遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

エドマンド・グールディング監督『グランドホテル』(1932年)

2015-01-28 15:21:40 | DVD・VHS・動画など
グランド・ホテル/カヴァルケード(大帝国行進曲) [DVD]
クリエーター情報なし
オルスタックソフト販売


2015/1/28

・ホテルの宿泊者たちの悲喜こもごも。
・のちにグランドホテル形式と呼ばれる定型を作った脚本。
・ゴチャゴチャしてそうなので吹き替えを選択したけど、登場人物の個性がはっきりしていて字幕でも問題なさそう。
・さすが元祖。
・構成かっこいいけど、ヘタにマネすると大やけどしそう。
・合法なクズと非合法な紳士の対比がきれい。
・勉強になる。これで80年以上前の作品とは。
・三谷幸喜の『THE有頂天ホテル』を思い出しながら見る。
・西田敏行や役所広司にオファーしたい気持ちがわかる。
・耳が尖ってる人もいる。
・ユーモアがいちいち切ない。
・ルイジアナフリップ。
・私の部屋を使うといい…。
・「それも人生ってやつさ」の考え方が好き。
・予想どおり資料としては役に立たなかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

〔南極日和〕制作班『南極日和 - 極地を「仕事」にする人たち』

2015-01-25 22:46:48 | 読書感想文
南極日和 - 極地を「仕事」にする人たち
クリエーター情報なし
実業之日本社


2015/1/25

・南極で働いた経験のある人たちの手記集。
・映画の『南極料理人』を見ていたけど、それでもまだまだ南極に対する先入観があった。
・凍ってない湖がけっこうある。
・寒いところはやたらと寒いけど、真冬の北海道より温かいところもある。
・一部、岩盤が露出している。
・コケ坊主。雪まりも。
・わりと女性も働いている。
・昭和基地は南極大陸にない。
・ドームふじ基地は、富士山より標高の高いところにある。
・文字どおり、世界の果てまで行きたくてしょうがない人たちの話は、とてもたくましいし、味わいがある。
・しかし、小堺一機の父親が、けっこう軽いノリで料理人として参加している。
・季節感は積極的に作るもの。
・たぶん自分は一生行く機会はないと思うからこそ、興味深く読めた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BLOCH PRESENTS『大喜利寺 ~ 誠意』

2015-01-24 22:18:13 | レポート


2015/1/24

・なんだか心配になる宣伝ツイートに乗っかって見に行く。
・12人の出演者がひたすら「お題」に対して面白い回答を言い続けるイベント。
・どうしてもお寺ギミックが『一人ごっつ』を連想させる。お題の選択もそれっぽい。
・人数が多いとは言え、手数の多さと質の高さで笑った。
・南参さんの泡立ってねえぞか、楽太郎くんの再現不可能な回答のやつが瞬間最大風速。
・形式がシンプルなぶん、各出演者の個性や関係性が見える。
・観客から収集したお題の質が高い。
・あと、お題が浮かばなかったら相談や悩みを書いて、という誘導のしかたがうまい。
・オーギリングの手間のかかり方と正反対。チケット代あんまり変わらないのに。
・個人的なMVPは楽太郎くんとアキト。ライバルっぽい雰囲気を感じる。想像コミで楽しむ。
・オーギリングで一騎討ちしてほしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三輪康子『日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人』

2015-01-23 19:15:08 | 読書感想文
日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人―怒鳴られたら、やさしさを一つでも多く返すんです!―
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社


2015/1/21

・サービス業の武勇伝話は、読んでるとしらけることも多いんたけど、ここまで極端だと飽きずに読める。
・やたら文中に「ヤクザ」という単語が出てくる。
・「おもてなしとは、命を張ること」って物騒すぎ。
・「歌舞伎町のジャンヌ・ダルク」なんて、ちょっと中二感のある二つ名に説得力を感じるほどの狂気レベルの善意。
・誇張がなくても、たまにならそういう人は実在しそうで怖い。
・「お客様に、私は殺せません!」。
・「包丁持ってきて」。
・脚本の題材にもなりそうだけど、『HOTEL』よりもこの本のエピソードのほうが作り物っぽいという問題。
・こういう本を読むたびに、「スタッフはちゃんとした給料もらってるんだろうか。サービスだけ搾取されてないだろうか」と思ってしまうのは、我ながらひねくれている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ROMA(第1・2話)』

2015-01-22 21:32:23 | 映画を見てきた
ROME[ローマ]ブルーレイ コンプリート・ボックス(10枚組) [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント


・BR試写会。
・古代ローマのカエサルのあたりの話。
・そのカエサルがピエール瀧にしか見えない。
・製作費200億円以上というだけあって、見た目が完全に古代ローマ。
・これが映画ではなくて連続ドラマのセット。日本じゃ考えられない。
・このセットは映画『テルマエ・ロマエ』で使わせてもらっていたそう。加えて、登場人物の見た目や衣装、小道具など、世界観の親玉感がハンパない。
・やっぱり誰が誰だかわからなくなるけど、カエサルがピエール瀧に似ているので、なんとかついていける。
・戦闘シーンに様式美がまったくない。完全に殺し合い。さすが欧米のドラマ。
・セックスシーンもちゃんと見せる。この世界では、後背位がスタンダードなのか。ほんとにそうなのか。
・カエサルのシーン、ひとつくらいピエール瀧に入れ替わってても気づかなさそう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉田豪「聞き出す力」

2015-01-17 18:47:43 | 読書感想文
聞き出す力
クリエーター情報なし
日本文芸社


2015/1/15

・プロインタビュアー&プロ書評家の吉田豪が、珍しく自分の仕事論を語った本…だと思う。
・ただしインタビューおもしろエピソード集にそれっぽい教訓をくっつけて体裁を整えているだけのように見えなくもない。
・自分語りには興味がないという著者の「大いなる空洞」ぶりが際立つ。
・それでも、行動の集合がその人となりを表すように、外枠から実態を予測することはできる。
・江頭2:50との駆け引きが素敵過ぎ。
・最後には『聞く力』の阿川佐和子との対談。
・その中で語られていた、結婚という通過儀礼を済ませてないからこそ、自分の性によるバイアスをかけずに距離感を作ることができるという話。
・脚本書くのにも通じるかも。
・あと、「阿川、ブッ潰す!」と、ジョークでも吉田豪がここまで感情的なセリフが書いてあるのは貴重なのかも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊藤三巳華「視えるんです。 ミミカのとおの物語」

2015-01-16 12:56:06 | 読書感想文
視えるんです。 ミミカのとおの物語 (幽BOOKS)
クリエーター情報なし
KADOKAWA/角川書店


2015/1/15

・このシリーズが好きなので読む。
・とりあえず、よくわからないけど「視える」人が著者。
・楽しむには、フィクションでもノンフィクションでもどっちでもいいやという曖昧な態度が肝心。
・たぶん視えてるところまでは本当で、あとはそれをどう解釈するのかの問題。
・遠野物語を舞台にしたオカルトエッセイ。
・カッパに会いたくてあちこち回っているのが、仕事だというのだから羨ましい。
・いろいろ使えそうなキラーフレーズを見つけてメモる。
・木と話す感じとか、感覚を合わせる感じとか、今までより能力が、具体化していたような気がする。
・霊感も、世の中を複眼的に見るツールとして優れているなと思う。
・まるでそっち方面の才能がないので、その点でも羨ましい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロン・ハワード監督「ラッシュ/プライドと友情」

2015-01-14 21:08:46 | DVD・VHS・動画など
ラッシュ/プライドと友情 [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン


2015/1/14

・二人のF1レーサーの戦いを描いている。
・ほぼテンプレと言ってもいい、正反対の性格のライバル同士の競い合い。
・だが、それがかっこいい。
・ニキラウダ。語感がいい。声に出したくなる名前。
・実話だけど、素材が強烈なので、作り物っぽい演出がなくても十分集中力が維持できる。
・レースシーンの迫力。
・大怪我負った人怖い。耳。骨。
・日本で旗を振る人は、ほんとにあんな感じだったんだろか。
・死神の鼻を明かすのが勝負師。かっこいい。
・ニキラウダの選択が大人すぎる。
・囃す人とリスクを負う人のギャップについて考えてしまう。
・もっと派手な演出もできたと思うけど、素材の良さを活かした真面目な作品だった。
・その点で「42」を思い出した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌オーギリング「ウィンターフリップボード」

2015-01-12 21:57:00 | レポート


2015/1/12

・大喜利に、チーム戦の要素を加えて大河ドラマ的なストーリーを見せるイベント。
・メッセホールからBLOCHに場所を移して2回目の観戦。
・満席。窮屈でもお客さんは結構リラックスしてて楽しげ。
・どう考えても手間のかかることを、あえてチープに見せるさじ加減の良さは相変わらず。安定感。
・今回の大会MVPは喰魔骸。マイクアピールと回答スタイルが一致してきていて、ちゃんとかっこいい。ヒールとしての煽り方も板についている。
・ほかの選手も、2回目だからか、それぞれ愛着を持って見ることができた。
・次回は未定。ペース配分がかなり難しそうだけど、長いスパンで続けてほしい。
・そのためにも、近辺の腕に覚えのあるいろんなジャンルの人がみんな参加したらいいと思う。
・今回は目につくところに台本は置いてなかった。

※この「難しいことはやりません」感。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前田佳子「伝説コンシェルジュが明かすプレミアムなおもてなし―お客様の望みをすべてかなえる方法」

2015-01-10 20:46:30 | 読書感想文
伝説コンシェルジュが明かすプレミアムなおもてなし―お客様の望みをすべてかなえる方法
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社


2015/1/10

・「伝説」のコンシェルジュがサービスの心得について書いている。
・仕事に対してものすごく前向きなので、共感しにくい。
・ネガティヴなことは、ほとんど書かれていない。あってもかなり抑制されている。
・前向きなのは本人だけで、実は周りの人は結構大変なんじゃないかと想像してみる。
・著者の収入によっても見方が変わりそう。ちゃんと給料も「伝説」なりにもらってるんだろうか。
・これだけ前向きに仕事してて、給料安かったら、ただのサービスを搾取されている人になる。
・そのへんも仕事のできない者のヒガミだと言われたら、それはそれで納得してしまうけども。
・あと、お客様のために飛行機を遅らせたエピソード(結果的に、だけど)は、今だと問題になるかも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする