人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★胸に刻まれた愚妻の誕生会

2019年01月26日 | 日記

年賀状の「切手シートのあたり」と書き損じのハガキを交換してきました。毎年のように思うのは、遠くにいて疎遠になった方たちへの賀状を出すか否か、当時は様々な邂逅(ご縁)でお世話になった方たちです。年を重ね最後の年賀の挨拶をした方もいられますが、やはりわたしからは出すのをやめることはできませんし、まだまだ年賀の挨拶で「息災に暮らしています。」は続きそうです。すこし自分勝手なようですが、後輩から賀状が来なくなるのは複雑な寂しさがあります。磯釣りのご無沙汰も2年、今年は3人の釣友から挨拶が来なくなりました。

先日は愚妻の○○歳の誕生日で、二人だけでささやかな食事会をと・・・・ピザとパスタのイタリア料理のお店「BanZo」にやってきました。

年に二回程、特別な日に出かけてくるお店ですが、ピザ「BanZo special」はいつも期待に応えてくれる味わい豊かなメニューです。

いろんなお店のピザをいただいた食通でもありませんが、「BanZo special」は必ず注文する一品です。また、ここは高台の立地がら加布里湾が一望できる景色の良いところです。

これがピザ「BanZo special」です。幾種類のチーズや具材の味はもちろんですが、手作りの生地食感もふわふわとした芳ばしい生地です。

多くの味を知らず、当たり前のように注文するパスタはボロニェーゼ(ミートソース)ですが、今夜は愚妻の誕生日でオーダをまかせます。

それまでは私たち夫婦だけの貸し切れ状態だったお店でしたが、ドアに可愛いお嬢さんたちがやってきました。二人でシェアしたピザとパスタでお腹いっぱいとなり、私たちがいなくなることで会話が弾むだろうと、お会計に立ち上がりました。ところが「今からミニライブをここでやりますので、もし時間があったら聞いてもらえませんか。」と一枚のチラシをいただきました。

清楚でかわいいお嬢さんにお願いされて、断る理由もありません。グループのみんなが集まるまでと、ピアノ演奏が始まりました。すぐにメンバーがそろいライブが始まります。

私たち夫婦に合わせて槇原敬之さんの曲を歌ってくれます。私の全く知らない曲ですが、心遣いを裏切るわけにもいかず、知ったふりして聞いています。すみません・・・・

ええ格好しいのうぬぼれ屋のわたしが、「今日は愚妻の誕生日です。Happy Birthdayお願いできますか・・・・」のリクエストに快く歌ってくれます。

厨房でそれを聞いていたのでしょう。マスターからのバースディケーキが届けられます。皆さんからの暖かな気持ちあふれる思いが届けられて、思わず涙ぐむ愚妻がいました。

ケーキのお皿にはチョコレートで、Happy Birthdayと気持ちを込めた文字が並びます。

決して忘れることのない誕生日の夜となりました。1時間ほどコンサートでの邂逅でしたが、コーラスグループ「エンジェルズ」のやさしいお嬢様とBanZoのマスターありがとうございました。なお、糸島市を中心に活動するコーラスグループ「エンジェルズ」のHPはhttps://angelsofficial.amebaownd.com/

先ほどテレビが5年後を目途に、戸籍情報が全国どこの市町村でも確認できるシステムを検討中とのことです。昨年息子の依頼もあり、ご先祖を江戸後期までさかのぼれました。もちろん今の戸籍は息子共々大好きな鹿児島で、私が死ぬまでは戸籍は動かさないといっていますが、このシステムが出来上がれば、謄本依頼の煩わしさから解放されるので、今後ルーツをたどることや、ご先祖様に対する感謝の気持ちも忘れないでしょうから、息子には戸籍を変更しないようにお願いしようと思います。

いっもかっも はめっつくい うっかたやっで だれっせー ひんねらんごっ たのんもんで

いつでも 頑張って働く 嫁ですから 疲れて 寝込むことのないように お願いします


★壱岐名島でのイサキ釣り

2019年01月21日 | 釣り

ワカメの若葉が早くも店頭に並んでいます。早速買い求めて酢味噌と味噌汁でいただきます。今の若いワカメは茎まで柔らかく磯の香りも強く絶品です。

先週14日に引き続き19日の昨日もクロ釣りに出かけてきました。あくまでもターゲットはクロだったのですが、結果はイサキの貧果となります。本日の出港は午前7時ですが、6時30分には港に着きました。

先週、竿の忘れ物があったわたしは道具を点検しながら、タックルを車から下ろしていきます。隣の福田船長操る「大耕丸」さんは、烏帽子での鯛ラバだそうです。

本日も波高1m以内と凪の予報に、港の船にはたくさんの釣り人です。

午前7時出港です。

壱岐郷ノ浦を朝7時発で博多港へ向かうフェリーです。約2時間半の船旅です。

名島に着きましたが、思った以上に南西の風が強そうです。

先週のクロ釣り場に錨をかけようとしますが、風波が強く風裏に錨を打ち釣りを開始します。根が荒く、浅いところは水深が10m少しのため、前回忘れてしまった船フカセ用の竿(SHIMANOボーダレス)でクロを狙います。全誘導仕掛け(ウキ下は固定せず自然に仕掛けを沈めて釣る仕掛け)が楽しいのでしょうが、ウネリと風がそこそこ強いので、2号負荷の棒ウキ、ハリスは4号の2本針約8mの仕掛けとします。

ウキ下は4-6mで、船から沖アミの餌をパラパラと撒きながら流していきます。

撒き餌が効いてきた数投目、気持ちよい消し込みとラインがバチバチっと出て行き、上がってきたのは40Cm近い黒っぽい居つきのイサキです。

風も少し強くなったようです。

釣友で船長の藤井さんにも型の良いイサキが釣れました。

ミヨシ(船のへさき)で釣る私は船の錨を船首から入れているため、波の揺れに踏ん張る足が疲れます。風裏のポイントを探して錨を入れますが、アブッテカモ(スズメダイ)の入れ食いに、ついにギブアップします。

このアブッテカモは福岡市の郷土料理で塩を付けて焼いた料理名でもあります。初夏の塩漬けの焼いた抱卵アブッテカモはプチプチの触感が珍重されます。焙って噛もう(焼いて食べようと)と、あぶって食べれば鴨の味がする、この2つの名前の由来があります。オセンゴロシ(お仙殺し)と呼ぶ地域もあるみたいで、骨は小さな割には硬い骨で、お仙という女性がこの魚を食べて、喉に骨が刺さり腫れて死んだのが由来だそうです。エサ取りでなければ大変可愛い魚です。

まだお昼を少し回ったところですが、スロージグ名手の藤井さんの「ちよっと遊んで帰りましょうか。」の声にも乗らず、帰りましょう・・・・

姫島の風裏ではクロ釣りでしょうかレジャーボートが1艘います。

このポイント「産の穴」というそうですが、30数年前には師匠ナベさんたちと、岐志港からフェリーで20分程のこの島へクロ釣りによく行きました。途中まで遊歩道がありますが、ごろた石の磯場を釣り餌等の重い荷物を持ち汗だくで釣り場到着です。当時は足裏サイズ(30Cm前後)のクロがよく楽しませてくれました。いまは70代のナベさんですが、まだまだ現役バリバリの磯釣り師です。昨年5月の九重登山では、さすがに靴は違いますが、釣服SHIMANOに身を包んだお茶目なナベさんです。

魚探に写る小イワシに集まる、いま旬のブランド名「糸島 サワラ」を狙って、多数の漁船が湾内を走り回っています。

体力維持の登山も休みがちですが、二丈岳の麓大入港に着きました。

今日の釣果は二人でイサキ8枚とウマヅラハギ2枚でした。貧果の中でもいつも釣りの楽しさはやってきます。

タイラバ釣りで出港した「大耕丸」さんは、まだ帰ってきていません。乗船した釣り人さん達の大漁を祈りつつ、本日も藤井さんありがとうございました。

帰ってすぐにすべて3枚におろします。愚妻は半身の1枚を刺身でいただき、わたしはその中から1切れ2切れの刺身で満足です。残りは息子たち家族で刺身やフライとカワハギは煮つけで、孫たちのお腹に収まります。今日は近所にはお裾分けはありません。

釣り道具の後始末は大変です。花の少ない冬にうつむき加減に視線をそらして好意を寄せる可愛い娘のような、クリスマスローズの花芽も大きくなりました。

しおらひっか こん はなぁ わっぜむぞかなぁ~

おしとやかな この 花は 大変 可愛いですね

 


★壱岐沖船からのクロ釣り

2019年01月16日 | 釣り

いまTVで糸島の海でクサウオ(ミズドンコ)が大量に発生して漁師を困らせているとの放送があります。この魚は寒くなると、浅場に産卵回遊してきて刺し網などに引っ掛かり網から外すのが大変だそうです。釣りではお目にかかったことはないのですが、唐揚げにするとおいしいとか・・・・

1月5日初釣りの釣果が芳しくなかったので、再チャレンジに壱岐名島沖でのクロ釣りに行ってきました。天気が危ぶまれていましたが波高1mとの予報で、この時期めったにない釣り日和となりました。

本日はゆっくりの午前8時出港予定ですが、早めの7時40分には港に着きました。アオサギくんが食事中です。

釣友藤井さんのマイボートの横は、気のいい福田船長操る遊漁船「大耕丸」です。本日はお客様もいないのでメバル釣りで遊ぶそうです。迎えに来てくれた大作兄ぃの車から荷物を下ろして藤井さんを待つこととしました。

荷物を下ろしていると、な、なんと・・・・肝心かなめの釣竿と電動リールを忘れてきていることに気づきました。自宅まで10分程度ですが、大作兄ぃに叱られながら急いで取りに帰ります。

バッテリーも忘れていましたが、何とか約束の8時には帰ってきました。しかし、昨年末新調した船フカセ用の竿(SHIMANOボーダレス)とスピニングリールを忘れてしまいました。ガックシ・・・・

姫島近くでは旬の鰆釣りの船が此処彼処に走り回っています。

ウネリが思った以上にあり、ゆっくり航行し約1時間20分程度で壱岐名島に到着です。

目の前は壱岐の島です。真ん中付近が印通寺(ふつうは「いんどうじ」と呼びますが、壱州もんは「いんつうじ」と呼びます)です。

本日もウキ流しでクロを狙います。前回は水深のあるところから流したのですが、水底が見える13mほどのところに錨をかけてウキを流していきます。

下の図はイサキや鯛狙いの仕掛けですが、錘とウキ40号、ハリスは5号エダス4号、はりはクロ針の8号、4本バリ仕立てで全長およそ12m以上、ハリスと針は若干小さめの仕掛けです。水深が浅いのでウキ下は天秤から5mほどに設定します。

それほどの寒さもなく、ウネリも急激に弱くなりました。

撒き餌が効いてきたころ40Cmほどの型の良いクロが釣れました。

続けざまに同じような型のクロが釣れます。

次第にエサ取りのウマヅラハギが傍若無人に振る舞います。むかし田舎ではベトコンと呼んでいましたが、釣り上がってくるウマヅラハギが多くなります。しかし、小骨が少なく孫用の煮つけには最高です。なお、藤井さんの奥様も肝が大好物とのことです。たまに足裏サイズのクロも混じります。

シロダイが来ました。もともと南方系の魚らしいのですが、壱岐周りの砂礫域でよく釣れます。食べているもののせいでしょうか、この砂礫域に住む魚の独特な匂いに、嗅覚過敏な私は食べたことはありませんが、持ち帰って捌いたところ、きれいな白身で脂の乗りも十分だったので、これは孫たちのフライ用にしました。なお、魚図鑑の食味は5段階中4で高級食用魚となっています。ええっ!

大作兄ぃも色々と仕掛けを工夫していますが・・・・

先を越され、口の悪いわたしに茶化されて怒られます。

ヒラスが釣れました。大作兄ぃ「写真はとらんど!」と言いながらもシャッターを切ってくれます。

すっかりウネリも取れてきました。

また仕掛けをいろいろ工夫しています。

針の大きさを落としてみます。

やっと来た型のいいクロにご満悦の大作兄ぃ・・・・

立て続けに良型のクロが釣り上がります。

藤井船長は、ウキ流しは潮の流れに船を横向きにして釣るため、風と潮の流れが真逆となり船を落ち着かせるのに苦労しています。

藤井さん50Cmの大型地グロが釣れました。いつもは鯛や青物狙いのため久々のクロに大喜びです。

わたしにも40Cmオーパのクロが釣れました。

隣に浮き流しの船が来ました。彼らはいつものウキ流しの仕掛けなのでしょうか、なかなか魚は釣れていないようです。自慢をして申し訳ないのですが、棚を浅くして、ハリスや針を小さく長めの仕掛けで釣らないと、なかなか賢いクロは釣れてくれません。長年の磯釣りの経験が生かされます。

午後3時半、そろそろ納竿の時間となりました。

3人の釣果です。藤井さんは大好きなクロと奥様の好物ウマズラハギに満足です。錨を入れるポイントが釣果に直結しますので、船長藤井さんのお手柄ですよ。

エサ取りのウマズラハギ対策にも苦労しました。タモ入れ寸前の大型2匹のバラシも残念ですが、3人分のこの釣果・・・・良しとしましょう。

好天気に恵まれ楽しい釣りでした。

午後4時ホームの大入港へ向かいます。

大入の石積みの波止にはたくさんのエギンガー(餌木でのアオリイカ釣り)です。

午後5時過ぎ港に到着です。

今朝がたのアオサギくんでしょうか、私たちの帰りを待っていてくれました。ごめんねぇ、あげる魚はないのよぉ・・・・

わたしはクロ4匹、カワハギ8匹、ヒラスとシロダイ1匹を持って帰ります。この船には、釣りを楽しむことや、船の燃料代など、上手下手もない「公平」な分担ルールが存在しています。似た者同士が縁を選んで集まって遊び、公平な対価を得るという。この格差社会において「遊の下での平等」もなかなかいいものです。今日も藤井さんありがとう・・・・

あまりきれいな写真ではないかもしれませんが、6歳の孫が食べたヒラスとカワハギの煮つけの残骸です。ここまで骨の多い煮つけをきれいに食べれる子供もそういないと思います。下の4歳の孫は刺身が大好きで、皿に盛られた刺身が瞬く間になくなります。おかずは刺身だけで十分なようです。明日は魚のフライをガッガツと鱈腹頂くに違いありません。さすがわが孫たち・・・・

ようのすっじゃ もぞか まごたっじゃっ こんつぃも よおつい きばっど

魚の好きな 可愛い 孫たちです この次の 魚釣りも 頑張ります


★2019年01月の「男の料理教室」

2019年01月12日 | 料理

今年の冬は厚いダウンジャケットを着こむこともありません。セータの出番も2-3回程度と暖かなシーズンです。ここ福岡では夏は猛暑で冬は暖冬まさに地球温暖化を憂います。先週の「2019年1月の探鳥会」でリーダの神園さんが、「今年の冬は小鳥が少ない」とおっしゃいました。我が家でも11月にバードフィーダー(餌台)を設置しましたが、やってくるのはスズメばかりです。いつもならメジロやヒヨドリは常連さん、ジョウビタキやシロハラも時折顔を見せてくれるのですが・・・・。愛犬との散歩の鳥の観察でも、今年はヒヨドリやメジロが明らかに少なくなっています。昨年まで田んぼを縦横無尽に飛び回っていたカワラヒワも、今年はやけに小さな集団です。ただ、今年は珍しいお客様と遭遇しました。1月7日アオサギにピッタリ寄り添う若いヘラサギです。

1月9日はダイサギに寄り添うクロツラヘラサギです。探鳥会の今津の干潟では珍しくはないのですが、このヘラサギ類は名前こそサギとなっていますが、天然記念物のトキの仲間で数も少ない冬鳥です。いつもは小規模な群れで行動するので、アオサギやダイサギに寄り添っていたのでしょう。

今年初めの男の料理教室に昨日11日参加してきました。献立は博多雑煮とモヤシ炒めです。

愚妻の雑煮や母ちゃんの雑煮はカシワ汁仕立ての焼き餅です。今は亡き母ちゃんの雑煮が恋しいです。

昨夜から、煮干・シイタケ・昆布でダシを取って用意してくれています。毎回のことですがリーダ小室さんありがとうございます。

博多雑煮の特徴は、あごだしベースのすまし仕立て、お餅は焼いた丸餅で、出世魚の「ぶり」と伝統野菜の「かつお菜」をあしらってあるのが特徴です。

かつお菜は、博多に古くから伝わる高菜の仲間で、茎の部分の味がカツオ節に似ていることが名前の由来といわれています。

また、ブリは出世魚という縁起の良さもありますが、年末にお嫁さんの実家に「嫁さんぶりがよい」と大きなブリを一本持っていく風習があったそうで、お正月のおせちの材料や雑煮に使用されるようになったとも言われています。

お餅も一人3個×22名分の、70個近いものを焼いていきます。

お昼前11時30分までには調理を終えます。

本日もデザートにとキンカン漬けと煮豆をいただきました。

盛り付けに入ります。

美味しく出来上がりました。

今回は新たに一人仲間入りしましたが、相変わらず一番の若造です。

最後はいつもの調理器具の点検です。本日もありがとうございました。

お正月番組で「最強運ランキング2019」というフジテレビのバラエティ番組がありました。なんと私は576通りで575位という悪い年になる運勢とか・・・・誰が信じるもんか・・・・興味のある方は http://fcs2.sp2.fujitv.co.jp/page/0102/

こといは よかこっがなかち ゆう うんせいやったどん けんたぁ しんじらんど まっげねぇ よかといやっど

今年は いいことがないと 言う 運勢でしたが こんなもの 信じません 間違いなく いい年となりそうです。


★2019年01月の探鳥会

2019年01月08日 | 野鳥

1月6日今年はじめての探鳥会に参加させてもらいました。所属する公益財団法人「日本野鳥の会」は、野鳥や自然を守る事業・野鳥や自然を大切に思う心を伝える事業を主たる事業として、自然尊重の精神を培い、人間性豊かな社会の発展に資することを設立目的としています。(HPから抜粋)わたしもわずか数年間の入会ですが、野鳥を知ることで自然環境に対して敏感に反応でき、自然を憂う気持ちが強くなりました。日本野鳥の会ホームページは https://www.wbsj.org/ 

自然破壊にたいして心を乱される思いが少しでも防止につながるのではと思います。ブログへおいでの皆様へもこの思いで野鳥のことを投稿しています。ぜひ、みなさんも長い時間の中で育まれてきたこの多様な自然環境に対して、何か自分に出来ること始めませんか。

私のつたないブログへの来訪で、鳥がより身近になった方々がいます。釣りの友人藤井さんはこの頃海鳥に対する質問が多くなったり、バードフィーダー(餌台)に興味津々の中園さん、大阪の姪っ子たちは自宅の庭にできたムクドリの巣に一喜一憂したりと、身近な人たちが鳥に対して今まで以上の興味を持ってくれたことは嬉しい限りです。会員資格は特にありません。しかし、保護活動のための会費は必要です。あなたも参加してみませんか。

本日はカモ類が大勢帰ってきているでしょう。天気にも恵まれ参加者も大勢押しかけています。

参加名簿に記入して、参加費用として100円を寄付します。

ここ今津の探鳥会リーダは鹿児島同郷で、経験も知識も豊富で頼れる神園さんです。

いつもの自己紹介も終わり、午前9時探鳥会が始まります。

フェンスで囲まれた調整池には、ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・カイツブリ・ハシビロガモが泳いでいます。写真の拡大した鳥はハシビロガモです。これ以降の遠景以外の鳥の写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne 掲載しています。

ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・カイツブリ・ハシビロガモが私の観察範囲ですが、ベテランさんはこれ以外に、オナガガモ・キンクロハジロ・スズガモ・ホオジロガモなども確認していました。

葦原の中に私には初めての鳥タゲリを観察します。翼は金属光沢のある緑がかった黒色で、頭には後方へ伸びるかざり羽の美しい鳥です。

わたしにとっては愛犬ナツとの散歩で、かならずといってよいほど水路で出逢えるタシギを観察します。

皆さんにとってタゲリはもちろんですが、タシギも珍しいらしく長いこと観察しています。

稲刈りも済み、干上がった水路には多くのシギやチドリのエサを探した足跡が残っています。

葦の茎の虫をついばんでいるツリスガラを観察します。葦原が少なくなり生きていくうえでの厳しい環境を憂います。

現在は満潮となっています。シギチドリ類は潮が引き餌場が現れるまで岸で静かに待っています。双眼鏡では種類を確認できませんが、沖に珍しいカンムリカイツブリが浮いているとのことです。望遠鏡をのぞかせてもらいますが、あまりにも遠くこの鳥を確認したことがない私には、図鑑を見てもこの鳥だといえる自信がありません。かっこいいダンディなこの鳥を近くで観察したいものです・・・・

先月はたくさんの数が観察できたミサゴやチョウゲンボウなど、鷹類が全く姿を現してくれません。

カワウたちも潮に乗って上流部へ登って行った小魚たちを、引き潮で降りてくるのを待っているようです。

中洲でもサギ達が引き潮を待っています。

なお、この中洲には6種類ほどの鳥がいます。左から、クロツラヘラサギ・ヘラサギ、この2種類はXXサギと呼ばれていますが、絶滅の危機を迎え世界に2千羽もいない貴重なトキの仲間です。一番右がダイサギです。

左から糸島二丈でも身近なアオサギ・カワウ・この干潟で一番数の多いくであろうヒドリガモです。

前半のポイントで珍しいタゲリを観察し喜んでいましたが、ここにはたくさんの群れが休んでいました。

わたしたち以外も、写真愛好家の方たちでしょうか、大きな望遠レンズの付いたカメラで上空を飛び回るカモたちを撮影しています。

セメント護岸にはたくさんのハマシギたちが並んでいます。

拡大写真の左のハマシギは100羽ほど確認したそうです。右が大きめの鳥アオアシシギです。この中には2種類のシギがいます。

最後の観察ポイントにやってきました。

これで観察は終わりとなります。

途中ナイターライトのところにハシブトガラスの巣を見つけて観察します。

観察ルートは決められていますが、それぞれほぼ自由な観察会ですので、先頭と最後の人の間隔は5-10分程度離れてしまいます。

集合場所に着くと、すぐ近くのライトのポールに止まっているチョウゲンボウを誰かが見つけます。普段鷹類は飛んでいる姿しか見れないのですが、おかげでじっくりと観察できました。この鷹も下にはたくさんの人がいるのになかなか逃げようとはしません。絶対に危険のないことをわかっているのでしょうか。

本日の参加者は40数名で、観察した鳥は55種類でした。少しづつですが、私自身の鳥の図鑑も探鳥会のたびに種類が増えてきました。より多く声を聴きより多く姿を確認することが肝要と感じています。冬の「かも調査」は全国規模で行われる日本野鳥の会のイベントですが、先ほど私の住んでいる地域調査の連絡が入りました。まだまだ素人で足手まといとなるかもしれませんが、しっかりお手伝いしようと思います。

よかぼうえんきょうや かめらがほひっかどん みのたけにおうた とぃみをせんとすまんど じやっどん だいかこてくれんけ

いい望遠鏡や カメラがほしいけれど 身の丈に合った 鳥見をしないといけません しかし だれか買ってくれないかな


★2019年の初釣り

2019年01月07日 | 釣り

私のつたないブログへおいでの皆様あけましておめでとうございます。皆様にとって、今年もさらなるご健康とご多幸があらんことを心よりお祈り申し上げます。

さて今年の正月は大変穏やかな天気の日々が続きました。この冬場めったにない釣りの好天気に1月5日、いつもの藤井さんの船で出かけてきました。フィシングナカハラ(http://www.q.turi.ne.jp/nakahara/tosen/tosen.html)お勧め遊漁船で、隣の出港準備の大耕丸さんは烏帽子での鯛ラバだそうです。

もう一人の相棒は、田舎の先輩大作兄ぃです。暖かな正月とはいえしっかりと防寒します。

少しの期待を一緒に乗せ、朝7時まだ薄暗い中出港です。

海の目印拠点である烏帽子岩付近に来ると、思った以上に風とうねりが高く、釣り場の変更を余儀なくされます。風裏となりそうな小川島の屋形瀬と平瀬の近くにやってきました。この屋形瀬は磯釣りで幾度となく遊ばせてもらったところです。師匠ナベさんたちと大型チヌの入れ食いを思い出します。

平瀬の灯台の防波堤にはウミウたちが羽を広げて日向ぼっこです。スマホのレンズが汚れたためピントがずれていますが、平瀬の燈台右側に10数匹並んでいます。遠景以外の鳥の写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne

隣のレジャーボートはクロ(メジナ)釣りのようです。我々もクロを狙おうとさっそく仕掛けを流しますが・・・慌て者の大作兄ぃは竿のつなぎが弱く、竿トップは浮き代わりに流れていきます。

2時間ほど釣り続けましたが、全く当たりなしで小川島北側にやってきましたが、ここでも当たりなしで厳しい釣りとなります。風とウネリもやや収まったようなので、当初の釣り場壱岐の名島近くへやってきました。藤井さんは得意のスロージク(ルアー釣り)でいい方のアコウが釣れました。わたしはウキ流しでクロとイサキを狙いますが、エサ取りの名手カワハギに悩まされます。

大作兄いも辛抱強く魚を狙っていますが、なかなか期待に応えてくれません。

またも藤井さんに、めったに釣れることのないアコウ(キジハタ)の50Cm級です。昨年9月には私にもはじめての50Cmが釣れましたが、やはりでかい・・・・賎しい言い方となりますが、大型はキロ7,000円となりますので、さしずめこの魚は一匹1万円以上・・・・

藤井さん一人でアコウ6匹も釣りあげました。

この船は釣れた魚は平等に持って帰るという、暖かな思いのルールがあります。これではいかんと必死で魚を追い求めていると、やさしい海は43Cmのクロを与えてくれました。続けざまに2匹目のクロが釣れます。

大作兄ぃにも鋭い当たりでクロと思い、タモを用意して待ち構えていると・・・・イラ・ダブル・・・・カメラに顔を向けてくれないぐらいのがっかりです。

藤井さんのスロー軸には70Cm級のヤズ(ブリの子)も釣れました。この後60Cmのヒラメも釣れました。

午後2時過ぎ、風とうねりが強くなったために、近場の根魚釣りに向かいます。

わたしも買ってきたエビで根魚を狙います。写真の電動リールのバッテリーは今年イカ釣りに来た正喜君が忘れていったものですが、このシマノのリチウムバッテリーは通常のバッテリーとは一段階パワーのある高機能のバッテリーです。

やはり近場の漁礁には魚の付きが悪く、午後4時過ぎ納竿となります。孤軍奮闘の藤井さんでした。

一方イラ2匹とアラカブ1匹と貧果の大作兄ぃは、私のカメラにわざとらしく振り向いてもくれません。

今日の釣果です。70Cmのヤズ、60Cmのヒラメ、50Cmのアコウ、43Cmのクロと高級な魚が揃いました。

今日は魚を船上でさばいて持って帰ります。

大作兄ぃとわたしは、70Cmのヤズ、50Cm級含めアコウ3匹とアラカブ1匹、40Cmのクロをもらって帰ります。ヤズとクロはわたしの家で二人で分けます。

わたしたちは鱗だけ取りましたが、藤井さんは内臓まで処理します。

いつの間にかカモメが新鮮な魚の内臓をもらいにやってきました。

一般的にカモメと呼ぶ鳥は、持っている野鳥の会の図鑑によると17種類ものたくさんの種類に分かれています。この鳥さんは特徴の黒帯の尾羽からウミネコと思われます。

前回の釣り納めのは坊主で帰ってきましたが、お陰さまで高級で新鮮な魚をもらってきて、刺身に煮つけに子供たち3家族で美味しくいただきました。

ことい はいみっの よおついで わっぜは つれんかったどん よかよおばっけ あいがともさげもした

今年 はじめての 魚釣りで 沢山は 釣れませんでしたが いい魚ばかりで ありがとうございました。