を取ることができない。
それでいて、矢継ぎ早に繰り出される一方的なセリフには、生活感があって、リズムもいい。
まるで音符を並べるように会話の断片を並べている。
抽象画を見たときの味わい方に近いかも。
こういうのを気持ちよく配置できるのはセンスなんだろうな。
演じる今井香織さんは、こんな暴れ馬みたいな本によく乗っかれたもんだなと感心。
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走メモ(自転車サルベージコース)

2011-11-05 02:47:03 | 走メモ
2011/11/4

自転車サルベージコース

5.25km 32:45 6’13”/km 6110歩

街中で自転車の鍵を落とした。
すすきのに自転車を放置し、帰宅。
真夜中になって家にあった予備鍵をポケットに入れ、すすきのへ走る。
夜は自転車が怖いので嫌いなんだけど、ここまで遅いと(深夜1時スタート)、わりと大丈夫だった。
むしろ人気のない道路を走るのは気持ちいい。
夜でもちゃんと目立つような対策をすれば、今後どんどん走ってもいいかもしれない。
なにかいい光るものはないかしら。
ペースは、最近またやりはじめた腹筋が功を奏したのか、なかなかよかった。
まだ若いといえば若いので、タイムを意識して走ってもいいんじゃないかというような気もしてきた。
今からがんばると、5000mどんくらいのタイムで走れるようになるのか興味がある。
音御供は、高田文夫のラジオビバリーヒルズ。清水ミチコの安めぐみモノマネがひどい。

※ニューアカシアの「からあげライス」弁当(本文とは全く関係ない)
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