人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★2019年春 糸島ハンドメイドカーニバル

2019年04月26日 | 日記

皇位継承に伴う10連休が明日から始まります。この年になると無差別に混雑する環境を好きにはなれません。孫の子守り4日、生きエビでの鯛釣り1日、定例探鳥会1日、残りの4日は家でのんびり過ごします。この時期我が家のシンボリツリーの「なんじゃもんじゃの木 (アメリカヒトツバタゴ)」が咲き出します。国内のヒトツバタゴは天然(種が野鳥に運ばれて着床して自生)での分布域も狭く、絶滅危惧II類(環境省レッドリスト)で、長崎県対馬の鰐浦(わにうら)自生のヒトツバタゴは、国の天然記念物にも指定されています。しかし、我が家のアメリカヒトツバタゴは、北アメリカ産で落葉性、樹高はせいぜい10m程度の小高木です。ヒトツバタゴと比較して葉はひとまわり大きく、花弁がやや幅狭い感じです。国内の種であれば大木なのですが、我が家の狭い庭には最適で愛おしい木です。

3年前この「糸島ハンドメイドカーニバル」で買った、私の帆布の財布が疲れてきたので、本日から開催のイベントに探しにやってきました。今日は平日の金曜日でイベント開始10時を少し過ぎたころ、混雑はしていないはずと旧志摩庁舎の駐車場にやってくると、広い駐車場はほぼ満杯状態です。

糸島市イメージキャラクターの「いとゴン」が出迎えてくれます。

手作りのお店で店舗は小さいのですが、木工・竹細工・皮・陶芸・手芸・園芸・染色・宝石・ガラス、野外での飲食店営業など、出店は約120ほどの大きな規模です。

本日唯一の陶芸店です。

それでは、一部分ですが写真の店舗めぐりをどうぞ、お店には撮影許可を取ってからシヤッター押しています。

コーヒーショップで一休みです。

ここには多肉植物も販売されています。

引き続き、写真の店舗めぐりをどうぞ・・・・

羊毛フェルトで立体的な犬と猫を、写真を見ながら作っています。ほとんどがオーダメイドとか・・・・

木工細工理お店です。

ペット用の洋服屋さん。我が家のナツちゃんにも買ってあげたいが少し高め、手作りですから・・・・

藍染工房も・・・・

移動の食堂や、スイーツやスナック屋さんもたくさん並んでいます。

駐車場はすでに満車となっています。車誘導の方は大きな「満車」の看板を振り回しています。

ここ駐車場内には、糸島の作家さん達の応援施設として「いとしま応援プラザ」があります。専門的に作成している作家さんの常設の展示販売所です。作品で自立または自立に向け一生懸命なプロ作家さんですので、作品自体もキリッとして少し趣が違います。すべての作家さんの作品があるかわかりませんが、お近くに来た際はお立ち寄りください。

「糸島クラフト工房めぐり」の冊子への掲載は77工房ありますが、工房を構えていないかたもいるので、糸島に作家さんはどのくらいいるでしょう。それほど日本全国から創作拠点として、この狭い糸島に集まってきています。

私の友人木工細工の品川さん「工房moku-ren」の作品も展示販売されています。

全国各地には様々な陶磁器の産地が点在しています。国の伝統的工芸品に指定されているもは31種類あるそうですが、糸島にはこの流れを汲む陶芸家も、各地からたくさん集まってきています。

駐車場の一部にレンタカー会場もありました。3時間ガソリン代込みで4,000円は安い・・・・

すぐ近くにはJF(糸島漁協)直営のおさかな市場、「志摩の四季」があります。

ハシリのウニが並んでいます。少し高価ですが、これをご飯にのせて食べると絶品です。旬のものに比べると色も大きさもまだのようです。

初夏が旬ですが、ここ糸島には年中マダコが並んでいます。五島からここ糸島の玄界灘のタコは絶品です。田舎の兄ちゃんも大好きです。旬の初夏のころ送ってあげましょう。

ホンカワハギの2匹600円はうなずけますが、磯釣りのさい「ん~リリースかな」というぐらいのクロがなんと500円の値札が付いているのにはびっくりです。

前日も今日も時化で魚が異常に少ないのですが、ウニとタコ以外の魚は定置網の魚でしょうか。

なんと4月14日大爆釣だったキスも1匹100円程・・・・

まだ、お昼前ですがなんとお客様が少ないことでしょう。ほとんどの方がお魚を求めてやってくるので、時化続きは魚がないのをよく知っているのです。いつもは三祥丸英ちゃんの「神経締めイサキ」が並んでいるのに、これも売り切れかもしれませんが陳列ケースには見当たりません。

この時間、平日でも並ばないと食べられない海鮮丼も7名ほどのお客様だけです。

びっくりしたのはお酒のコーナーが作られていました。地元のお酒ならまだ理解もできますが、全国のお酒が並んでいます。

本日糸島ハンドメイドカーニバル展示で買い求めたものは、スマホやipad用のスタンド430円、テッシュケース500円、孫たちへの指輪300円、この前の炭焼きの手伝いで手提げバッグに炭の匂いがこびりついたので、もらった香の線香を入れる袋を作ろうと、買った着物の端切れなんと100円、全部で1,330円の買い物でした。なお、カナダの娘も欲しがっていた、目的の帆布財布(カード入れと小銭入れが、ホックで一体になった帆布財布)の作家さんは出店していませんでした。出店していた同じような作家さんに聞いたところ、布バック作家の「Bakeratta」さんだそうで、第2火曜日に「木の葉モール」で出店販売しているとか・・・・ネット情報だと、糸島のハンドメイド雑貨やさん「madamBun マダムブン」でも販売しているようです。近々出かけてみましょう。

孫たちへの指輪2つは可愛いでしょう。

香をいるっ ちんか ふくろば つくろち きもんの きれっぱいを こうてきたどん どげしでん つくっがならんたっで うっかたに たのまんなら

香を入れる ちいさな 袋を 作ろうと 着物の 切れ端を 買ってきたけれど どうしても 作ることができないので 嫁に 頼みましょう。


★タケノコ掘り Part02

2019年04月24日 | 日記

前回のタケノコ掘りから3日後の22日、今回も竹林整備の山へタケノコ掘りにやってきました。前回堀った場所のさらに上の方での作業です。

ここは非常に勾配のあるところで、タケノコを掘るにも踏ん張りの体勢に気をつけないと、重力に逆らえず落ちて怪我をしてしまいます。

わたしと品川さんの若手(60代)は傾斜のひどいところでタケノコを掘り、トラックまでの集荷がしやすいように下へ下へと落としていきますが、傾斜があっても伐採している竹などに引っ掛かり往生します。大きく伸びたものは伐採作業の手間が増えるので切り落としていきます。

傾斜のあるタケノコ運びは非常に厳しいものがあります。前回もそうですが、ここのタケノコは大きなものが多く、斜面を滑りながらの集荷は非常に厳しいものがあります。

帰りのさいタラの若い芽を少しだけいただいて帰ります。

本日は80本ほど掘ってきました。短時間のうちに湯掻く必要があるので急いで支度をします。

頭とおしりを切り落とし水で泥を洗い流して、糠を入れ湯掻きリーダ大石さんが炊き込んでいきます。

大石さんとは後でわかったことですが、奥様が今は同じ南さつま市出身で、義娘さんは同じ会社で同郷であることから仲良くさせてもらった仲でもあります。私ととてもつながりが深い方でした。

湯掻き終わるのに2時間ほどあります。先ほどからすぐ近くでキジが「ケーン・ケーン」とわたしを誘っているので、首に双眼鏡とカメラをもってここの里山を散策します。

キジがいました。望遠レンズではないのでわかりづらいのですが、イソイソと麦畑の中に消えていきました。

すぐ隣のお宅で畑を耕しているお母さんがいたので、キジの話をお伺いさせていただきました。「去年はメスのキジもたくさん見たが、今年は眼にすることが少ないなぁ。」、「去年は子供を引き連れてここを散歩していましたよ。」、お母さまのキジに対する愛おしさを感じることができて、ほんわかと嬉しい気持ちになりました。

本日も3回炊かないといけません。あちこちから聞こえてくるキジの鳴き声を聞きながらゆっくり時は流れていきます。

アツアツの竹の皮をむいたタケノコは井戸水で冷やしていきます。今日は前回のタケノコが自宅にはまだ残っているので、友達の家2軒と息子の家に届けるので、5本も頂けば十分です。前回同様いろんなところからタケノコをもらいに来てくれます。喜んでもらって帰るので労苦を忘れさせてくれます。

最後のカマダキとなりました。午後4時過ぎそろそろお暇します。

今回のタケノコはエグミがなかなか取れず、最後の窯は火を落としてから一晩かけて冷やしてみるそうです。本日も心地よい疲れですが、タケノコを今から配達に出かけます。

めにひっ たけんこも あっがきた

毎日の タケノコ 飽きました。


★タケノコ掘り Part01

2019年04月21日 | 日記

わたしの近所にすなお君という中学生が住んでいます。名前の通り実に素直な少年です。小学生時代は釣りの仲間でもあり、釣りに関して色々教えていたのですが、中学生になり野球部に入り、なかなか話をする機会もありません。つい先日の朝、中学生が一人急ぎ足で学校へ向かっています。愚妻が「すなお君は歩いて学校へ行っていた。」と話していたので、そうだろうと思い車のスピードを緩めて確認すると、どうも違うようなのでそのまま走りました。すでにあたりには誰一人中学生は見当たらず、「あの子は遅刻だな。」と思うと、急いでいる姿がいじらしくもあり、車をUターンさせます。「乗っていかない。」というと「ありがとうございます。」と言って車に乗り込んできました。よくよく見るとすなお君です。この時代成長時期でもあり顔もお兄さんになっていて最初気づきませんでした。結果すなお君は始業にギリギリセーフだったことと思います。愚妻が、子供たちには学校や家庭でこういった場面では日頃から次のようなルールがあって、「知らない人に勝手についていかない。」、「車から声をかけられたときは車との距離を取って話す。」、もしそのようなことがあったら警察に通報されても致し方ないそうです。自分の時代にはだれかれとなく声をかけて自転車の後ろに乗り帰ってきました。御前のまさはる叔父さんがよく「じゅんは自転車に乗せると寝てしまって・・・・」とよく言われました。

先月木工作家品川さんの紹介で知り合いになった、波多江さんからタケノコ掘りお手伝いの連絡が入りました。

自宅から数分のところにある里山の自宅横にある炭焼き小屋にやってきました。すでに大石さんがタケノコを湯がくための準備をしています。

炭焼き小屋の横にベニシジミを見つけました。日当りのよい草原などに普通にみられる赤色系のシジミチョウです。ほかにもシジミチョウの仲間と思われがちですが、タテハチョウ科のジャノメチョウが素早い動きで飛びまわっています。

タケノコ掘りに出発です。本日メンバーは、リーダ波多江さん、大石さん、古藤さん、品川さん、私の5人です。

場所は波多江さん達が竹林整備をしている松国の山です。

山に入るとこのようにしていたるところからタケノコが生えています。ほおっておくと伐採していることが無駄になってしまうので、片っ端から掘っていきます。以前イノシシが7割で残りをいただくとブログで呟きましたが、田んぼに囲まれたちょっとした丘の為か、ここにはイノシシが来た形跡も見当たらず、せっかくなら食べてもらうと取る手間も省けて助かりますが・・・・なお、イノシシはタケノコを鼻で掘って下の部分だけかじり、上部分は捨てておくそうです・・・・タケノコは根っこに近い部分が美味しいのです。

タケノコ掘りはヤマイモほどではありませんが、根気と辛抱が必要です。きれいな取り方ができました。大きくて立派な美味しそうなタケノコです。

掘った後は山を保護するためのマナーとして穴をふさいでいきます。

日頃することのない斜面での力仕事に、すぐに息も上がります。

水が恋しくなって車に戻り自販機を探して走り回りました。冷たいジュースで体力回復です。

広い竹林です。ところどころへタケノコの集荷場所を作っていきます。

この集荷場所から軽トラックの場所に運ぶ作業が、これまた大変難儀な作業です。

帰りに美味しそうなタラノキを見つけました。まだ食べられないわけではありませんが、来年の楽しみにしておきましょう。

2台の軽トラで運ばれたタケノコは、頭と下の部分を藁切りカッターで切り落とします。

集荷したタケノコは100本余りです。切り落としも交替しないと疲れ切ってしまいます。

タケノコは掘り出してからすぐ湯掻いた方が美味しいそうです。すぐさまドラム缶のナベに糠とともに入れられます。

もう一台のトラックのタケノコも順番待ち状態です。

水から2時間ほどで湯掻きあがります。目安はリーダ波多江さんのタケノコの端を切り取り、エグミの塩梅とタケノコの硬さで決まります。皮ごと湯掻いているのですぐに皮を剥いでいきます。沸騰したタケノコの皮をむくのは大変です。アッーアッーと言いながら剥いていきます。

すぐさま美味しい冷たい地下水にさらしていきます。タケノコそのままではなかなか熱が下がらないので、半分に切って熱を逃がすように工夫します。

100本ほどのタケノコは、とてもじゃないが5人では処分も不可能です。たくさんの方に声掛けして、貰いに来てもらいます。わたしも欲張らずと思いますが、たくさんのタケノコを持って帰り、さし上げるのに苦労しました。だってここ糸島は竹林が多いので、タケノコなんて珍しくもありません。この季節だれかれとなく何処からかタケノコが飛びこんできます。

雑木林に戻そうと、竹林を少しずつ伐採していますが、この伐採で野山の木が育ってきています。当日撮影した画像で、生まれ変わろうとして頑張っている草木達を紹介します。

アオキ(青木)です。この実は赤くて意外ときれいです。見た目がコーヒーの木に少し似ているような気がします。

アオノクマタケランは常緑の多年草で、林の下など少し薄暗いところが好みのようです。ランと名前がついていますが、鹿児島の郷土菓子「さねん団子」の葉ゲットウ(さねん)やショウガの仲間です。

一番の日当たりがいいところには、若葉が赤く葉が柏に似ていることから命名されたアカメガシワ

イヌビワです、イチジクの野生種のような存在で、熟せば美味しくいただけます。なお、枇杷とは全く違う仲間です。田舎では「たっの木と言っていました。

クスノキの葉をクシャクシャにして匂いを嗅ぐと、ツーンとする樟脳の香りがします。この香りは防虫剤や、その効能として家具屋仏像の材料としても広く使われているそうです。また、鎮痛剤として用いられ、「薬の木」がクスノキの語源という説もあるようです。

新芽は天ぷらが美味しいタラノキです。

ツワブキは懐かしい母ちゃんを思い出します。

ヒサカキは田舎ではハナシバと呼ばれ、春になると独特の香りがします。墓参りのさいの供花の定番で、お店にもバケツに入れられたハナシバが売られていました。今は共同墓地となり自宅の仏壇以外では使われることもなくなりました。従兄の亡き鰻取りの名手三郎兄さんも、ハナシバを山から摘んできて生業の一つとしていました。

藤と言っても3種類があります主なる特徴は。まず一般的なフジは蔓が左巻きで花序は長く垂れ下がります。一方ヤマフジの蔓は右巻きで花序は短く全体として球状となります。もうひとつのナツフジは長く垂れ下がり花は淡黄色で蔓は左巻きで細くなっています。これは近くの藤の花がまさに満開近かったのでフジでしょうか。

ヤツデは代表的な陰樹で、午前中2時間程度しか日が当たらない日陰でも生育するそうです。小さいころはこの実でお手玉変わりとしたり、紙鉄砲ならぬヤツデの実で鉄砲をこしらえたり、投げっこしてもさほど痛くはないので、さかんに投げ合って遊んでいた記憶があります。

ヤブツバキは照葉樹林の代表的な樹木で、冬に5~7cmの深紅の花が開きます。花弁は5枚で基部が合着し、花弁は散らずにそのままの形で落ちる、なんとも散り際が潔い花です。この椿にはたくさんのメジロが蜜を求めてやってきますが、花を取って裏側から蜜をすすると独特な石鹸みたいな甘い味がしました。昔の我が家の裏側には大きな椿の木があり、花が落ちるころは掃除に大変だったことが思い出されます。

この木の葉はケヤキに似ていますが、葉が若干細いことと、近くの民家の入り口にムクノキの大木があったので(ムクノキと木工作家の品川さんが教えてくれました。)、ムクノキだと思います。成長が早く巨木が見られるで、その雄大な樹形から天然記念物や御神木とされることも多いそうです。

午後4時過ぎタケノコもすべて引き取ってもらい、タケノコ掘りは終了となります。面倒かけましたが、大石さんに家まで送ってもらいます。なお、本日20日のイサキ釣りは朝方まだ波が高いとのことで中止となり、おかげでタケノコ掘りで疲れた体も休めましたが、早速22日の月曜日にタケノコ掘りの手伝いの連絡がありました。明日は地域の総会で書記を頼まれ、その整理いかんでは行けるかどうかわかりませんが、疲れても体を動かすことの少ない昨今頑張ってみようかな。

こんころ そのっだんからのかえぃ はなしばをもった かあちゃんに だいでんかんでん よかはなしばやっなぁ

この時期 そのっだん(山の我が家の田んぼがある場所)からの帰り ハナシバ(ヒサカキ)をもった 母に だれもかれも よかハナシバですね。

※よかハナシバというのは、若葉があるということと、葉も多くふくらみもあり、姿かたちが整っていることが条件ではないかと思っています。


★キス釣り

2019年04月15日 | 釣り

昨日の4月14日久しぶりのキス釣りです。数年前までは釣友の赤穂さんが肥前町大浦浜にマイボートを係留していて、その船で毎年何回もキス釣り連れて行ってもらったものでした。船を手放したそれ以降は年に1-2回ほどのキス釣りとなっています。十数年前の若かりし黒母瀬での赤穂さんです。

わたしのブログにおいでの釣り人の方で、「黒母瀬かぁ懐かしい」という方がいられると思いますので写真を添えます。ここの夜釣りの大敵は蚊です。この時は蚊の猛攻を避け、風の強い燈台の下に避難したのですが、横になって眠ろうとすると、風の影響のない胸の周りを「ブ~ン・ブ~ン」と飛ばれ、不快極まりない眠れない一夜を忘れることができません。

赤穂さんの船でのキス釣りのポイントは、福島の初崎キャンプ場を回り込んだところです。ここは尺ギスも釣れるポイントがあり、釣行のたびに楽しい思い出があります。写真は13年前の尺ギスです。

向さんに我が家に迎えに来てもらい、近所の中原釣具店に集合します。夜が明けるのもすっかり早くなりました。午前5時40分ごろ港に着いて荷物を船に積み込みます。今日のメンバーは気の合う釣り仲間の倉田さん、向こうさん、木原さん、藤井さんの5人での釣行となります。

今日は日曜日ですが、ここ大入港の船のオーナさんはお年寄りが多く、お昼から天気が崩れるという予報もあり出漁を見合わせているのか、それとも遅い時間での出漁でしょうか、たくさんの船はその時を待っているような佇まい(たたずまい)です。

午前6時出港です。船のオーナ藤井さんは今日の午後には所用があり、午前中だけの釣りとなります。当初は昼のヤリイカ(ケンサキイカ)も楽しもうと欲張りな計画でしたが・・・・本日はコンディションのいい岩デコ(釣り餌)を一人800g(980円)中原釣り具で購入し、キス釣りのみで出漁です。

キス釣りは遠くへ走る必要がありません。港から10分程度の福吉港の近くにやってきました。

5月からキス網が解禁となりますが、その前にと数隻の船がキス釣りを楽しんでいます。また、昨年は全く不漁だったキスが、今年はよく釣れているとの釣具屋情報もあり、期待が膨らみます。

キスとはいえやはり海底が変化にとんだところを好みます。キスは砂浜などで頭を下げて海底を嗅ぎまわるように泳ぎ、ゴカイ・スナモグリ・ヨコエビなど海底にひそむ底生生物を捕食します。それら底生生物が住んでいる変化にとんだ場所を、過去のデータや経験などから紐解いていきます。

釣るポイントが決まり、さっそく欲張りな私はスピニングリールとベイトリールの2本の竿を出しました。そんなに高額なものではありませんが、もちろん竿もリールもシマノ製品です。

ポツポツと良い型のキスが釣れだしますが、なかなか波に乗れない木原さんです。

わたしにショウサイフグが釣れました。このフグは関東では格好の釣り対象魚みたいです。大変美味しいフグだそうですが・・・・

仕掛けが悪いのか?悩んでいた木原さんも、私の手作りの仕掛けに変えキスが釣れだしました。

子気味の良い引きと美しい魚体は、「Beach Queen」でしょうか。日本沿岸砂地があればどこにでもいる魚です。得てしてどこにでもいる魚は嫌われ者が多いものですが、シロギスほど愛される魚はいません。

あたりが止まると移動します。今は無風の状態で潮受け(パラシュートアンカーと言われるもので、海水の抵抗を受けて錨のような役をさせる)を、入れる必要がないので、投入や回収の手間が省け船のフットワークもすこぶる快調です。

わたしの釣り仲間も大漁に大満足です。

生簀に生かしているキスもだんだん増えてきました。

このイトヒキハゼはせいぜい10cmそこらの小さなハゼですが、内湾の砂泥地でテッポウエビ類と共生しているそうで、針をはずそうとすると大きな口で噛みついてきます。全く痛くはないのですが、素早い動きでかみつくのでかなりビックリします。またの名をテカミ(手噛み)とも呼ぶようです。

一荷(2匹一緒に釣れること)は、それぞれのリズムの引きと、海底からの2匹の重みで釣りあがってきて、大変楽しく嬉しいものです。それが何回となく繰り返されます。

船首の3人も好調な釣りとなっています。

わたしは2本の竿を両手に持ち、あたりを捕えていきます。ただこんな大漁時には息つく暇もありません。最後の方は竿1本での釣りとなりました。

天気予報が少し早まったか11時前には南西の風が強くなりだし、内湾にもかかわらず海が騒いできました。

私以外の人たちからは、早く納竿したい気持ちが伝わりますが・・・・

雨もパラパラと降りだしました。これ以上我儘を通して釣ることはできません。撤収です。

皆さん釣りを楽しめ大満足の様子です。

タイミングよく雨に濡れることなく釣りを終えました。

釣果は、釣りに行った全員で分配することがこの船のルールです。5時間ほどの釣りでしたが、釣果は5人で250匹もの大漁となりました。一人50匹づつですが、一人暮らしの向こうくんからたくさんおすそ分けしてもらいます。

藤井さん今日も楽しい釣りありがとうございました。

小雨降る中を帰路につきます。急いで帰りたい向こうくんに我がまま言って、帰りに友達の家2軒に魚を届けます。帰り着いたら近所におすそ分けして、残った50匹を1時間ほどかけ、孫たちと友人2人と我が家の分にと三枚に開きました。少し低い台所の高さで中腰気味の作業に、腰も痛くなり釣りより疲れました。

がっこうからの かえっみっ ごかいばほって ついにいっごった めったにつれんどん かわきぃが くっと わっぜうれひかもんやった

学校からの帰り道 ゴカイを掘って 釣りに行っていました めったに釣れるものではないのですが アオギス(きれいな渚に生息します。今や絶滅危惧の魚でしょうか)が 釣れると 大変うれしいものでした。


★2019年04月の「男の料理教室」

2019年04月15日 | 料理

4月13日の土曜日、地域のOB会の世話人をしていることから、情報誌の配達を兼ね先輩たちへの家庭訪問に行ってきました。入会している方は12名のため短時間で終えます。最後のOBの方の家が日本固有種の白いタンポポが残るところの近くだったので、その場に行ってきました。そこで見つかったのはシロバナタンポポ2株ほどでした。すごく寂しい思いで帰ろうとすると、そこの土地を清掃中のおとうさんがいました。貴重な花であることを説明すると、さっそく「花壇のようにして持っていかれないように工夫しましょう。」と言ってくれました。了解をもらって綿毛(冠毛)の付いた種子をもらって帰ります。

3年前に偶然見つけたシロバナタンポポですが、ここでは昨年も10株以上を確認していました。寂しい思いで車を走らせていると、道路わきの白い花が目に留まり、車を止めてみるとなんと6株ほどのシロバナタンポポが点在していました。

ここにも息づいていたかと安堵して綿毛をいただきます。

家に帰るとすぐさまプランターにポットを埋め小さな種子を植えていきます。生来タンポポはセメントのわずかな隙間から花を咲かせるなど、厳しい環境のもとで息衝いてきたのですが、発芽率を高めるためにプランターにポットを埋めて水枯れを防ぎます。わたしたちが日ごろ目にするのはほとんどセイヨウタンポポですが、この外来種は受粉の必要が無く種を付ける、いわゆる「クローン体の種子」だそうです。それに対して在来種は、花粉を作り虫を媒介した受粉を必要とします。

4月12日の金曜日「男の料理教室」です。参加費300円を支払いエプロンと三角巾をつけ調理場へ行くと、今日の料理は煮つけ、スープ、胡麻和え、デザートと今日も盛りだくさんです。んん・・・・タケノコは来月にお預けでしょうか・・・・

秘密の場所でリーダの小室さん達が採ってきて、綺麗にあく抜きされたワラビです。

これまた平戸の生月島まで(行程おおよそ3時間半)行って採ってきて、皮をむき、あく抜して煮込んだツワです。毎回の手間暇かけた前準備に頭が下がります。ありがとうございます。

これまた毎度のことですが、煮つけの練り物や、デザートのヨーグルト・ジャムなどの材料もそろえてくれています。

リーダ小室さんから本日の料理について説明があります。炭焼きやタケノコ掘りなど、大変楽しい時間を過ごさせてもらっている波多江さんは、以前から会員だったらしいのですが・・・・

いつものようにに真剣な面持ちで聞き入ります。いつもなら班ごとに品数の分だけ調理しますが、今回は料理の種類ごとに3つに班分けします。

わたしは自ら煮つけを希望しました。

こちらはデザートと胡麻和え班です。班ごとの料理のため、空き時間も多く各チームの調理を勉強します。

キュウリのカット「輪切り」の講習会です。

こちらは新玉ねぎをコンソメで丸ごと湯掻いています。

調理初めて1時間ほどたちました。そろそろ盛り付けにとりかかります。

今日は20人分を盛り付けします。わたしたち煮つけ班はまず、なるべく公平に行き渡るよう、すでに煮つけを終えているワラビとツワブキを4つの皿に分けて、5人分づつ盛り付けしていきます。

他のチームも食器の準備に大わらわとなっています。

11時30分には配膳まで終わります。

いつの間にやらキュウリとワカメの酢の物まで追加されています。焼き物があれば「一汁三菜」の和食の定番となります。

公民館で働く方たちも含めて、楽しい豪勢な昼食タイムです。定年後に近所の椋野さんに紹介され、この「男の料理教室」参加したことで、茶碗洗いもでき、料理もいくつか覚え、ジャムやさつま揚げ(つけあげ)などの加工食品にもチャレンジするようになりました。また違った新しい世界が広がって大変感謝しています。

ちんけころ とうちゃんに おとこがだいどころ たっもんじゃなか ち いわれごった

小さいころ 親父に 男が台所に たつもんじゃない と 言われたもんです。


★2019年4月炭焼き窯の火入れ

2019年04月13日 | 日記

この季節は、新緑がとても綺麗で、その中で鳥たちは子育てに一生懸命です。近所にある道路側面のコンクリートには水はけの穴がたくさん空いていますが、ここはまさに鳥たちのマンションと化しています。

ムクドリ

スズメ

慌ただしさも一段落の4月8日、近所の波多江さんより炭焼き窯の火入れのお誘いがありました。今日はお手伝いもたくさんいて、タケノコ掘りと炭焼きの2班に分かれて行動することとなります。わたしは炭焼きのお手伝いです。

糸島で伐採された竹を、 竹林整備促進事業者に搬入すると、 現金買い取り価格に加えて1トンあたり3,000円の糸島市商工会商品券を交付する取り組み施策などを行い、里山保全や荒廃した竹林の整備を促進する取り組みをしています。

炭焼き窯の周辺にも以前伐採した竹がたくさんのストックがしています。まずは窯の下にその竹を並べてぃきます。

建設業者などから持ち込まれた炭と化す木を縦に敷き詰めていきます。逆さに並べていくのがよい炭を作るコツらしいのですが、狭い窯の中での作業は厳しいものがあります。

わたしも交代して中に入りますが、狭い中での半腰状態は非常に厳しく、休み休みの作業となります。

すぐ近くで「ケ-ン、ケ-ン」とキジの鳴き声がします。外に出て麦畑の方に目をやると、そこにはオスの美しいキジがいます・・・・慌てて麦畑の中に入っていきました。

次の木入れの休憩時間で、また「ケ-ン、ケ-ン」と、隣の田んぼに目をやると餌探しでしょうか、トコトコと歩いています。美しい鳥ですが、波多江さんが・・・・「雉も鳴かずば撃たれまい」。なんとも悲しい民話です。絵本動画でどうぞ https://www.youtube.com/watch?v=20qElqcnL-g

2時間ほどでしょうか。窯の中は木々でいっぱいになりました。

木酢液は、炭を作る際に出る煙に含まれた水蒸気を冷やして液体にしたものです。上部の三角錐の金物で煙を液体にします。

匂いは焚火をしたときのケムリのような匂いがしますが、病害虫が寄り付かず植物が健康になります。

有害物質が含まれているそうで、面倒でもろ過します。

木酢液のどの成分が、どう反応しているのかといった、具体的な研究結果はまだないそうですが、土壌に散布すると木酢液に含まれるさまざまな有機物が土壌中の微生物を活性化し、徐々に有機質が豊富な良い土に変化するそうです。

タケノコチームも帰ってきて、とれたてのタケノコをドラム缶で糠と一緒に煮込んで、アクとりの下処理をします。

タケノコは皮をむかないで、そのまま湯掻いていきます。

一方、炭焼き窯の方では入口の補修にとりかかりました。

一時間ほどでタケノコも湯掻き終わりです。

ぐつぐつと煮えたぎるタケノコを水で冷やします。

時間をおくと中が煮えて柔らかくなるとのことで、熱い竹の皮を剥いていきます。

炭焼きの方は窯の入り口を塞いでいきます。

コテを使って、かまつち(粘土)を塗っていくのは、そんな簡単なことではありません。

火を燃やす隙間を残して、火入れの準備が整いました。

祝詞(のりと)と般若心経はお詣りの最強アイテムだそうです。波多江さんが粛々と祝詞と般若心経を唱えます。

厳かにお祈りも終わり、いよいよ火入れです。

竹と杉の枯葉で勢いよく火が燃え始めました。

窯の火は入り口だけで燃え、奥は酸素がなく熱風いわゆる蒸し焼きで炭化していきます。それにしても炎は心を落ち着かせてくれます。やはり不思議な魔力を持っているやつです。

炭焼きの材料に、学校の校庭に生えていた樹齢百数十年のカイヅカイブキ(貝塚伊吹)がありました。これを花台にこしらえようともらってきました。大阪の「貝塚」で品種改良されたためカイヅカイブキと呼ばれているそうで、ヒノキ科ビャクシン属の小高木で匂いが良く幹が大変美しいです。これと貴重な木酢液もいただきました。もちろんタケノコもたくさん頂いてきました。ありがとうございました。

さっそくカイヅカイブキをもって、日曜大工の師匠中園さんの工房にやってきました。

高水圧の機械で頑固な幹皮もきれいに取れました。後は手で磨いて塗装します。なお、この厚さと大きさは見事な花台となります。

むかいは すんを つこっこっが わっぜあったたっどん こんごろは りょうていと ばーべきゅー そいとあんちゃんとひろしの うなっやっ

昔は 炭を つかうことが たくさんありましたが いまは 料亭とバーベキュー それと兄ちゃんと幼馴染の宏志の うなぎ焼き


★2019年04月の探鳥会

2019年04月12日 | 野鳥

いま二丈の田んぼは麦の穂も大きくなり、たくさんのヒバリたちが子育ての真っ最中です。

田んぼの中にはレンゲ畑もあります。あの頃のように寝っ転がって匂いを楽しみたいのですが、嗅覚は年齢を経ると衰えてしまうそうです。しかし、その分匂いの記憶の蓄積は増え、若い頃よりも香りを楽しめるそうです。

2月と3月は寒波と小雨で探鳥会はお休みしていたのですが、4月は選挙終わりの翌日7日探鳥会に出かけてきました。

春うららに40名近い方が参加しています。

同郷(南さつま市出身)の先輩、神園さんの挨拶です。長い間の探鳥会リーダを交代するそうです。時期や気象などから、どこにどんな鳥がいるのか長い経験から分かっているようで、的確な導き手の役に徹してくれています。長い間大変ご苦労様でした。

カワウたちに囲まれていますが、めっきり少なくなった鴨たちは、繁殖のための北帰行の体力温存でしょうか。

ヒドリガモの交雑個体を観察しています。図鑑を拡げて判別個所を確認していますが、まだまだ経験不足のわたしにはわかるはずもありません。

堤防のわきには、若葉が赤く葉が柏に似ていることから命名された「アカメガシワ」が、ひっそりと育っています。ネットのうんちくですが、この「アカメガシワ」は樹皮、葉、葉柄、茎は消炎鎮痛薬として応用され、胃・十二指腸潰瘍、胃酸過多症や胆石症の他、外用にも使用されるそうです。胃がんに効くとの話もあるようです。小さいころはこの若葉を取り、松の新芽から出る松脂を葉に塗り、手の甲に押し付けると、葉の表面の赤っぽい毛で覆われているものがシールみたいに浮き上がります。

観察会のメイン会場ですが、大潮前日で満潮の潮止まりでしょうか。干潟ならシギやチドリも観察できたのですが・・・・多くのカモは北へ帰っていてすこし残念です。

世界的な絶滅危惧種で大変貴重な「クロツラヘラサギ」は大陸へ渡ったのでしょうか。いつもはたくさん見られるのに、ダイサギとコサギ・アオサギです。

「ピューピュー」と鳴く声に、大ベテランの森さんに尋ねると「ヒドリガモですね。」。そういえば去年もお聞きしたのを思い出します。

子供たちは春休みのため、子供たちと一緒で楽しい探鳥会でした。日本に渡来するシギ類の最大種で長い嘴が特徴で下方に湾曲しているホウロクシギや、3種類のツバメ・イワツバメ・コシアカツバメも観察できました。

全部で57種類が観察できたとのことですが、1年前のわたしより少しは皆さんの知識に近づいているように感じます。が・・・・去年聞いたヒドリガモの鳴き声を忘れているようではまだまだ遠いベテランの方たちです。

昨日二丈の田んぼに現れた眼光鋭い「ノスリ」を紹介します。さほど珍しくはない猛禽類だそうですが、私のコンパクトカメラでも写せる距離を許してくれました。

れんげんはたけに ねっころんと そらんあおさと たんぼとれんげんにおい むかいのこっじやった

レンゲ畑に 寝転ろんだら 空の青さと 田んぼと蓮華の匂い 昔のことでした


★目まぐるしい多忙な日々でした Part02 老化による物忘れ

2019年04月10日 | 日記

実家の裏が竹山で、この時期食卓には毎日のようにタケノコの煮つけが並んでいました。子供のころは大嫌いなものでしたが、この年になると香りも歯ごたえも大好きになりました。ここ糸島二丈には竹山がたくさんあって、いろんな方のところからタケノコがやってきます。写真は55年も前でしょうか母ちゃんとあんちゃん、左側が裏山の竹林です。

本日は久しぶりの恵みの雨で、近隣の山は雨後の筍(うごのたけのこ)状態で、先日は近日中にとタケノコ掘りのお誘いがありました。また楽しみです。写真は一昨日8日ドラム缶で、あく抜きのための糠炊きです。今は里までイノシシが溢れ、7割がたはイノシシの餌、そのおこぼれをいただいているような状態だそうです。

年齢を重ねると、脳の老化によって誰もが物忘れをしやすくなるそうですが、加齢に伴う物忘れは認知症とは大きく違うそうです。もちろんネット情報ですが、加齢による普通の物忘れとは、例えば「うっかり時間を忘れてしまう」・「印鑑をどこにしまったか忘れて探している」などで、一方認知症は「約束したこと自体を覚えていない」・「印鑑をしまったことを忘れる」といった、”そのこと自体”を覚えていられないことだそうです。今回のブログは加齢による物忘れをいくつかお楽しみください。まずはわたしの28日の「きらら風呂の会」当日です。

「きらら風呂の会」当日、いつものようにお風呂からあがってからの宴会のため、午後5時過ぎ急いでロッカーに服を脱いで体を洗いサウナに直行です。勿論お風呂前の体重計の確認は怠りません。メタボ気味のわたしには、上がった時の700g程体重が落ちているのが楽しみなんです。まやかしの減量だとはもちろん承知していますが・・・・いつものように、サウナ~水風呂を3回繰り返した後、午後6時40分すでに下の食堂では宴会が始まっていると思われますが、急いでお風呂を出ようとしました。ロッカーのキーがないことに気が付きました。どこに置いたのか全く記憶にありません。常連の方がサウナ室から・・・・ここにキーがあるよ・・・・ありがとうございます。全く疑わずキー番号のロッカーを開けると・・・・見たことのない高級感の漂う?パンツがあります。なんで私のロッカーに・・・・・パニックです。

冷静になり、違う方のロッカーキーだと理解しました。このロッカーキーをもって再びお風呂の中へ行き、「○○番のロッカーの方いらっしゃいませんか?」、平日のこの時間失礼ですがほとんどの方が老歳(ろうさい)です。自分がどのロッカー番号に入れたか覚えていないし、キーを持っていることで、特にそのようなロッカー番号なと記憶にとどめる必要もありません。たぶん私の持っているロッカーキーの方が私のロッカーだろうと推理しました。お風呂の従業員の方がいらしたので、鍵のかかったロッカーを開けてもらうようにお願いしました。「どこにいれましたか?」と言われるので、不確かな記憶をたどりここです・・・・タイミングよくお風呂から上がってきた方が、私の指定したロッカーを無造作に開けました・・・・案の定私のロッカーではありません。毎回使用ロッカーの位置はほとんど決まってはいるものの、入れた出来事が前回・前々回?全く自信を無くしてしまいます。わたしのロッカーキーを持っている方を待つしかないか・・・・そんなことを考えているとお風呂場の中から「キーが見つかりましたよ」の声が・・・・洗い場に落ちていたとか・・・・たくさんの方にご迷惑をしてしまいました。ではこのキーの人は・・・・私と同じようにキーを持っていないことすら気づかない方がいるのです。キーを従業員の方へお願いして宴会の場へ急ぎます。ロッカーはどうでもいいことですが・・・・ここ139番でした。

既に私以外は全員そろって、私の物忘れの出来事ロッカーキーの話題でおおいに花が咲いています。まだ若いくせにと・・・・

日頃から私を可愛がってくれるKさんが、大きな声でこの前の物忘れの話を・・・・・少し長文になりますが・・・・4-5日前のその日は地域の飲み会があり、かなり酔っぱらった状態でお孫さん連れて、いつものようにお風呂へ来たそうです。近所の自宅へ帰り早めの就寝で朝を迎えます。と・・・・入れ歯がないことに気が付きました。この文を書きながらも笑いを抑えきれませんが・・・・間違いない・・・・「きららの温泉」だと思い朝の掃除が始まる午前6時前急いで駆けつけました。Kさんは誰もが認める「きららの温泉」一番のお客様です。入れ歯は誰かが持って帰ることがないので間違いなくここにあるだろうと・・・・従業員の方たちに言って、汚いであろう排水溝の中まで探してもらいましたが・・・・見つかりません。裏側をシルバーにしていたらしく15万円もの高額な入れ歯だそうです。あきらめきれないKさん、家じゅうを探しますが見つかりません。はてはお風呂に一緒に行った4歳の孫が隠してるに違いないと電話します。4歳の子にどうしてそんな知恵がありましょうか・・・・

あーあっ15万円が・・・・とあきらめていた数日前、生い茂った庭の草取りをしようとしゃがみ込んだら、なんとそこに探し求めていた入れ歯が・・・・Kさん曰く、自分にはあまり懐いていない飼い猫が悪戯したのではと・・・・んな訳がない・・・・

「きらら風呂の会」月例会は、毎回転げまわるほどの笑いとともに解散となります。

しよっちゅは のまんたっどん もしとか あつまいかたごあした

酒は 飲まなくても 楽しい 会でした。


★目まぐるしい多忙な日々でした Part01 家庭園芸ボックスのリメイク

2019年04月09日 | 日記

先月末から昨日まで、定年後かつてないほどの忙殺の日々でした。メインは友人の子息が福岡市議会議員選挙へチャレンジするとのことで、近所に住むわたしが12日間お手伝いに行きました。新人でおまけに地元出身でないという、大きなハンディを背負っての立候補でしたが、昨年からの選挙区内への自転車での訴えを一貫して行い、R党からの公認などが功を奏し見事当選しました。今後は本人の言う「まっとうな政治」で、たくさんのご支援をいただいた皆さんに応えていってほしいと思います。たかしくん当選おめでとう・・・ バンザーイ バンザーイ バンザーイ

当選発表4月7日の夜は雷雨でしたが、本日も好天が続き我が家の庭の花々も元気に咲いています。ただ、少し寂しいのは毎年我が家のビオラに卵を産み付け、たくさんの蝶が巣立っていく「ツマグロヒョウモン」がまだ訪れていないように思います。勿論可愛い幼虫たちも見えません。

先月の3月26日、日曜大工の師匠中園さんの工房にやってきました。十数年前に私自身が一日がかりで作った、庭の園芸用品置き場のボックスですが、永年の劣化でゆがみが生じているために、補強と小物を置く棚と扉を作りにやってきました。

また新しい工具が増えているようです。工具入れの小屋はありますが、どうやらこの小屋の整理の棚づくりも始まりそうです。

まずは買ってきた杉材の面取りです。便利な機械もあるもんだ‥‥

電気鋸で切断していきます。

扉を作っています。この電動ドライバーもインパクトやドライバードリルと2種類あるのですが、私にはもう一つ違いが判りません。

中園さんが手直ししている間、私は家から持ってきた包丁とカスタムナイフを電動砥石と仕上砥石で研いでいきます。刃物を切れ味鋭く正確に美しい形を保ったまま研ぐことはは大変難しいことですが、この電動砥石であれば、研ぐ力を押さえすぎず均一にして、研ぐ角度を注意することで失敗することなく切れ味鋭い美しい研ぎができます。わたしは鉄工所の息子・・・・今は大変危険なことですが、父ちゃんの工場で金切り鋸の折れたものをグラインダーを使って、手裏剣やナイフを使って作って遊んでいました。写真は五十年前三本松の宇都鉄工所と五十代のとうちゃん

補強して棚や扉の取り付けも見事に終わりました。防腐と美装のための塗料缶を買ってきているものの、忙しさにかまけてまだ塗っていません。

とうちゃんのしんだといもこえっ おかげさんで なごいきしてきもした こんといになっせぇ しんだ とうちゃん、かあちゃん、あんちゃんと こんといやっからこそでくっ はなぃをしたかぁ

親父の死んだ年も超え お陰さまで 長生きしていました この年になって 亡くなった お父さん、お母さん、兄貴と この年だからこそできる 話をしたいなぁ