遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

『KING OF STAGE VOL. 13 ダンサブル Release Tour 2017』(札幌)

2017-12-30 23:12:13 | レポート

※ライブに不慣れゆえ、ネタバレの許される範囲を掴みかねてます。まだツアー続いているのでこれから当ライブに行く人はご注意ください。

2017/11/29

・ライムスターのライブに行ってくる。4年ぶり2度目。

・前回、開演ギリギリで後ろのほうになってしまったので、今度はあらかじめ荷物を近所のコインロッカーにしまい、開場早々に抜かりなく受付を済ます。

・なので、開演まで1時間近く立ちっぱなし。

・オールスタンディングの場合、前のほうでも背の高い人のすぐ後ろには不自然なスペースができる。

・白い幕の向こう側でミラーボールのような光がチラチラする。一瞬DJ JINの姿が透けて見えただけで歓声。

・定刻で幕が引かれ、『マイクの細道』のイントロ、『スタイル・ウォーズ』からの、それこそダンサブルなアルバム曲を熱唱、しょっぱなから大盛り上がり。

・大箱セットではあるけど、そこまで広い会場でもないので、宇多丸、Mummy-Dの両人が近い。

・ただただかっこいい。メジャーアーティストの存在感を見せ付けられる。物理的にも大きく見える。

・MCも安定の面白さ。特に害虫駆除のくだり。

・『back&Forth』も有難い思いで聴く。有難い。有難い。

・上につるされたボール状の物体に色々投影したり、突き当り壁一面に電光掲示板のようなものを配置する演出。

・集計くんには幸せになってほしい。

・ライブ慣れしていないので、どうしても手を振りながら大声を出していると、傍からどう見えるんだろうと気になってしまう。

・それでも、個人的に大好きな『POP LIFE』を唄ってくれたあたりでどうでもよくなる。

・『ONCE AGAIN』がなかったのは残念だけど、同じテーマの曲はたくさんあったような気がする。

・なにより、全力の『K.U.F.U』が聴けて何かが浄化された気分になる。

・『梯子酒』を笑いながら合唱する。

・北海道らしさを演出するため、イントロから「鍛高譚」の合唱を求められる。

・楽しすぎて悪酔いする。

・アンコールで始めに戻る感じも好き。

・ダンサブルなんてフィジカルかつエモーショナルなタイトルがついていても、MCを聞く限り、理屈を考え続けなきゃ死ぬタイプの人たちなんだなと思う。業が深い。

・4時間近く立ちっぱなしだったけど、楽しかった。

・あと、右肩が重めの筋肉痛。

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ピヨピヨレボリューション『凝り性のサンタ、苦労する』

2017-12-25 13:43:15 | 観劇三昧

観劇三昧:ピヨピヨレボリューション『凝り性のサンタ、苦労する』

2017/12/22

サンタクロースが、ある子供の本当に欲しいプレゼントを調査する話。

「サンタクロースがちょっと訳あり家族のトラブルを解決する話」というのは、この題材では定番中の定番だと思われる。

しかも、大部分が歌と踊りなのでパートなので、作家が物語に使える時間はホントに少ない。

求められているのも「似ているけど違う話」なんだろうから、どこに新味を入れたらいいのかは結構大変そう。

ここで出てくるサンタは凝り性が過ぎて仕事量が少なく、要領のいい同僚に仕事を取られてしまうという味付け。

対比的に出てくる仕事の早いサンタとセットで大人の組織は成り立っているんだと思う。

基本的に集団で唄ったり踊ったりするので、一部キレキレの人がいると目立つ。

「モケケ」ってほんとどうやって作ったんだろう。

あと、この物語部分に続いて、お楽しみイベントがあるとのこと。何やるんだろう。

 

《作品情報》(観劇三昧HP)
カテゴリー:ファンタジー
劇団名:ピヨピヨレボリューション

公演時期 2016/12/18
上演時間 01:02:02
地域:関東
出演者:
右手愛美/東理紗/maco/あずさ/六川裕史/新木美優/緋桜忍/鶴岡政希/森原彩夏/mizuki/早瀬さくら/土屋彩夏/西村優駿/吉村慧一郎(演劇ユニット パラレロニズム)/宮﨑良太(Theatre劇団子)/武藤心平(7%竹)/荻窪えき(X-QUEST)
スタッフ :
脚本・作曲:右手愛美/演出:匿名○希望/舞台監督・美術:佐藤秀憲(ステージメイツ)/照明:内山唯美(劇団銀石)/音響:高橋秀雄/編曲:豊田健甫(凝り性のサンタ、苦労する)/松本好機(ちょべりばペット)/楽曲制作:河内結衣(ちょべりばペット)/歌唱指導・コーラスアレンジ:おかざきめぐみ/WEB:小林タ

観劇三昧友達招待プログラム
http://kan-geki.com/signup/signup_register.php?route_key=krldq2epb0pj659jr86k
※ここから会員登録をされるとポイントがもらえるそうです。

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ヘンリー・セリック監督『コララインとボタンの魔女』(2009年)

2017-12-22 14:25:30 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

 

コララインとボタンの魔女 スタンダード・エディション [Blu-ray]
クリエーター情報なし
Happinet(SB)(D)

2017/12/22

・11歳の少女コララインが、引越し先の古い家屋にある謎のドアから、パラレルワールドに紛れ込む話。

・前に見た『KUBO 二本の弦の秘密』と同じライカ製作のストップモーションアニメ。

・ほとんどCGと見分けのつかないKUBOと違って、まだ人形のアナログ感が残っている。

・造形のよさもあるけど、コラライン自身のキャラクターも活発で愛らしい。

・何かを発見すると親に報告したくなっちゃうところとか、手持ち無沙汰でドアと戯れているところとか、一生のお願い(ただし一度とは限らない)の時の表情とか。

・夢見がちなお年頃の行動が網羅されている。どうやってここまで揃えたんだろう。

・子供の親離れの話にも見える。

・コラライン自身も、最初はただの小生意気な可愛らしい娘だったけど、きちんと主人公らしく成長する。

・オートミールが心底不味そう。

・全体的に食べ物の扱いが雑すぎやしないか。

・パラレルワールドでは登場人物の両目がボタン。違和感がしっかり出ていて、すごくわかりやすい。

・パラレルワールドのワイビーがさびしすぎるし、男前すぎる。これも理想のボーイフレンドだったのかも。

・中年独特の極端な体つき。

・特に人魚とビーナスの肌つやの生々しさ。

・魔女とのゲームが割とイージーモードだった。

・子供と大人が戦うんだから、魔女の強い力の反動で自滅するのが基本だと思うんだけど、都合いい感じでまとまっていた。

・ほんとは、コラライン自身、リアルとフェイクのどちらの世界を選ぶかの葛藤が描かれて然るべきだと思うけど、そういうシビアな選択をする必要がないくらい、見た目でわかりやすくなっている。

・親の立場で見ると、別の見え方になりそう。

・はっきりとは語られていないけど、子供のことを思いながらも、必死で現実との折り合いをつけている感じがにじみ出ている。

・母親の目の下の隈もちょっと気になる。

・この物語自体は幸せに完結しているけど、完結せずに頑張っている親も現実にはたくさんいるんだと思う。

【再生産】コララインとボタンの魔女/ コラライン 10インチドール レプリカ
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ネカ

怖い…。

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アダム・レオン監督『浮き草たち』(2017年)

2017-12-20 18:51:12 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

2017/12/20

兄の代理で運び屋を引き受けたダニーが、運転手役の女の子エリーと仲良くなっていく話。

エリーがとてもかわいいので、いかにも気の弱そうな彼でも一歩踏み出せる。

ダニーの母親は、真面目に働いている弟より、犯罪臭しかしない兄のほうが可愛がっている。

不合理だけど、ありがちな話。

女の子のほうもそこまで具体的には語られないけど、普段ひどい生活をしていることが匂わされている。

「SUVに乗っている=クソ野郎」という価値観と、「悲しみに慣れる訓練」という印象的なフレーズ。

2人は、クソみたいな現状にケリをつけたいという目的で意気投合する。

その過程の描き方が丁寧。

その丁寧さが原因なのか、結構悪いことしてるんだけど、きちんと二人に感情移入できるようになっている。

底辺の二人が、新しいスタートラインに立つ話で、『キッズリターン』を思い出した。

※そのかわいい女の子を演じたのは、グレイス・ヴァン・パタン。

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アレクサンダー・O・フィリップ監督『ピープルvsジョージ・ルーカス』(2010年)

2017-12-18 02:58:09 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

映画『ピープルvsジョージ・ルーカス』予告編

2017/12/16

スター・ウォーズのファンが、ジョージ・ルーカスへの愛憎を語るドキュメンタリー。

日本にもマニアはたくさんいるけど、やっぱり本場アメリカでは人生への影響力、というか破壊力の桁が違うように見える。

一方であらゆるジャンルのファン心理に通じるエピソードを煮詰めドロッドロにしたような普遍的な部分も見出せる。

傍観者としては、「そんなに苦しいならファンをやめたら」と思うけど、愛情が深すぎて離れられず、うっかり対象に攻撃的になってしまう。本末転倒。

さすがに日本で同程度の影響力を持つ映画作品はないけど、弱かった頃の阪神や昭和プロレスとファンの関係は近いと思う。

今も賛否が分かれている「最後のジェダイ」の熱烈な感想レビューを読んだり聞いたりしていると、「すべてのジャンルはマニアが潰す」という物騒な言葉も思い出してしまった。

あと、権利にうるさいアメリカで、二次創作に寛容すぎるジョージ・ルーカスの立場も面白かった。
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ドロタ・コビエラ、ヒュー・ウェルチマン監督『ゴッホ 最期の手紙』

2017-12-17 20:54:08 | 映画を見てきた

映画『ゴッホ ~最期の手紙~』日本版予告編

2017/12/15

ゴッホの手紙を預かった「郵便夫ジョゼフ・ルーラン」の息子が、その手紙を受け取るのに相応しい人物を探す話。

ほとんど全部ゴッホ風タッチの油絵アニメのような感じ。

ほぼ静止しているような場面でも、水面のようにゆらゆら揺れている。

『かぐや姫の物語』で言われていたような、線が呼吸をする感じなんだけど、万物が生きているように見える。

自分でも知っているような名画が出てくるとうれしいし、そんな人々が動き、喋り出すといい意味でギョッとする。

反面、嫌な予感はしてたんだけど、常にゆらゆら揺れている映像が自分には合わず、全然話に集中できない。

寝不足だったこともあり、うとうとしているうちに終わってしまった。罪悪感でいっぱいになる。

みんなわかってる前提で作られていると思うので、門外漢は登場人物だけでも予習したほうが集中できたかも。残念。

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ライアン・ジョンソン監督『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』

2017-12-16 00:53:00 | 映画を見てきた

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」本予告

2017/12/15

・帝国軍の追撃により、反乱軍が全滅寸前まで追い詰められる話。(ネタバレ回避のぼんやりあらすじ)

・本編開始早々、劇場にライトセーバーを煌々と光らせた人が入ってくる。一瞬、演劇脳になってしまい、そういう演出なのかと迷う。もちろん、ただの客。

・こんなに満席に近い客席で映画見るの初めてかも。

・スターウォーズをまともに観たのは、前のエピソードとローグワンのみ。

・ただ、ラジオでマニアたちのスターウォーズ話を散々聞いているので、耳年増状態ではある。

・何かとネタにされがちなキャプテン・ファズマをやっと認識する。

・いきなりポー・ダメロンがかっこいい。

・前回、すっかり悪に染まったカイロ・レンが、いまだにブレている。何のためのハン・ソロだったんだ。

・ただ、そのブレている感じがかわいいので、まあいいかと許せてしまう。

・物に八つ当たりは恒例行事になるのか。

・パターソンの印象も引き摺ってしまう。劇中の描写はないけど、カイロ・レンが裏で詩作に励んでいてもおかしくはない。

・skypeかなんかで話しているように見える。

・中盤の展開でかなりびっくりする。確かに前フリはあったけど、あんなにはっきり反発するなんて。

・ちょいちょい笑いを入れてくる。やりすぎBB8やチューバッカと小動物。

・日常生活を披露してドヤ顔のルーク。

・レイの棒術は、ライトセーバーより好きかも。

・本物の暗号破りの名人どうなったんだろう。

・子供がかわいい。ライアン・ジョンソン監督は子役の使い方が巧いイメージ。

・東洋人が結構でてくるのも監督の判断なんだろうか。

・『ジュラシック・ワールド』のラプトルみたいなのが大量に出てくるシーンがかっこいい。

・ただの一兵士に過ぎないフィルが、どんどん英雄じみてくる。

・終わってみればサブタイトルが秀逸。

・結構、細かい情報を取りこぼしていると思うけど、152分間、飽きることなく最後まで見ることができた。

※クリアファイルもらった。

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坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第50話『生誕』」

2017-12-13 22:07:53 | 観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス」シリーズ

観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第50話『生誕』」

2017/12/13

・駅ホスト対決から10年後、月面開発事業部に所属替えした田々南徹の激務ぶりと、プライベートで起こった大事件を描いた話。

・結構な未来のはずなんだけど、2018年という年代設定に全く未来感が無い(上演は2008年)。

・古館伊知郎の卒業も悔やまれる。

・予想どおりのエピローグ回…というには濃かった。

・舞台を月面のようなぶっ飛んだ場所に移すのは、ひとつの定石だと思われる。

・タイトルで大体の展開はわかるんだけど、予想できるからつまらないという段階は超えている。

・ペダルという遊び心。

・最後の最後で、スタッフのミスがあったっぽいけど、「どうやってごまかすのかな」と、ワクワクはしてもハラハラはしない。さすがの安定感。

・中川元専務はいつまで夢を追いかけているのか。

・シルバーフォックスの相手は、やはりあのOLなのか。

・さすがに50話も観ると、動画でも愛着が深くなる。

・会場設営のマツオさんですらいとおしい。

・まして、毎週劇場に足を運んだお客さんたちの思い入れは計り知れない。完走した方が何人いるのかはわからないけど、達成感あっただろうな。

・スタッフクレジットに、登場人物と同じ名前の人が何人かいた。よっぽどチームワークがよくないと、そういうことはできないような気がする。

・演者やスタッフも大変だろうけど、いざこういう企画をやろうとしたときに、一番大変なのは集客だと思う。

・たぶん、宣伝スタッフの人たちも、見えないところで相当がんばっていたんだろうなと勝手に想像する。

・鬼瓦だと思ったら和夫だった。

・シリーズとおして一人芝居のいろんなテクニックが詰まっているので、役者さんが観れば参考になることは多そう。

・自分は作家側の人間なので、自分が同じ企画をやるとしたら、実際書けるんだろうかと考えてしまう。

・当たり前のように実在する企業を話の根幹に据えて、ここまで安定感のある大河ドラマを作れる自信がない。

・実際に真似しようとするとやらなきゃいけないことが多すぎて困るけど、どんな話ならいけるんだろうと考えるのは楽しい。

 

《登場人物》
田々南徹 キャスターの古館 現場の大重 日本テレビのレポーター 外国のレポーターA 外国のレポーターB 中川恵一 ライト
ミート エイト アンモナイト ブライト バイト ファイト ニート マツオ 外国人スタッフ 田々南和夫 田々南緑 田々南塁
シルバーフォックス 星川銀

《作品情報》(観劇三昧HP)

公演時期 2008/03/25
上演時間 00:24:51

出演者:坂口修一

スタッフ :
作・演出:サシマユタカ
舞台美術:柴田隆弘/演出助手:若旦那家康(ROPEMAN(28))/音響:児島塁(Quantum Leap*)/照明:南勇樹(芝居処味一番)/フライヤーデザイン:黒田武志(sandscape)/webデザイン:山口良太(slowcamp)/写真撮影:森達行/ナレーション:岸本奈津枝
企画・製作:坂口修一
協力:土の会

あらすじ
2018年3月28日。シルバーフォックスとの熾烈な戦いから早10年。人事異動により、駅ホスト事業部から月面開発事業部へと配置転換された33歳の田々南徹は、今日も忙しく月で働いているのであった。

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坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第49話『ミッド・ナイト・エクスプレス』」

2017-12-10 23:16:11 | 観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス」シリーズ

観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第49話『ミッド・ナイト・エクスプレス』」

2017/12/10

駅ホスト対決で、いったんは敗北を受け入れた田々南だったが、協力者達の後押しにより、起死回生をはかる話。

全50話のうちの第49話。

普通に考えれば第50話はエピローグだから、実質的なラスト回。

それだけに、登場する人数も過去最高。上演時間も過去最長。

多少強引でもこじつけでも、過去に因縁のある人たちが大集合する。

やっぱりクライマックスはこうでなくては。

個人的には雅恵ちゃんの再登場がうれしい。

また、一人芝居の枠を打ち破る大きな仕掛けも、このときばかりは許される。

舞台上の多幸感たるや。タイトルすら誇らしげに見える。

最初は「なんで列車なんだろう?」と思ったりしたけど、劇場=列車だったんだということがわかる。

わざわざTシャツ作って配ったんだろうか。徹底している。

《登場人物》田々南徹 ニート ライト エイト アンモナイト ミート バイト 一番星 シルバーフォックス ユウキさん マツオ 滑川 村越 光源氏 中川専務 お客さん OL 村田先輩 西浦智恵ちゃん ソヤマ 田々南和夫 田々南母

《作品情報》
公演時期 2008/03/18
上演時間 00: 24:32

出演者:坂口修一

スタッフ :
作・演出:サシマユタカ
舞台美術:柴田隆弘/演出助手:若旦那家康(ROPEMAN(28))/音響:児島塁(Quantum Leap*)/照明:南勇樹(芝居処味一番)/フライヤーデザイン:黒田武志(sandscape)/webデザイン:山口良太(slowcamp)/写真撮影:森達行/ナレーション:岸本奈津枝
企画・製作:坂口修一
協力:土の会

あらすじ
シルバーフォックスに逆転負けを喫し、約束通り阪急電鉄を辞めようとする徹に、大声で待ったをかけた人物がいた。その人物とは、今まで蚊の鳴くような声しか出なかったニートなのであった。

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山下智博『上海の中国人、安倍総理はみんな嫌いだけど8割は日本文化中毒!』

2017-12-09 01:25:56 | 読書感想文

 

上海の中国人、安倍総理はみんな嫌いだけど8割は日本文化中毒! (講談社+α新書)
クリエーター情報なし
講談社

2017/12/7

一人の日本人が、動画配信を通して中国で最も有名な日本人になった経緯や、最新の中国のネット文化について書かれた本。

著者の山下智博さんは札幌市教育文化会館の職員さんだったので、ごく軽くお話をしたことがある。

たしかに噂には聞いていたけど、実際、こんなに凄いことになっていたなんて。

中国に対して自覚していた以上に知らなかったことがわかる。文化面の自由度は、意外と日本と大差ない。

個人目線の手記なので、上海のごく一部の知識層の話なのかもしれないけど、それを言ってしまえばニュースやネットの情報だってごく一部を切り取ったものにすぎない。

こういう切り取り方をしている人は少ないはずなので、とても貴重な体験談だと思う。

日本人に対して中国人が持つイメージが「HENTAI」(性的な意味で)というのは思ってもみなかった。

中国人から「HENTAIの本場、日本から本物のHENTAIがやってきた!」と言われたら、偏見なんだけど、わくわくするのかも。

中国のネット文化についてかなりわかりやすくまとまっている。中国の動画サイトを色々観てみたくなった。

あと、語られる内容のすばらしさ、スケールの大きさに対して、ご自身の表現におけるHENTAIぶりとのギャップがすごい。

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