遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

ナネット・バースタイン監督「アメリカン・ティーン」

2012-02-29 23:36:33 | DVD・VHS・動画など
2012/2/27

・見るきっかけは、ライムスター宇多丸のシネマハスラー。
・アメリカのごく普通の地方都市のごく普通の高校生たちの日常を追ったドキュメンタリー。
・アメリカ人の日常は、日本人の非日常だった。
・主要人物は「女王さま」「バスケ選手」「オタク」「反逆児」。主に彼ら彼女らの日常を追う。
・「反逆児」、ただの映画監督志望の女の子だった。
・「オタク」、ただの女好きだった。
・「女王さま」はまさに女王さまだった。
・「女王さま」ことメーガン。この映画の見どころになるくらい、見た目から悪人っぽい。
・「バスケ選手」はバスケやってるだけだった。でも、お父さんがプレスリーのコスプレしてた。日常における不条理感がよかった。
・巨漢のチアガールは、なんなの?
・ドキュメンタリーとは言うものの、出てくる人たちが全員弁舌たくみすぎだったり、化粧濃かったり、日本人の感覚だととにかくフィクションっぽい。彼らが当たり前のように日常生活を送っている。違和感強い。
・フェイクじゃないはずだけど、みんなよく喋れる。マイケルムーアの映画を見たときも思った。
・フェイクじゃないとしたら、どうやって撮ったんだろう。カメラが近すぎるし、プライベートに入りすぎている。不思議。
・巨漢のチアガールが、ちゃんと「オタク」の彼の後ろを通り過ぎていく。
・構成が巧み。飽きない。
・日常の浮き沈みのバランス配置が上手かも。
・でも、登場人物はあんまり覚えられない。
・普通に彼らが博士帽をかぶって卒業している絵面がおもしろい。
・でも、同じ人間感があってちょっと感動的。
・アメリカ人だからって博士帽が似合うとは限らない。
・映画監督志望のハンナはかわいらしかった。もしかしてと思ったら、監督が女性だった。
・とても共感できそうにないほかの人たちも、終わる頃にはそれなりに幸せになってほしいと思えるから不思議。
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【札幌短編演劇祭2012】サッポロ・ショーケース

2012-02-26 23:49:58 | 告知
普段は年に一回やるかどうかのエンプロが、
たった一ヶ月ちょっとしか間を空けずに公演します。

と言っても自分たちが主催する公演ではなく、
「サッポロ・ショーケース(SSC)」というイベントで
短編作品を上演することになったのです。

作品名は『エンプロの「箱」』
出演者は三島祐樹梅津学!!!

エンプロの公演としては画期的な男性二人芝居です。
果たして遠藤一人でこの「野獣」二人を演出しきれるのか。
そのあたりも見どころと言えば見どころです。

さて、SSCでは、全11団体で11作品もの短編を上演します。
その11作品は、4つのグループ(プログラム)に分けられているので、
4つのうち1つ選んでチケットを購入していただくというシステムです。
(もちろん、複数のグループのチケットを購入されてもOKです)

わたくしどもエンプロは、
「ススキノ・ラフィン」というグループで上演します。

このチケットを購入していただくと、エンプロのほかに、
星くずロンリネスさん、TBGSさんの公演も見ることができます。
1枚のチケットで3作品(各20分程度)見られるわけですから、お得です!
概要は下記のとおりです。

《札幌短編演劇祭2012 サッポロ・ショーケース》
■日時
 2012/2/25(土)17:00から(ススキノ・ラフィンは17:00開演)
 2012/2/26(日)13:30から(ススキノ・ラフィンは16:30開演)
■料金
 1プログラム前売800円 当日1,000円(1DAY-PASS:1,800円/限定50枚)
■会場
 生活支援型文化施設コンカリーニョ
(札幌市西区八軒1条西1丁目 ザ・タワープレイス1F)

イベント詳細は、こちらにて↓↓
「サッポロ・ショーケース2012」HPhttp://www.sapporo-show-case.com/ 
※1DAY-PASSをご希望の場合は、上記URLより直接お申し込みください。

エンプロを含む「ススキノ・ラフィン」のプラグラムチケットをお求めの方は、
こちらのURLからお申し込みいただけます。
「Sapporo Show-Case《サッポロ・ショーケース》 2012」予約ページ http://ticket.corich.jp/apply/33570/008/

もちろん、いつもどおりメールでお申し込みいただくことも可能です。
メールの場合はこちら → endoupro@yahoo.co.jp
メールでご予約の際は、本文中に下記の項目をご明記ください。
エンプロからの返信を持ってご予約完了といたします。

■必要項目
・公演日時
・ご希望のプログラム名(エンプロの場合は「ススキノ・ラフィン」)
・購入枚数
・名前(フリガナ)
・電話番号

どうぞよろしくお願いします!

※画像は北海道型の雲。深い意味はありません。
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サッポロ・ショーケース

2012-02-26 00:55:08 | 演劇を見てきた
2012/2/25

サッポロショーケース、全部見た。

ドライバナナン。
会話の滑らかさにやられた。すごく自然なのにフックが効いていてちゃんと印象に残る。描く対象よりも描き方が重要という感じ。よく磨かれた会話だった。それだけで見る価値あり。

セッション。有志による即興劇。
長流3平さんのはしゃぎっぷりが尋常じゃなかった。はしゃぎすぎて怒られる40代男性を久しぶりに見たような気がする。いちいち目を引くし、舞台に対する恐怖心がまったくなさそうな感じ。舞台上であんなに自由でいいもんなんだろうか。

即興組合。
見たのは二回目だと思うけど、前に比べてもずいぶんおもしろかったような気がする。
音響まで即興で入っている。演奏のすごさがはっきりわからないのが残念。

あ、エンプロというところも超おもしろいよ。
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逃避ラン「衣裳お借りして稽古へコース(自宅~あけぼのA&Cセンター~レッツポプラ)」

2012-02-24 01:38:30 | 走メモ
2012/2/23

衣裳お借りして稽古へコース(自宅~あけぼのA&Cセンター~レッツポプラ)

時間:大体115分位 距離:14km弱

例によってauのrun&walkが場所を感知できず概算。寒いとダメっぽい。
とにかく足元が悪い。
絶妙に不快な量の水っぽい雪が積もっている。
おかげで稽古に少し遅刻してしまった。
途中、あけぼのA&Cセンターにて、演劇公社ライトマンの重堂元樹さんに、サッポロショーケースで使う衣裳をお借りする。
ただ、自分は雪と汗でずぶぬれ状態。
かなり不審者というか何かの被害者というか、世間話ができる感じじゃなかったので、受け取ってすぐ退散。
稽古の邪魔になってもいけないし。
(ちなみに、重堂さんもドライバナナンでサッポロショーケースに参戦です!)
ペースはボロボロだったど、そのへんはもうどうでもいいわ。

※演劇公社ライトマン、気合はいってます。
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風蝕異人街「阿呆船」

2012-02-20 23:25:10 | 演劇を見てきた
2012/2/19

初めての風蝕異人街。
受付で、クリップつきの下敷きと一緒にパンフを渡される。
アンケートを書かずに下敷きだけ返すのは気まずくなるような仕掛け。考えすぎか。
連続性のほとんどないセリフや動き。
奇異なビジュアルや言葉が乱暴に延々と観客席に投げつけられる。
物語として見ればわかりにくいけど、提示されるビジュアルや声だけで十分たのしい。
あらすじとか、評価とかを知ればわかったような気にはなるんだけど、色々勉強して理屈をつけるよりも、見ていて気持ちいいかどうかで判断したほうがいいような気がする。
登場人物たちが、ちゃんと頭がおかしい人に見えるのも、日常で見られないものを見ている感じがしてうれしい。
そういう意味で、意外とふだん演劇を見ないような人でも楽しめるんじゃないだろうか。
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TPS公演「亀、もしくは・・・。」

2012-02-19 23:31:15 | 演劇を見てきた
2012/2/19

1時間程度の短いお話。ZOOはぎゅうぎゅう。
ひさしぶりに関係者じゃない人の隣で観劇。
精神病院のお話で、正常な人と異常な人の境界線はどこにあるのかということがテーマ。
お話の展開は、精神病院モノとしてはごく基本的だと思うけど、ひとつひとつのエピソードをきっちりしっかりしているので、お客さんも安心して笑っている感じ。
個人的には、体調が悪かったので、頭では「ここが笑えるところ、ここが笑えるところ」と理解しつつも、声を出して笑うところまでは至らず。残念。
役者さんでは、菅野公さんの演技を初めて拝見する。すごい存在感。
構造的には、かなり熱演している前半パートと、ほとんどアドリブにしか見えない後半パートに分けることで、全体、特に前半部分のコミカルさが増す。
なので、先にあらすじを知っておくとか、台本読んでおいたほうが楽しめたかも。
そういう意味でロングランってすばらしい。
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イナダ組「このくらいのLangit」

2012-02-16 01:44:05 | 演劇を見てきた
2012/2/15

ツイッター上でかなり高評価だったので、期待値が上がり過ぎた状態で観に行く。
ギリギリで到着して席に座ると、隣がレッドベリースタジオの飯塚さん。
なぜか関係者の隣の席が続いている。
それにしても飯塚さんは色んな芝居の客席にいらっしゃる。
お話自体は、演出や役者さんの演技で、演劇的な盛り上がりはあるものの、ちょっとびっくりするくらい救いがなかった。
人の死に方の後味が悪い。ほんとはもっと暗い話として見せてもいい話なんだろうけど、今回はそういう演出ではなかった。
廃品業者(?)に売られた男がおもしろかった。
演じているのは納谷真大さん。道に迷ってるだけなのにそれがおかしい。
間の取り方なんだろうけど、ああいうのは練習でできることじゃないような気がする。
イナダ組は札幌を拠点とする団体の中でトップだと思うので、見ることができて良かった。ロングランすばらしい。
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演劇公社ライトマン「新しい友達」

2012-02-12 01:09:40 | 演劇を見てきた
2012/2/11

久々のBLOCH観劇。
偶然、隣の席にZOOの笠島女史。
最近、演劇関係者の隣に座ってしまうケースが多い。落ち着かない。
異文化交流モノとして宇宙人は、そんなに珍しくない。
ポイントは、その宇宙人を演じる地球人の役者が、どれだけ宇宙人っぽく見えるか。
そういう意味で、役者の田村嘉規さんがいい存在感を出していたと思う。
もちろん人間にしか見えないんだけど(人間だから)、宇宙人でもいいんじゃないかと思える程度に言動が地球人とズレているし、うまく笑いに結び付けていた。
あと、後半のパーティシーンもにぎやかでよかった。
ひとつひとつのエピソードというより、楽しい空気感が客席と共有できていた。
仮に状況が全くわかってない人に、このシーンをいきなり見せても、共感してしまうんじゃないかと思う。
こういうの大事。
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吉村芳之監督「劇場版テンペスト3D」(ネタバレコミ)

2012-02-10 23:17:50 | 映画を見てきた
・今回もまったく事前知識なし。
・19世紀琉球王朝の話。
・仲間由紀恵が男装して琉球王朝の高官・孫寧温を演じる。
・女性であることを隠している設定なのに、割と早い段階で4人(怪しい女、兄、清の宦官、谷原章介)にバレる。兄はともかく、不注意すぎ。
・仲間由紀恵が服を脱いだら、龍が出た(比喩なし)。なんで?
・たぶん長いスパンでの話をしているんだろうけど、仲間由紀恵がまったく経年変化してないので、時間経過が全然わからない。
・GACKTが仲間由紀恵に具体的にどんなエロいことをしたのかがわからないので、彼女がどこまでショックを受けたのかもわからない。
・仲間由紀恵に期待されているのは色気じゃないことを重々承知した上で、それでも「男なりすまし」作品でこの色気のなさは奇跡的。
・男装している仲間由紀恵のほうが美人。
・作品のリアリティレベルを逸脱してまで、魔法アイテム(見た目、安っぽい曲玉)を出す意味は?
・仲間由紀恵とGACKTが崖から落ちるシーン、自分が劇場で見たすべての映画の中で屈指の事故映像。
・曲玉の魔法設定なくていい。男装している高官の話だけで十分おもしろいはず。邪魔。
・「ぼく」のカンザシが凶器として現場に残っていたのなら、真っ先に疑われるべきはお前だろう!あげたなんていいわけになるか!
・3Dだと画面が暗くなるし、人がゆがんで見えたりするので、飛び出す映像にする必要がないなら普通に撮ったほうがきれいだったはず。
・3Dで良かったと思うシーンはなかった。
・後半、いつ誰が何をしたのか、まったくわからなくなった。時間軸を無意味に動かしすぎ。
・きちんと方言を話せるおばあちゃんがいることで、かえって主要役者の標準語が作り物っぽい。逆劇中劇効果。
・GACKTはサイコー。
・原作やテレビドラマはきっと面白いんだろうと思う。
・脚本の飛躍を演出(監督?)が放置することで、飛躍は欠点として残ってしまった。向き合え、逃げるな。
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逃避ラン(レッツの稽古場お申込みコース)

2012-02-08 22:34:39 | 走メモ
2012/2/8

レッツの稽古場お申込みコース

129:39 14.6km

サッポロ駅前からスタートし、レッツポプラ(白石)とレッツアカシア(北区)で稽古場代のお支払いをして帰宅。
申請書を書いているのもぜんぶコミの時間。
暗いし、足元は凍ってるし、着替え背負ってるしで、コマメに時計を止めててもろくなタイムにはならなかったと思う。
そして、auのrun&walkだと4kmちょっとしか走っていないことになっている。
電池が切れそうだったからかも。
今回も走っている途中で、いくつか脚本のアイディアが浮かぶ。
こういうのは、走ってると頭の中が単純化するのがいいのかもしれない。
今年は伊達市のハーフマラソンに出たい。札幌からの送迎バスもあるみたいだし。
フルマラソンも走りたい。
「忙しい人ほど走っている」ことをキモに命じてこの一年がんばろう。

※通りすがりの札幌諏訪神社でおまいり。
コメント (2)
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