人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

一人での野鳥の観察

2023年11月01日 | 野鳥

久々のblog投稿です。秋晴れの昨日13時から16時の間に一人で出かけてきました。

観察場所は近所の田園地帯から河口域を経て干潟まで約13キロの広い範囲です。クロツラヘラサギ、ヘラサギは全部で26羽、眠っていたのでそれぞれの数は不明ですがヘラサギもたくさんいたように思います。カモたちは沖合にいるホオジロガモやウミアイサなどがまだ到着していないようですが、冬場の干潟で出会えるほとんどのカモたちは、まだ数が少ないのですが到着しています。また、今季初見のタゲリやオオジュリンもやって来ていました。

このルートの中でたくさんのカモに出会える貴重な溜池は、残念ながら進入禁止になっていました。冬のガンカモ調査時の許可を行政区へ事前に許可をいただきました。

観察種は52種でしたが、造詣の深い方と一緒なら、まだ十数種以上の野鳥を確認したでしょうが、今の私にはこれが限度かも知れません。

カイツブリ、カワウ、カルガモ、ハシビロガモ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ウミネコ、ズグロカモメ、コサギ、アオサギ、ダイサギ、クロツラヘラサギ、ヘラサギ、オオバン、タゲリ、ハマシギ、クサシギ、イソシギ、ソリハシシギ、アオアシシギ、ホウロクシギ、タシギ、ミサゴ、トビ、ノスリ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、カワラバト(ドバト)、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ウグイス、セッカ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カササギ、ミヤマガラス、ハシブトガラス、ハシボソガラス

ヘラサギとクロツラヘラサギズグロカモメアオアシシギとハマシギタゲリ溜池への立ち入り禁止


★珍客アカショウビン

2019年09月09日 | 野鳥

本日9月9日午前6時45分、我が家へ珍鳥アカショウビンが舞い込んできました。勝手な想像ですが、玄関ドアの狭い隙間から飛び込んできたのには鷹やカラスに追われていたのでしょうか。

必死で網戸を突き破ろうとバタバタとし、「ギャ」と悲しい声で啼きました。私自身ももちろん初見の鳥で会いたかった一種ですが、こんなところのこんな形での出会いに困惑しています。

オスに比べてメスは胸から腹の色が濃いと言われますが、特徴の黄褐色の赤ではなく、胸にまだら模様があり、嘴の色とかからネットで調べた幼鳥と思われます。まだまだ素人てですが、もし幼鳥であればこの近くの森で生まれ、巣立った雛かもしれません。そう思うと大変貴重なこの鳥に感動です。

手に取り、足や翼を詳しく観察したいのですが、写真だけ撮らせてもらって、網戸を開け体に触らないように気をつけ逃がしてあげました。急いでフクロウの住む森へ飛んでいきました。なお、舞い込んだ家が私の家でよかったと安堵しています。鳥を知らない子供のいる家だったら、アカショウビンのたどる運命を思うとゾッとします。

普段は静かに山の中に隠れ、雨模様になると「ひょろひょろ」と鳴き渡るといいますが、これからこの丘山から聞こえてくるかもしれない声に注意したいと思います。またひとつ野鳥観察の楽しみが増えました。

こん といには ひったまがったど

この鳥にはびっくりしました。


★2019年06月の探鳥会

2019年06月03日 | 野鳥

平成31年4月7日の統一地方選挙(福岡市議会議員一般選挙)に友人の息子が立候補して見事当選を果たしました。新人でこの1か月大変慌ただしい毎日だったでしょうが、やっと落ち着いたようで、改めてのお祝い会を6月1日に行いました。言わずもがな公職選挙法の関係からもちろん会費制です。

これまでの毎日とは違う世界を見ることになって、家族ともども議員生活大変でしょうか。託してくれた一票一票の重さも感じてしっかり働いてほしいものです。友人も上機嫌になり、2次会のカラオケにもついていきたいと申し出しますが、2次会は若者に任せて帰路の電車に乗り込みます。

昨日5月2日の日曜日は当初地元海岸の清掃ボランティアの予定でしたが、事前の雨の予報に中止となり、探鳥会へ出かけてきました。先般の密猟について、これまでの経験などからのアドバイスをいただけました。結論は構うなと言うことでした。矛盾な部分も感じますが、相手は無頼漢に間違いなく保身が大事ということだそうです。

グランドの照明塔にはクチボソガラスの巣があり、4羽のひなが育っています。ほとんどのカラスは2羽ほどのヒナを育てるそうですが、餌が豊富なのでしょう。また、昔のカラスの巣は松の大木にかけてあったような気がしますが、ここでも住宅環境が大きく様変わりしているようです。

冬鳥の旅立ちですっかり寂しくなりましたが、巣立ちのホオジロの雛や、モズの雛たちが寂しさを忘れさせてくれます。

数日前に羽化したと思われるカルガモの親子が、逃げ場のない水路で慌てています。猛禽類やカラスだけでなく水の中のライギョなど、これから様々な試練が待っています。4羽のヒナを育てているカラスの親に見つからないようにと、静かに立ち去ります。

どこからやってきたのか美しい姿のコブハクチョウが3羽います。昨年まで餌付けされた1羽のコブハクチョウとは違っているそうでどこから飛んできたのでしょう。

珍しいカラシラサギがいました。全身白色でコサギに似ていますが、嘴の黄色いこと(コサギは黒い)や、後頭の冠羽が特徴です。わたしのカメラではこれが限度です。

リーダの神園さんが3匹のハクセキレイの子供を見つけました。猛禽類やカラスからの攻撃を避けるために小石と同化しています。親がエサを運んでくるときに「あっここにいる」と判別できます。望遠鏡で覗くと大変可愛い雛たちです。

昨年もいたそうですが、鮮やかな赤色の足のアカアシシギです。どのような鳥なのか以前は野鳥の会の「野鳥図鑑」から引用させてもらいましたが、著作権の問題から掲載できなくなりました。私のカメラが高性能であればはっきり掲載できるのですが、すみませんが興味がありましたらネットでお調べください。

烈しく飛び回るカワセミを捕えようと必死です。

観察できる鳥の数も多いときの半数ほどですが、時期的にたくさんの子供のヒナが観察できました。本日は34種類が観察できました。探鳥会は干潟の鳥たちが中心でしたが、これからは森の鳥たちの探鳥会へも参加を考えたいと思います。

といの こどんち もぞかもんじゃらい

鳥の 子供って 可愛いもんです。


★2019年05月の探鳥会

2019年05月08日 | 野鳥

5月の連休明けの昨日は博多にある眼科病院に行ってきました。瞼の上の長い付き合いのイボを切除する手術の事前検査でしたが、先生の診察で「今日、外来での手術に切り替えましょう。」と、その日のうちに切除しました。生まれてこの方、体にメスを入れたことがないし、この年なのに異常な怖がりで、先生や看護婦さんには迷惑おかけしましたが無事終わりました。怖い思いで手術予定日を待っていたので、今日それが終わりホッと胸をなでおろしています。写真は昨日5月7日13:30ごろのKITTE博多から博多駅の正面入り口を撮影しました。連休明け初日で昼休み終わり直前の為でしょうか、車も人も少ない博多口です。

5月5日の日曜日、前日の雷山登山の足の痛みが残る中、定例の今津干潟探鳥会に行ってきました。連休中の中での探鳥会や、夏冬鳥の端境期にもかかわらず20名近い参加者です。

夏鳥として繁殖のため日本に渡ってくるオオヨシキリの、「ギョギョシ、ギョギョシ」と大きな囀りがあたり一面に響きます。この鳥は安眠妨害の鳥ともいわれています。

鳥の数が非常に少なくなっていますが、上空を旋回しているハチクマのペアを見つけました。繁殖のために南から戻ってきたばかりでしょうか、望遠鏡で見ると一部翼の羽が破れています。渡りの厳しさを感じさせてくれます。

前日、雷山登山で録音してきた鳥の声での識別を森さんにお願いしました。まだまだ素人会員の私には、囀りで鳥の判別を全てできる訳がありません。この前iPhoneに変えたのですが、このスマホなかなか明瞭ないい音で録ってくれています。ツツドリとオオアカゲラと判明しました。わたしにとって馴染みの薄い鳥ですが、オオアカゲラとは50年ぐらい前に田舎の山で遭遇した経験があります。

干潟の堤防にはたくさんのカラスノエンドウが生えています。ある会員の方が「これで笛を作っていたね。」と言いながら笛づくりをしています。しかし、なかなか音を出してくれないようです。わたしも昔遊んだ植物で、すぐに大きな声で「ピィーピィー」と鳴いてくれました。笛づくりに二人もとも一生懸命です。

鳥が少ないので観察時間が短いと思いきや、なかなか皆さんの足取りが進みません。それにはちゃんとした理由がありました。「鳥が少ないので、みなさん五感を集中してあらゆるところを探すので、時間がかかるのです。」・・・・なるほど

まだ北へ飛び立ってないカモ類を心配して観察します。

探鳥会最後の鳥合わせです。すくない鳥にも種類的には44種類の鳥を観察できたそうです。痛かった足もいつしか痛みを忘れ、午後12時過ぎこれで解散となります。本日は「旅行の途中に参加しました。」と大阪の女性会員の方が飛び入りでした。都会では体験できない環境での探鳥会を満喫していました。来月からはサマータイムで1時間前倒しの8時から観察開始となります。この連休忙しかった・・・・

あんハチクマは とおかとこいから とんでくったっが はねもひっちゃぶるぐらい わっぜきびしっか たっじゃらい

あのハチクマは 遠いところから 飛んでくるのですが 羽も破れるぐらいの 大変厳しい 旅路ですね。


★2019年04月の探鳥会

2019年04月12日 | 野鳥

いま二丈の田んぼは麦の穂も大きくなり、たくさんのヒバリたちが子育ての真っ最中です。

田んぼの中にはレンゲ畑もあります。あの頃のように寝っ転がって匂いを楽しみたいのですが、嗅覚は年齢を経ると衰えてしまうそうです。しかし、その分匂いの記憶の蓄積は増え、若い頃よりも香りを楽しめるそうです。

2月と3月は寒波と小雨で探鳥会はお休みしていたのですが、4月は選挙終わりの翌日7日探鳥会に出かけてきました。

春うららに40名近い方が参加しています。

同郷(南さつま市出身)の先輩、神園さんの挨拶です。長い間の探鳥会リーダを交代するそうです。時期や気象などから、どこにどんな鳥がいるのか長い経験から分かっているようで、的確な導き手の役に徹してくれています。長い間大変ご苦労様でした。

カワウたちに囲まれていますが、めっきり少なくなった鴨たちは、繁殖のための北帰行の体力温存でしょうか。

ヒドリガモの交雑個体を観察しています。図鑑を拡げて判別個所を確認していますが、まだまだ経験不足のわたしにはわかるはずもありません。

堤防のわきには、若葉が赤く葉が柏に似ていることから命名された「アカメガシワ」が、ひっそりと育っています。ネットのうんちくですが、この「アカメガシワ」は樹皮、葉、葉柄、茎は消炎鎮痛薬として応用され、胃・十二指腸潰瘍、胃酸過多症や胆石症の他、外用にも使用されるそうです。胃がんに効くとの話もあるようです。小さいころはこの若葉を取り、松の新芽から出る松脂を葉に塗り、手の甲に押し付けると、葉の表面の赤っぽい毛で覆われているものがシールみたいに浮き上がります。

観察会のメイン会場ですが、大潮前日で満潮の潮止まりでしょうか。干潟ならシギやチドリも観察できたのですが・・・・多くのカモは北へ帰っていてすこし残念です。

世界的な絶滅危惧種で大変貴重な「クロツラヘラサギ」は大陸へ渡ったのでしょうか。いつもはたくさん見られるのに、ダイサギとコサギ・アオサギです。

「ピューピュー」と鳴く声に、大ベテランの森さんに尋ねると「ヒドリガモですね。」。そういえば去年もお聞きしたのを思い出します。

子供たちは春休みのため、子供たちと一緒で楽しい探鳥会でした。日本に渡来するシギ類の最大種で長い嘴が特徴で下方に湾曲しているホウロクシギや、3種類のツバメ・イワツバメ・コシアカツバメも観察できました。

全部で57種類が観察できたとのことですが、1年前のわたしより少しは皆さんの知識に近づいているように感じます。が・・・・去年聞いたヒドリガモの鳴き声を忘れているようではまだまだ遠いベテランの方たちです。

昨日二丈の田んぼに現れた眼光鋭い「ノスリ」を紹介します。さほど珍しくはない猛禽類だそうですが、私のコンパクトカメラでも写せる距離を許してくれました。

れんげんはたけに ねっころんと そらんあおさと たんぼとれんげんにおい むかいのこっじやった

レンゲ畑に 寝転ろんだら 空の青さと 田んぼと蓮華の匂い 昔のことでした


★2009年1月近隣の鳥たち -田園の鳥たち-

2019年02月07日 | 野鳥

散歩道の二丈の田園を紹介します。作物はもちろんですが、鳥や蝶、野の草、川の魚などで季節を感じることができます。

たまに見る光景かもしれませんが1月17日「天使のはしご」を見ました。光の道が、雲の上から地上に降りてきて、天井へのルートができたように見えることから、そう呼ばれていますが、それ以外にも「ヤコブのはしご」「天使の階段」「薄明光線」とも呼ばれているそうです。

2019年1月に散歩ルートの田園で出逢った鳥たちを紹介します。まずアオサギこの鳥は日本で繁殖するサギの仲間としては最大です。「グワッ」というしわがれた大きな声で鳴き、とても人なっこい部分があります。糸島芥屋の港に住んでいるアオサギは漁師より手渡しで餌をもらいます。

カワラヒワです。いつも集団で行動していて忙しい鳥たちです。尾っぽは魚の尾みたいです。

このクロツラヘラサギは東アジアにのみ生息する世界的な絶滅危惧種です。野鳥の会でも「クロツラヘラサギ調査研究プロジェクト」で国際的な保全を図るための調査研究を行っています。しかし、探鳥会場の今津干潟では一般的に観察できます。主餌場の今津干潟近郊に出没するようです。ここ二丈迄はサギの飛翔で20-30分程度の近場です。ダイサギと一緒にいるので安心して餌探ししています。

1月9日、同じ日に別なクロツラヘラサギも観察しました。

コサギです。最も普通に見られるサギのため、「シラサギ」といえばこのサギのことでしょうか。これ以降の写真の中の鳥の拡大写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne 掲載しています。

今年はヒヨドリやメジロ・ツグミなどの小鳥が異常に少ない年で、ツグミにはまだ会えていません。スズメは今年よく見ます。近くの精米所に集まっているスズメたちです。

我が家のバードフィーダ(餌台)にもたくさんやってきています。

セキレイの種類はおおきく3種で、川の上流部にキセキレイ、中流部にセグロセキレイ、下流部にハクセキレイとおおまかに棲み分けています。いつも尾っぽを上下に動かしているので、石たたき・庭たたきなどの異名を持っています。ここ糸島二丈の田園では1月にすべてのセキレイを観察できました。まずは渓流釣りで友達だったキセキレイです。

セグロセキレイは、この仲間では唯一の全国に生息する日本固有の留鳥です。そのせいなのか3種の中では一番警戒心の強い鳥のように思えます。

この地域でも数の多い部類のハクセキレイです。

農家の方がトラクターで耕した田んぼには、土の中の虫を狙ってサギ類と一緒にたくさんのが集まってきます。トラクターの手前には判別しづらいのですが、4-5羽のハクセキレイです。この鳥たちは普段は単独かペアでの行動していますが、耕す田んぼには二十羽以上の集団で虫などを求めて飛び回っています。

仲のいいダイサギとアオサギです。二羽でいるのを何回か観察しています。一緒にいることで安心するのでしょうか。至近距離でシヤッター押しましたが、アオサギが警戒の声を発していますが、この後2羽とも飛び去ってしまいました。

飛び去ったダイサギがうまいことにフレームに収まってくれました。水鳥は鶴やカモのように長い首を伸ばして飛びますが、サギは頭や首に対して体が小さく、首を伸ばして飛ぶと重心が前に偏ってしまうため、首を折り畳んで飛びます。ピーンと伸びた足は可愛いですね・・・・

1月7日田んぼの貴婦人「タゲリ」じゃないかと思う鳥に遭遇しました。「ミャーッミャーッ」と鳴いたようで、背中の金属光沢のクロと、お腹の白からそう思うのですが、鳥に関しても若輩者です。先輩諸氏は飛び方でも特定できるのですが・・・・

今では準絶滅危惧種の鳥ですが、昔はハス田が広がっていて、たくさんのタシギが冬やってきたそうです。いまでは唯一散歩ではこの場所で出会える鳥のため、毎回楽しみな大好きな鳥です。いつもは独りぼっちが多いのですが、今日は3羽がエサ取りに夢中です。

田んぼの中のハクセキレイたちが、警戒の甲高い声「チッチッチッ」を発しています。すぐに上空を見上げると鷹が悠然と舞っています。これまでハヤブサやミサゴなども確認していますが、尻尾と前回の探鳥会からチョウゲンボウでしょうか。鷹類には違いなのですが、これまた素人目で判別に苦しみます。

ここにはトンビも数多く住んでいます。カラスとの空中戦は日常茶飯事です。

ここでよく観察できるカラスの仲間はハシブトガラス、ハシボソガラス、冬鳥のミヤマガラスですが、12月初旬あれほどたくさんいたミヤマガラスはどっかに行ってしまいました。写真はハシボソガラスです。

麦の穂が伸びたころには大合唱のヒバリです。麦を栽培しているからでしょうか、ヒバリもたくさんここには住んでいます。春になると上空からきれいな声でいたるところから囀るヒバリの合唱に感動します。

アオサギと一緒にいたので、いつものダイサギくんと思っていると川の中から田んぼに降り立つとなんと・・・・ヘラサギでした。クロツラヘラサギとともに希少なトキ科の鳥です。大人は嘴が黒いのですが、この個体は嘴が橙色で若鳥です。

ツグミを今年全く見ていないことを話ししましたが、先ほど2月7日17時40分ごろいつもの「きららの湯」の露天風呂から、70羽ものツグミの大群が電線に止まっているのに遭遇しました。彼らはシベリア東部からカムチャッカにかけての地域で繁殖し、秋から冬になると冬鳥として全国に飛来します。普段は鳴き声がしないことから「口をつぐんでいる=ツグミ」となったと言われていますが、「ジジッジジッ」と鳴きあって越冬に帰ってこられたことを喜んでいるのでしょう。また遠い国に住んでいる娘が今東京に着いたと連絡がありました。いまから消息が心配だった彼らと、久しぶりの娘との再会に華やぐ心です。

とおかとこいの つんたかとこいから ぬっかとこいへ やっとかっと かえってきもした チッカ

遠いところの 冷たいところから 暖かなところへ どうにかこうにか 帰ってきました ツグミ

※ツグミのことを鹿児島ではチッカ・チックヮ・ツクイ・ツクシ・ツグジ・ツクシイ・ツクンと呼ぶそうですが、私自身この呼び方は知りませんでした。


★2009年1月近隣の鳥たち -山野の鳥たち-

2019年02月05日 | 野鳥

昨夜は放射冷却でしょうか急激に冷たい空気となりました。今朝も晴天でサンサンと太陽が降り注ぎ、暖かさに包まれています。我が家のシンボルツリーの「なんじゃもんじゃ(アメリカひとつばだこ)」の下の小さな地面でも、多種多様な球根草花がここ数日の温かさで新芽が大きくなってきました。

クロッカスの花が昨日咲きました。ここの小さな世界に、ミニチュア水仙でテターテート、チューリップが各色10球ほど、たくさんの小さな芽のリナリア、アッツザクラなどの住人がいます。

わが家のクリスマスローズたちも可愛い花が咲きだしました。この二鉢は我が家にとっては変わり種のクリスマスローズです。左は純白の八重咲で、右は左下の花でイエローにピンクの花弁が可愛い花です。一昨日の春の嵐で壊れたバードフィーダー(餌台)も家庭木工の師匠中園さんがすぐに修理してくれました。

今年の冬はびっくりするほど小鳥が少ない冬となっているように思えます。この近所のクロガネモチの街路樹には、いつもならヒヨドリの喧騒で騒々しいのですが・・・・

修理を終えたバードフィーダーには、昨年はシロハラ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、メジロ、スズメ、餌台ではなく近くのヒトツバの藪の中には、シジュウカラとウグイスも観察しています。ところが今年はスズメしか観察していません。Facebookの「野鳥大好き倶楽部」の中でもその声が上がっています。過去何十年も観察したわけでもなく、こういう年もあるのかもしれませんが、少なくなった小鳥たちを大変心配しています。

前置きがだいぶ長くなりましたが、散歩ルートの鳥たちを紹介します。まずは人なっこいジョウビタキのメスです。昨年の10月末にはオス2羽が自宅の前で縄張り争いをしていました。左下はオスです。これ以降の写真の中の鳥の拡大写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne 掲載しています。

小さいころからとても身近だった愛くるしいメジロです。

烈しく動き回っていて、やっとフレームに収まってくれました。今は地鳴き「ヂャッヂャッ」のウグイスです。

いつもは顔を見せてくれるヒヨドリですが、今年は数も少なく山のクロガネモチの木の奥で数匹鳴いています。

「ツーピーツーピー」との鳴き声が可愛らしいシジュウカラは、野山を代表する小鳥です。 白いお腹の模様は、まるでネクタイを締めているようにもみえるダンディなシジュウカラです。

よっぽど木の洞が気になるのかさかんに出入りしています。ひょっとすると巣作りの準備をしているかもしれません。静かに見守ることにしましょう。

正月の初もうで地元の「十六天神社(じろくてんじんじゃ)」の初詣ででヤマガラに出逢いました。「スィー、スィー、ビービー」と飛び回って餌探しに夢中でした。

モズは嘴の先は鍵のように曲り鋭くとがって、小型ながらタカそっくりです。たたずまいの姿には威厳があります。

家の前の小高い森にはフクロウが住んでいます。いつもは「ゴロスケ、ホーホー」と鳴きますが、「ギャ」と雌の声もたまに聞こえてきます。

その他には、スタジィ(鹿児島ではコジ)の根元をゴソゴソと餌探しのアオジと思われる鳥や、アリスイではないかという鳥を観察しています。このほかにも様々な鳥の声で名前を認識できませんが、。まだまだ素人の域を脱せない門弟です。先ほど愚妻のインフルが発覚しました。明日は旧友たちと我が家で牡蠣焼の予定でしたが、糸島福吉の「かきのますだ」牡蠣小屋へ変更となりました。写真は「糸島観光協会ホームページ」 http://www.itoshima-kanko.net/cat/糸島のカキ小屋/ より

むかい ちゅうがっのころ はなしといけ やんもっじゅ もって やまんおっまで いっごった あんひ キョッ、キョッと鳴っといが めんまえおった そんあと わっぜちかか とこいで カッカ、カカカカ と きぃつつっ アカゲラやった びんたっ あかかいろが いまでん わすれられんど

昔 中学生のころ メジロ獲りに トリモチを 持って 山の奥まで 行っていました ある日のこと「キョッ、キョッ」となく鳥が 目の前にいました その後 すごい近い ところで 「カッカ、カカカカ」(ドラミング)と 木をつつく アカゲラでした 頭の 赤色が いまでも 忘れられません。


★2009年1月近隣の鳥たち -防鳥について-

2019年02月04日 | 野鳥

昨日は春一番かと思われるような暖かな風が吹き荒れ、予定の探鳥会へは欠席しました。

この風で我が家設置のバードフィーダー(餌台)が風で倒され壊れてしまいました。今日は家庭木工の師匠の友人中園さんへ修理をお願いに行きます。昨年末に定年退職して私と同じ年金生活者となりました。今後は彼の作るバードフィーダーを販売しようと画策しています。

今日は立春で晴れ渡り、農家は朝早くから名産のブロッコリーの収穫に大忙しです。

今年は暖冬で、いつになく小鳥たちが少ないことを心配しています。1月愛犬との散歩で出逢った鳥たちを中心に近隣で活動している鳥たちを紹介します。散歩の服装は通常と極寒時の服装です。カメラと双眼鏡を首にかけているのですこし姿勢が悪いですね・・・・

わたしにとっては大好きな鳥ですが、ここ二丈の田園の農家の皆さんには招かざる客で鳥害もひどいものがあります。野鳥の会の会報誌では、各地のハス田の防鳥網による野鳥への被害がシリーズで報告され、共存の在り方について模索しています。

お陰さまで二丈では鳥を死に追いやるような対策はありませんがいくつか紹介します。まずは防鳥網ですが、作物を寒さから守ることがメインのように思いますが、鳥の侵入を防いで作物を守ります。見ていると準備や収穫・後片付けと大変手間がかかるようです。

つづいてオーソドックスなカラスの死体をまねた黒いビニールです。擬似させて小鳥を近づけないことと、パタパタと音を立てて鳥を近づけないという効果があるようです。最近は少なくなりましたが、カラスの死体そのものをぶら下げているのも見かけます。これは仲間の死体を見て危険を察知してカラスを防ぐというものですが・・・・ネットによると死体による危険察知は、賢いカラスへの効果は皆無との声もありますが・・・・

「防鳥糸」は人の目に触れられるように黄色で染色しています。小型の鳥にはあまり効果がないようで、主にカラスとカモ類からの対策です。ここではペットボトルの音も効果音として工夫しています。実際、風で糸が鳴り、その音が竹を通じてペットボトルで、ブーーンと増幅して鳥を追います。

これは夜間のカモからコマツナを守るLEDフラッシュライトです。海にも近いこの付近は、夜の闇に紛れて作物を食い荒らすカモの被害も多く、大げさになりますが・・・・夜になるとこの点滅LEDライトとカモの声ガァガァと交差して夜の天文館(鹿児島)のようです。

農道を走っていて、大型の鳥が羽ばたいたのでびっくりして停車しました。動きからここにたくさん住んでいるトンビではなく、鷹だと思いましたが・・・・なんと風に舞っている凧でした。この鳥追いカイト鷹(ポール竿付)は約3,000円程度で販売されているようですが、風が吹くと凧の要領で鷹が不規則な動きで飛び回り害鳥を追い払います。

その他の爆音器などの防鳥機器や、鳥用忌避剤としての農薬も存在しているようですが、二丈の農家の方たちは害虫を退治してくれる鳥もあることからとても寛大なように思えます。

むいなか といも おっなか ここたいの といは しあわせ やっかもしれん

可哀そうな 鳥も いる中 ここらあたりの 鳥は 幸せ かもしれない。


★2019年01月の探鳥会

2019年01月08日 | 野鳥

1月6日今年はじめての探鳥会に参加させてもらいました。所属する公益財団法人「日本野鳥の会」は、野鳥や自然を守る事業・野鳥や自然を大切に思う心を伝える事業を主たる事業として、自然尊重の精神を培い、人間性豊かな社会の発展に資することを設立目的としています。(HPから抜粋)わたしもわずか数年間の入会ですが、野鳥を知ることで自然環境に対して敏感に反応でき、自然を憂う気持ちが強くなりました。日本野鳥の会ホームページは https://www.wbsj.org/ 

自然破壊にたいして心を乱される思いが少しでも防止につながるのではと思います。ブログへおいでの皆様へもこの思いで野鳥のことを投稿しています。ぜひ、みなさんも長い時間の中で育まれてきたこの多様な自然環境に対して、何か自分に出来ること始めませんか。

私のつたないブログへの来訪で、鳥がより身近になった方々がいます。釣りの友人藤井さんはこの頃海鳥に対する質問が多くなったり、バードフィーダー(餌台)に興味津々の中園さん、大阪の姪っ子たちは自宅の庭にできたムクドリの巣に一喜一憂したりと、身近な人たちが鳥に対して今まで以上の興味を持ってくれたことは嬉しい限りです。会員資格は特にありません。しかし、保護活動のための会費は必要です。あなたも参加してみませんか。

本日はカモ類が大勢帰ってきているでしょう。天気にも恵まれ参加者も大勢押しかけています。

参加名簿に記入して、参加費用として100円を寄付します。

ここ今津の探鳥会リーダは鹿児島同郷で、経験も知識も豊富で頼れる神園さんです。

いつもの自己紹介も終わり、午前9時探鳥会が始まります。

フェンスで囲まれた調整池には、ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・カイツブリ・ハシビロガモが泳いでいます。写真の拡大した鳥はハシビロガモです。これ以降の遠景以外の鳥の写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne 掲載しています。

ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・カイツブリ・ハシビロガモが私の観察範囲ですが、ベテランさんはこれ以外に、オナガガモ・キンクロハジロ・スズガモ・ホオジロガモなども確認していました。

葦原の中に私には初めての鳥タゲリを観察します。翼は金属光沢のある緑がかった黒色で、頭には後方へ伸びるかざり羽の美しい鳥です。

わたしにとっては愛犬ナツとの散歩で、かならずといってよいほど水路で出逢えるタシギを観察します。

皆さんにとってタゲリはもちろんですが、タシギも珍しいらしく長いこと観察しています。

稲刈りも済み、干上がった水路には多くのシギやチドリのエサを探した足跡が残っています。

葦の茎の虫をついばんでいるツリスガラを観察します。葦原が少なくなり生きていくうえでの厳しい環境を憂います。

現在は満潮となっています。シギチドリ類は潮が引き餌場が現れるまで岸で静かに待っています。双眼鏡では種類を確認できませんが、沖に珍しいカンムリカイツブリが浮いているとのことです。望遠鏡をのぞかせてもらいますが、あまりにも遠くこの鳥を確認したことがない私には、図鑑を見てもこの鳥だといえる自信がありません。かっこいいダンディなこの鳥を近くで観察したいものです・・・・

先月はたくさんの数が観察できたミサゴやチョウゲンボウなど、鷹類が全く姿を現してくれません。

カワウたちも潮に乗って上流部へ登って行った小魚たちを、引き潮で降りてくるのを待っているようです。

中洲でもサギ達が引き潮を待っています。

なお、この中洲には6種類ほどの鳥がいます。左から、クロツラヘラサギ・ヘラサギ、この2種類はXXサギと呼ばれていますが、絶滅の危機を迎え世界に2千羽もいない貴重なトキの仲間です。一番右がダイサギです。

左から糸島二丈でも身近なアオサギ・カワウ・この干潟で一番数の多いくであろうヒドリガモです。

前半のポイントで珍しいタゲリを観察し喜んでいましたが、ここにはたくさんの群れが休んでいました。

わたしたち以外も、写真愛好家の方たちでしょうか、大きな望遠レンズの付いたカメラで上空を飛び回るカモたちを撮影しています。

セメント護岸にはたくさんのハマシギたちが並んでいます。

拡大写真の左のハマシギは100羽ほど確認したそうです。右が大きめの鳥アオアシシギです。この中には2種類のシギがいます。

最後の観察ポイントにやってきました。

これで観察は終わりとなります。

途中ナイターライトのところにハシブトガラスの巣を見つけて観察します。

観察ルートは決められていますが、それぞれほぼ自由な観察会ですので、先頭と最後の人の間隔は5-10分程度離れてしまいます。

集合場所に着くと、すぐ近くのライトのポールに止まっているチョウゲンボウを誰かが見つけます。普段鷹類は飛んでいる姿しか見れないのですが、おかげでじっくりと観察できました。この鷹も下にはたくさんの人がいるのになかなか逃げようとはしません。絶対に危険のないことをわかっているのでしょうか。

本日の参加者は40数名で、観察した鳥は55種類でした。少しづつですが、私自身の鳥の図鑑も探鳥会のたびに種類が増えてきました。より多く声を聴きより多く姿を確認することが肝要と感じています。冬の「かも調査」は全国規模で行われる日本野鳥の会のイベントですが、先ほど私の住んでいる地域調査の連絡が入りました。まだまだ素人で足手まといとなるかもしれませんが、しっかりお手伝いしようと思います。

よかぼうえんきょうや かめらがほひっかどん みのたけにおうた とぃみをせんとすまんど じやっどん だいかこてくれんけ

いい望遠鏡や カメラがほしいけれど 身の丈に合った 鳥見をしないといけません しかし だれか買ってくれないかな


★2018年12月の探鳥会

2018年12月04日 | 野鳥

本日12月04日の朝、カワラヒワ40-50羽の大きな群れ2グループを観察しました。ここ田園地帯はミヤマガラスとともに、冬の風物詩の一つでもあります。地鳴きは「キリリ、コロロ」、さえずりは「チョンチョンジューイン」ですが、わが家にも四方の林からこの季節よく聞こえてきます。遠景以外の鳥の写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne

ご近所の家から、庭で自然に芽吹いたビオラとサクラソウの苗をもらってきました。ビオラは我が家へ毎年のようにやってくるツマグロヒョウモン蝶の幼虫の餌場となります。毎年20-30頭が巣立っていきます。

一般的には蝶の数え方は”匹”ですが、学術的には”頭”だそうです。西洋の動物園では飼育している生物全体の個体数をカウントするのに、種類に関係なく” head”で数えるそうです。そのうち、昆虫学者達も論文などでも研究対象であるチョウの個体を” head”で数えるようになり、20世紀初頭に日本語に訳して”頭”になったそうです。写真は今春我が家の可愛いツマグロヒョウモンたちです。

先月お休みした今津の探鳥会に出かけてきました。一番乗りで近くで鳥たちを観察します。出迎えてくれたのはムクドリ30羽ほどの群れです。

わが家の周りにもやってくる、身近な愛くるしいジョウビタキ

本日は天気も良いうえに、たくさんの冬の水鳥に会えるということで参加者も多いようです。

自己紹介で始まります。本日は初めての参加の方も数名いるようですが、わたしもまだまだ初心者でこの探鳥会参加は1年半前からの若造です。造詣が深い大先輩たちにはいつも大いなる知識にハッとさせられます。

鴨たちはまだまだ集まりが少ないようです。珍しいゴイサギがいたとのことで、皆さんの望遠鏡の向きに目を向けると、フンをして飛び去って行きました。わたしが「あっフンが落ちた!」と叫ぶと、ベテラン会員さんから、「なるべく軽い体で飛ぶように、飛び立つときにフンを落とすことが多いんだよ。」ガテン・・・・

探鳥会ルートには、水処理センターに公衆トイレと自動販売機が設置されています。探鳥会のメインステージである瑞梅寺河口の前の休憩地です。

大勢のカモたちとの再会に心が弾みます。

ちようど上げ潮で遡る小魚を、クロツラヘラサギ・ダイサギ・アオサギ・カワウ4種類の水鳥が、協力して追い込み漁をやっています。

ここには小魚も多く住んでいるためでしょうか、ミサゴもたくさん観察できます。朝食中のミサゴです。

追い込み漁の水鳥たちも、満ち潮の小魚達と一緒に上流へ登ってきました。

上空では、チョウゲンボウとカラスの戦闘が尻広げられています。このチョウゲンボウは先月もいたそうですが、ベテランの方たちによると羽色が淡いので別の個体とか・・・・

漁の終わったカワウたちが羽を乾かしています。カワウは水に潜るのが得意な鳥ですが、カモ類のように羽に油を塗って水をはじく仕組みがありません。その代わり羽が水をはじかないので、浮力が少なくなって潜りやすくなっています。だからびっしょり濡れてしまった羽を乾かすためによく羽を広げます。

沢山のカモたちが一心不乱に餌探しです。

今日の探鳥会では10種類のカモを観察したとのことです。

大ベテランの森さんが「河川をきれいにしようと、ごみ泥を取り除き、砂利を敷き詰めたところ鳥が消えた。」と話しされました。人の立場の環境保全と、人以外の生き物の立場の環境保全とは大きく異なることを教えてもらいました。

まだまだ鴨が少ないですね。

九州北部への渡来数が多いので、このように呼ばれる「筑紫鴨」(ツクシガモ)もまだ見当たりません。この鳥は絶滅危惧種で大変珍しい鴨です。

最後の観察ポイントに急ぎます。

夏、沢山のシギ千鳥でにぎわっていた川岸もすっかり寂しくなりました。ここでやっと腰を下ろすことができます。「よっこらしょ」・・・・

これで探鳥ルートも終わりとなります。

イベント最後の「鳥合わせ」が始まりました。本日は参加者30名ほど、観察した鳥の数は50種類以上でした。

本日も観察でのワンポイントを教えてもらいました。全体の大きさや色、鳴き声などから種類を識別しようとしますが、飛翔の姿や詳細な体の一部の特徴などその種のポイントをおさえることが肝要だそうです。現世で「経験豊かなベテラン」と呼べるようになるのでしょうか。

こんふゆに ここたいで かもんちょうさをすっちきいて かせっすっこっぢ しもした

この冬に この近所で 鴨の調査をすることを聞いて 手伝うことに しました。


★ミヤマガラス(深山鴉)

2018年11月17日 | 野鳥

ミヤマガラス(深山鴉)は山奥に棲んでいそうな名前ですが、毎年冬になると大陸からここ糸島二丈の平野部の田んぼに渡って来ます。数十羽以上の大群で群れ飛ぶ様は冬の風物詩です。遠目には普通の黒いカラスなので、野鳥に興味のない人が見かけたとしても本当にただ黒いカラスが群れているとしか思わないでしょう。また、去年はこの群れの中に珍しいコクマルガラスが混入していたそうで、今年は注意して観察します。

 

ミヤマガラスは全長47cmほどでクチバシがやや白っぽく、ハシボソガラスよりもさらに細く尖って見えます。

 

以下カラスの写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne

 

コクルマガラスは全長33cmほどで、日本に飛来するカラス属では最小種です。嘴は細く短く全身は黒い羽毛で覆われ、側頭部に灰色の羽毛が混じります。頚部から腹部の羽毛が白い淡色型と、全身の羽毛が黒い黒色型がいます。羽毛が白いのは遠くからでも判別しやすいのでしょうが、大小の判別は識別できるのか不安です。これからは双眼鏡を車に置いておきましょう。

 

ハシブトガラスは全長56cm、翼開長100cm、体重550-750gほどで、全身が光沢のある黒色をしており、雌雄同色です。ハシボソガラスよりやや大きく、嘴が太く上嘴が曲がっているところと、額(嘴の上)が出っ張っているところで判別できます。一般的に呼ばれる身近なカラスとは、このハシブトガラスとハシボソガラスでしょう。

 

ハシボソガラスは全長50cmほどで、全身が光沢のある黒色をしており、ハシブトガラスに似るがやや小さく、嘴が細く上嘴があまり曲がっていないところと、額(嘴の上)が出っ張っていないところで判別できます。鳴き声でも容易に判別できます。ハシブトガラスは「カーカー」と澄んだ声で、ハシボソガラスは「ガーガー」と濁った声で鳴きます。

 

このほかカラスと名の付く鳥は九州にはいないようですが、このホシガラスは高山地帯に住んでいます。

 

身近なハシブトガラスとハシボソガラスは雑食性で、学習と記憶の能力に優れ、いろんな環境下でも生きていけ、天敵というものがあまりなく、自由な世界で過ごしています。10年ほど前に自宅の玄関横の欅にキジバトが巣をかけ羽化して可愛い声が聞こえてきたのですが、ハシブトガラスがヒナを巣から落としてしまいました。食べることもしないでただ命を弄ぶ行為に悲しくなりました。ほかの鳥は行動そのものが生きることですが、どうもこの鳥は「遊び」を知っているようです。野鳥の会の会員ですがあまり好きになれない鳥です。次の写真の鳥もカラスの仲間です。

 

からぃ ないごてなっと からぃは やまに もぞか ななっの こどんがおっからよ

からす なぜなくの からすは やまに かわいい ななつの こがあるからよ


★我が家の周りの鳥たち

2018年10月30日 | 野鳥

10月も終わりとなり、めっきり涼しくなり過ごしやすい毎日です。今月は慌ただしい毎日でブログの更新もままならなかったのですが、やっとこれから穏やかな日々がおとずれます。10日以降に眼医者が2回、内科が1回、どちらも大した病気ではないのです。それと孫の運動会が2つ、

 

 

大阪の親戚家族とわたしたち兄弟の13人での2泊3日の指宿旅行、

 

季節の変わり目で孫たちが熱をだし自宅での保育園開設、もちろん面倒はみませんが、

 

OB会の総会、

 

定例の風呂の会、

 

その間、釣りの計画もしていましたが時化のため2回もキャンセル、イライラが募りますが週末は生きエビでのタイ釣りの予定です。写真は昨年11月7日の真鯛です。

 

わが家の周りに毎年愛らしい顔を見せて、澄んだ声で「ヒッ、ヒッ、カッカッ」と火打石をたたく音に似た音を出すジョウビタキが帰ってきました。最初に確認したのは10月15日ごろですが、昨日朝の9時私の家の前のお宅のテレビアンテナで、テリトリーの主張でしょうがジョウビタキではあまり聞くことのない囀り(さえずり)が聞こえてきました。また、小高い丘の真ん中でにあるこのアンテナには、ホオジロなど様々の鳥の囀りが聞けます。

 

鳴き止んで急いで飛び立ったかと思うと、私の目の前3mほどのところに降り立ち、ディスプレイが始まりました。

 

 

よく見ると下の方に別の雄が存在しています。両方とも雄のため、たぶん威嚇のディスプレイと思います。

 

 

場所を変えてもしばらく威嚇は続いていました。よいものを見せてもらいました。

 

その後、カメラをもって冬に訪れる「タシギ」が帰ってきているか、いつもの場所に出かけてみました。写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne

 

コンパクトカメラでの撮影で見にくいのですが、帰ってきていました。これからいつでも会えますが、警戒心の強い鳥ですので、注意して観察します。

 

その途中にはモズがさかんにおなじみの「キィー キィー キチキチキチ」と鳴いています。

 

車ですぐの所くの河口へ、冬鳥のカモたちが来ていないか探しに来ましたが、いたのは留鳥のカルガモとアオサギでした。

 

 

ここ2-3日にシャッターを切った、近所の風景を3つほど、まずは箱島に沈む夕日です。

 

ブロッコリー畑と二丈岳

 

少し左へレンズを向けると後は雷山です。

 

本日より鳥の餌台(バードフィーダー)を設置しました。このバードフィーダー12月に退職する友人の手作りですが、ネット販売しようと考えてもいます。儲けるつもりは全くありません。少しでも鳥に興味を持ってくれる人が増えればいいと思っています。提供価格は、4日の野鳥の観察会で会員の方の意見や、材料費などから決めようと思います。

 

といのえさわ たっかたっどん とぃがもぞかかおを みせてくるっで たのひっかど こぉてみらんな

鳥えさは 高いけれど かわいい顔を 見せてくれるので 楽しいですよ 買ってみませんか。


★2018年10月の探鳥会

2018年10月09日 | 野鳥

小さいころ鹿児島の故郷にはクリの木はほとんど見当たらず、大阪の姉ちゃんから秋の知らせで届くマツタケとクリが大好きでした。この時期はさすがにマツタケを戴くことはできませんが、栗ご飯が食卓に並びます。近くの産直から山に自生している山栗が格安の300円で販売していました。栽培のクリと違い黄色みが強く栗本来の味が楽しめます。

 

友達が作ったカスタムナイフで皮を剥いでいきます。もっと簡単な剥き方があるかもしれませんが、栗の皮を八の字に剥くと簡単にはがせます。よく切れる刃物でないと滑って怪我しますので注意が必要です。この後、渋皮を薄く剥いていきます。孫たちの分まで全部剥きました。

 

台風一過のすがすがしい日となった一昨日の7日、10月の探鳥会に参加してきました。前回借りた帽子を洗ってお返ししようと思っていたのですが、お世話になった南さんの顔はありませんでした。

 

午前9時、自己紹介の後今日の探鳥会が始まります。

 

早速たくさんの鷺が出迎えてくれます。コサギ・アマサギ・チュウサギ・ダイサギの4種類15羽程が、仲良く同じ田んぼで朝の食事中です。

 

あちこちからモズの声が聞こえてきて秋を感じます。先月からここら一帯にも珍しいタカサゴモズがいたとのことで、鳴き声の方向に双眼鏡が並びます。残念ながらこの日は現れませんでした。

 

メイン会場の干潟にやってきましたが、冬だと鴨たち喧騒の満潮ですが、この時期シギ類は干潮のときの餌場のため、先月の珍鳥セイタカシギも見当たりません。はるか上空に鷹が出現・・・・生態系の一つの頂点に君臨する猛禽類は、誰もが憧れる鳥です。かなりの高さを飛翔していて雲の中に消えたりして、双眼鏡で姿を捕えるのも困難でイライラも募ります。どこだ・どこだ・・・・

 

飛翔方向からこの時期さかんに大陸へ渡るハチクマではなさそうです。ハチクマは五島列島の大瀬崎から越冬のため南下して中国大陸へ向かいます。野鳥の会福岡支部でも毎年約一か月間渡りの調査を実施しています。ご興味のある方はこちらを・・・・実はこの私も片江展望台での調査にまだ行ったことがないのですが・・・・

http://www.city.fukuoka.lg.jp/jonanku/kikaku_ks/charm/hachikumkannsatukai.html

 

人なっこいアオサギが16羽確認できました。

 

その中に世界に数千羽しかいないといわれ、絶滅危惧種のクロツラヘラサギが1羽、仲間がもうすぐ帰ってくるのを待っています。

 

干潟と反対方向の田んぼでは、近いうちに刈り取りが始まるのでしょうか。

 

先月も先々月も同じ水門の開閉ドアに佇むカワセミを見ようと急ぎます。また、ここ付近にはホオジロが「一筆啓上仕候」と近くで囀ってくれるのですが・・・・

 

残念ながらシジミ取りの方の影響か、カワセミはどこかで羽を休めているようです。写真の赤丸のアオアシシギは、人が水の中と安心しているのか逃げようとしません。

 

この鳥の飛び立つときの鳴き声は「季節を感じる声ですね。」とリーダ、「チョーチョーチョー」と、なんだかもの悲しく情緒のある声です。

 

上空には大河ドラマ「西郷どん」のオープニング映像に出てくる「空飛ぶ漁師」ミサゴが、優雅に舞いながら魚を狙っています。わたしのカメラの望遠が限界で、拡大しても映像が不明瞭なため、白黒の配色が美しく精悍な顔がはっきりしないのが残念です。

 

釣り好きな私は、隣で竿を垂らしている方たちへ声掛けします。写真の奥の釣り人へ「釣れましたか・・・・」

 

30匹ほどでしょうか型のいい、旬のはしりのハゼでした。孫と今年も釣りに行く約束をしているので、そろそろ準備をしておかないと・・・・

 

時間は2時間を超え、「そろそろ帰りましょう。」とリーダが声掛けします。

 

本日は運動の最低ラインと言われる歩数計5,000歩、探鳥しながらの距離ですので2Kmほどでしょうか。

 

太陽はサンサンと日差しも熱く、30度近い暑さとなりました。

 

アオアシシギの「チョーチョーチョー」に足を止めます。

 

本日の探鳥会での成果は、ダイサギとチュウサギの見分け方を森さんに教えてもらいました。当然サイズ的に違うのですが、一緒にいない単独ではなかなか難しい部分があります。嘴はダイサギよりも短く、嘴からおでこにかけてのカーブがダイサギより少し丸みを帯びた可愛い感じです。双眼鏡で覗かないと判別できませんが、くちばしの先がわずかに黒いのがチュウサギだそうです。何回も鳥を見ればダイサギより小さいとか嘴が短いなど判別できるそうです。姿を目に焼き付け鳴き声とともに、自分なりの図鑑を頭の中に作れる日がいつ来るのでしょうか。

 

本日の参加者は16名で確認した鳥は45種類ほどです。やはりハンディ図鑑には掲載されていない鳥も多く、「フィールドガイド日本の野鳥 増補改訂新版」を早速ネットで購入しました。興味のある方はぜひご覧ください。

https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/c/books1/

 

また、来月の11月からバードフィーダー(餌台)を自宅の欅の下に設置します。木工プロの友達中園さんが今年12月で退職します。このバードフィーダーも彼が作成したものですが、退職をきっかけにネット販売しようと画策しています。けっして儲けようとは思っていませんが、鳥の好きな人が増えればいいかなと思っています。まだまだ値段などは決まってはいませんが、私の知り合いでほしい方がいましたら連絡ください。

 

まだ11時過ぎでラーメン大好きな私は、ひょっとすると「長浜ラーメン 安全食堂」が並ばないでいいのかもと急ぎますが3連休の中日ですでに行列ができていました。

 

せっかく来たので20数分待ってやっとカウンターに座ります。

 

車で10数分以内の距離にも、毎回期待を裏切らない有名店の「一風堂」や「一蘭」がありますが、久留米系よりもあっさりな「安全食堂」の長浜ラーメンも大好きです。

 

せんしゅう たいふうでほうそうせんかった せごどんも ここにきっせぇ わっぜ もしとこなった はめっけぇ きばんやんせ せごどん

先週 台風で放送されなかった 西郷どんも ここにきて 一層 面白くなりました 頑張って 働いてください 西郷どん。


★2018年9月の探鳥会

2018年09月03日 | 野鳥

暑い日がまだまだ続きますが、台風21号が明日やってきそうです。福岡への影響はほとんどないようで雨もあまり期待できないようですが、影響の予想のある地域の方は非常に強い台風です十分注意してください。

9月1日は地域の夏祭りの打ち上げでした。今年から会場や夜店の出店など祭りの形式も大幅に変えて、たくさんの武区民の参加で大変な盛り上がりでした。前年度役員時の祭り形式変更の提案者の一人としてお手伝いしましたが、雰囲気的にどうやら来年もお手伝いしなければならないようです。

 

昨日は9月の探鳥会でした。いつもの集合場所は地域の方たちが草刈り機を使っており、急遽集合場所を大学のグランド横に了解を取って変更しました。

 

昨日の恵みの雨の後ですが、今日は快晴となっています。帽子を忘れたことに気づき、いつも声をかけてもらっている森さんが、車の中で予備の帽子を探してもらっていると、南さんが「これを使ってください。いっぱいあるから遠慮しなくていいよ。」と気遣いまでしてくれ、真新しい帽子を貸してくれました。

 

リーダも到着していつもの自己紹介です。本日の参加者は23名です。

 

クリークには篭脱け鳥のコブハクチョウが餌をもらえるのかと近づいてきます。3年ほど前から住みついていて餌にはありついていそうですが、仲間のいない一人だけはさぞ寂しいことでしょう。

 

この時期は小さかったカルガモの雛も大きくなって、遠くからだと親と当歳の子の見分けも着きません。その中には何らかの事情で繁殖地に行けなかった越夏のコガモも一羽連添っています。メイン会場の干潟へ急ぎます。

 

一昔前までは、旅鳥または留鳥・迷鳥としてまれに記録される程度であったそうですが、珍しい2羽のセイタカシギを確認しました。コンパクトカメラでの望遠のため見にくいと思いますが、写真の〇印の鳥です。上の写真の方は足の色がピンクの状態で幼鳥と思われ、さかんにエビやカニなどの甲殻類・小魚・ゴカイなど首を振りながら歩いて捕食しています。

 

地味な鳥が多いシギ類の中で、コントラストな目立つ体色とかわいい顔です。特徴の脚の長さは干潟などの浅瀬で競合する、他のシギ・チドリ類よりも深い場所にまで足を延ばし広い餌場を確保できます。写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne

 

ベテラン会員の皆さんはムナグロかダイセンか?小さな特徴をとらえて鳥を特定しています。近くへ来てくれればわたしでも判明できるのですが、なんせ30-50mも離れた場所ですから素人目のわたしには難解です。

 

魚好きのわたしにはクリークはもちろん、干潟の浅瀬に住んでいる魚も非常に気になります。干潟にはいくつものくぼみがあります。このくぼみは小さいころ田舎の浜でたくさん見てきましたが、チヌ(クロダイ)がエサ取りのために掘った穴に違いありません。

 

チヌは雑食性ですが元来岩交じりの砂底の生物を好むボトムフィーダー(底から食べる者)と呼ばれています。砂底や泥底に穴を掘ってカニや二枚貝を噛み砕いて食事をします。

 

午前10時前、日差しも強くなりました。川の中には夏の旬「土用しじみ」を取る方がいます。

 

鳥の少ない時期ですが、いつもと変わらない2時間が経過しました。リーダの「帰りましょうか。」・・・・

 

今日は帽子のおかげで快適な探鳥会となりましたが、帽子の中はわたしの汗でぐっしょり濡れています。このままお返しするわけにもいかず、南さんにお話しすると、「まだほかにもたくさんあるので、差し上げます。遠慮なく使ってください。」と言ってくれます。まずこの場は「ありがとうございました。」

 

この地域の稲穂は酷暑渇水のためでしょうか、枯れた穂も見られます。大きな不作でなければよいのですが・・・・

 

鳥のすくない時期ですがたくさんの会員の方が参加しています。ただ、会員の皆さんのお話を聞いていると「○○さんは探鳥会もいけなくなって退会したそうよ。」など、ここも高齢化が進み今後の会の運営に影響が出てくるようで心配です。

 

最後の鳥合わせでは35種類の野鳥が観察されたそうです。おかげさまで今日も勉強させていただきました。来月からサマータイムがおわり朝の9時からとなります。

 

あらいよー けんぬっかひに ぼうしをもってこんで じやっどん みなみさんが 「ぼうしーかすっで」 ちゅてくれて わっぜたひかった  あいがとさげもした。

なんてことだ こんなに暑い日に 帽子を忘れて しかし 南さんが 「帽子を貸してあげる」 と言ってくれて 大変助かりました ありがとうございました。


★2018年8月の探鳥会

2018年08月06日 | 野鳥

朝早くから囀っていた野鳥も、夜明け前から鳴きだす「ヒグラシ」と、それに続く「クマゼミ」の大合唱に沈黙の毎日ですが、サマータイムで8時からですが本日は酷暑の探鳥会です。

しかし、小さな孫たち二人の面倒を見なければならないので30分から1時間程度の参加となります。

 

クマゼミが最高潮の大合唱の中、探鳥会が始まりました。鳥も少なく酷暑のこの時期、参加者もまばらの12-3名で出発です。

 

先月はたくさんのオオヨシキリが、「ギョシギョシ、ケケチケケチ」と大変賑やかだった荒れ地の萱場には、金属光沢の美しい緑青色の翅を持ったトンボで、飛ぶときにチョウのように翅をヒラヒラさせる「チョウトンボ」が止まっていました。

 

もうすぐ稲穂が出る気配の田んぼには、ヒエがたくさん実って頭を垂れています。探鳥会のリーダが、「こんなヒエには,昔巣立ったばかりのスズメの雛たちが群れていたのだが・・・・」。あれほど身近だったスズメも50年前の10分の1に激減した説もあります。

 

ここ今津の探鳥会の場所はクリークが張り巡らされていて、この時期には様々なトンボが飛び回っています。会員の方もさかんにシャッターを切っています。

 

「シオカラトンボですか。」と聞いたところ、シオカラではないそうです。ネットで調べたところシオカラトンボより一回り小さい「コフキトンボ」ではないかと思います。なお、シオカラに似たトンボは数種類いるとのことですが、ほとんどの会員の皆さんは自然の動植物を愛おしむナチュラリストの方です。鳥だけでなく蝶や植物などの図鑑を一緒に携えている方もたくさんいます。

 

田んぼの畔にカルガモの親子が見え隠れしています。ヒナは2匹しか見えませんが稲に隠れてたくさんの兄弟がいることでしょう。盛んに私たちを気にしている親になるべく急いで立ち去ります。

写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne

 

ここで私は近くに住む長男の家に、今日面倒を見る孫を迎えに行きます。あと次男の1歳6か月の孫娘と二人の面倒を妻と見なければなりません。

 

皆さんに挨拶をして今日の探鳥会は終わりです。ちなみにわたしが今日確認した鳥は

ハシブトガラス、セッカ(声だけ)、越夏個体のマガモ、アオサギ、ダイサギ、カルガモ

以上たった6種類ですが、この先の探鳥ルートはメイン会場の干潟が広がります。

 

週末は久しぶりの夜のイカ釣りを計画しています。鹿児島から友人正喜君が一緒に釣行することとなり、再会が大変楽しみです・・・・が、誘った手前、天気と釣果が非常に気になります。

 

よおついけ け ち ゆうたどん てんきやら つるっどかい わっぜ しんぱいやっど つるればよかどん

魚釣りにおいでといったけど 天気や釣れるかどうか 大変心配です。 釣れればいいのですが。