エーゴが苦手という方の多くは、質問が聞き取れないことに自己嫌悪になってしまうのではないでしょうか。ちょっと前に英文法が分かっているかどうかは疑問文が作れるかどうか、という話をしましたが、今日は会話を進めるテクニックです。
テクニック、ってそんな大それたことじゃないですが、要するに聞き取れないならわかるまでクリアにすればいいということです。
実際のクラスでも、聞いたことがわからないと、黙ってしまう人とか、考え込んでしまう人、ポカーンとしてしまう人、それぞれです。フツーの赤の他人みたいなエーゴ人との会話は、ここでプツンと切れてしまいます。勿体無い!
なので、まずここを乗り越えましょう!
みなさんが知っているのは、
I beg your pardon? とか
Pardon me?
ですね。
エーゴ慣れしている人は、
Excuse me? とか I'm sorry? とか聴き直しますが(語尾をあげます)、言い方によっては
「なんだって!」みたいに聞こえちゃう場合もあるので、注意が必要です。
で I beg your pardon? ですが、わかるまでこれを連発するのも、ナンですな。
なので、わからなかったことを言いましょう♪
Could you say that again? もう一度お願いします(言ってください)。
I'm sorry, I didn't understand. (謝ってないですよ、ゴメン、わかんない、ぐらいの気持ち)。
みなさん、自分でわからなかったのを色々と自己評価したり、質問の意味をじっくり考え直してみたり、果ては、「なんでこの人こんなこと聞くんだろう?」なんて深く考えたり、
でも、会話なんです。この空白の時間が相手にあまりいい印象を与えないんですね。
漫才と同じ、パンと言ったら、ポンと言う、みたいな、だから
「わかんなかったんだよ!」でもいいんです。
あなたの発音とか、文法とか、そんなこと相手は聞いてません。
聞き直しましょう。
できる方は、相手の質問をそのまま繰り返したっていいんです。
englico : When are you gonna do it?
You : When am I going to do it?
とここまで出来ちゃったらエーゴの勉強なんていりません。(は、言い過ぎですが)
わからなかったら、
You : When?
だけでもいいです。What でも Where でも Who でもなく「いつ」って聞けてるんですから。
ただし、5W1H の疑問文だからと言って、下げないでくださいね。たった一つの単語でも語尾を上げます。これで疑問文。
さっきの
Could you say that again? の Could you をとったっていいです。で、やはり上げます。
Say that again は、セイザラゲンみたいにくっつけて言うと、なんだかエーゴ人になった気分になれますね。
聞き方は色々ありますので、少しずつ出していきますね。まずは、今日出てきたフレーズを組み合わせて質問を聞き取ってみてください。