人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★五目釣りと「きらら風呂の会」

2018年05月28日 | 釣り

我が家のツマグロヒョウモンの幼虫は20匹近い大所帯ですが、本日梅雨入り宣言がありました。これから成虫になるまで厳しい自然の猛威が待っていますが、美しい蝶になって私たちの目を楽しませてもらいたいものです。ガンバレ・・・・


昨日5月27日は友人の船で五目釣りに行ってきました。釣れたお魚は本日定例の「きらら風呂の会」の懇親会に提供する予定です。
いつもの友人藤井さん操る船です。


大漁を期待しての堀田さんと谷口さんです。




なんと数投目に堀田さんにカンパチが釣れました。


本日の釣り餌は地元漁師から仕入れた生きたシバエビです。かき揚げや素あげエビが絶品ですが、これがお土産にならないように・・・・徐々にキジハタや小さなマダイ、マハタなと多種の魚が釣れだしています。


海もベタナギで日差しもさほど強くなく、おまけに船頭藤井さんのグッドな日よけネットが快適です。


小さなあたりをとらえ上がってきたササノハベラに苦笑いの谷口さんです。


堀田さんには鋭い当たりに格闘した獲物はシロザメです。後から分かったことですが、このサメは湯引きなどで美味しくいただけるそうです。


船長藤井さんは大型のウッカリカサゴ、刺身が美味しそうです。この後スロージギングの藤井さん「今晩の皆さんへクエを狙ってみます。」、一投目竿を弓なりにして上がってきたのはまさかの現実、3Kgぐらいと大きくはないのですがクエが上がってきました。


わたしも藤井さんのクエのお礼にとヤリイカを狙います。昼イカの割には小さめの8匹が釣れました。奥様が大好きだと喜んでもらいました。その後2匹連れましたが、連れの堀田さんと谷口さんのお土産となりました。生簀も高級魚がそろいました。


午後3時「きらら」での料理もありますので、帰港します。


本日も大漁です。釣れた魚はなんと5目どころか21品目となりました。( )は地方名です。
01.アオハタ(あおな)、02.アヤメカサゴ、03.イラ(はとぽっぽ)、04.ウッカリカサゴ、05.ウマヅラハギ(べとこん)、06.カサゴ(あらかぶ・ほご・がしら)、07.カンパチ、08.キジハタ(あこう)、09.クエ(あら)、10.ケンサキイカ(まるいか・あかいか)、11.サクラダイ、12.ササノハベラ、13.シロサバフグ(かなと)、14.シロザメ、15.チダイ、16.テンス、17.フエフキダイ、18.マアジ、19.マエソ、20.マダイ、21.マハタ(たかば)


大きな魚からクエ、カンパチ、マダイ、ウッカリカサゴ、ウマヅラハギ、シロサバフグと、塩焼き用に小さなマダイと釣り餌の余りシバエビを、「きらら」支配人仲西さんが港まで取りに来てくれました。その他は4人で均等に分けて家族へ持ち帰りです。


藤井さん、本日は貴重なクエや大きな魚は全部頂き大変ありがとうございました。


お風呂につかり懇親会の会場へ行くと、きれいに盛り付けした刺身が置いてあります。今日の参加者16名に振る舞います。


マダイの塩焼きもおいしそうに焼けています。


美味しい魚に皆さんお酒が進みます。




本日は昨日の持ち帰りの魚キジハタの煮つけに挑戦です。


魚は超の付くほどの高級魚で身は美味しいのですが、薄めの味付けになってしまい次回の工夫が必要です。


ブログの中で寂しい話はご法度とは思いますが、存在がブログタイトルに大きく起因する人物のため、最後に一筆添えさせてください。
昨夜「家族葬を終えました。」との悲しい知らせが届きました。闘病中であった恩師が亡くなったのです。家族以外知らせてはいないそうですが、私との深い縁を考え奥様が知らせてくれました。
直接の担任ではなくクラブ顧問という縁なのですが、二度も人生最大の岐路で導いてくれた恩師です。一度は高校卒業の時の進路のとき、二度目は地元鹿児島での就職のときです。この恩師との縁が無かったら、現在の幸せを感じることができるわたしはないと断言できる存在です。高校入学から50年もの永い間、弟みたいに可愛がってもらいました。このブログの「人生は邂逅なり」も、恩師に敬意をもっての大好きな言葉なのです。またひとつ故郷が遠くなった気がします。
心から尊敬と感謝を捧げ、謹んで先生の御冥福をお祈り申し上げます。 合掌
こよいは なかせてもろて よかろかい


★回顧 田中陽希さんの『グレートトラバース3』で巡る思い出の山々 -最終章-

2018年05月26日 | 登山

本日5月26日は会社のOB会を含めた団体のボランティア活動日でした。場所は地元の二丈の深江海岸清掃だったので、もちろんお願いしての参加です。朝は烈しい雨で雨具をもっての参加でしたが、始まりの10時過ぎにはすっかり雨も上がりいい天気で、100名以上の参加もあり海岸もすっかりきれいになりました。


◆鶴見岳(つるみだけ)大分県 標高 1,375m 日本三百名山
40代から50代の頃は冬の北西の季節風をさけ、この鶴見岳の直下を走る大分自動車道を利用して大分佐伯方面の豊後水道へよく釣りに行っていました。雪が降ると湯布院IC からの通行止めも頻繁にあるのですが、風裏となり冬のクロ釣りには絶好の場所です。
今年の友達と別府旅行での竹瓦温泉です。ブログによると田中陽希さんも堪能した温泉です。




◆由布岳(ゆふだけ)大分県 標高 1,583m 日本二百名山
ふもとの由布院は家から2時間ほどと近いため、遠来のお客様があったら観光案内するところです。また、時間が許せば釣りなどの帰りに立ち寄る温泉地です。特に「ホテル夢想園」の立ち寄り温泉の景色は絶品で由布岳が一望できます。
「下ん湯(したんゆ)」は金鱗湖の傍らに建つ、入浴料200円で茅葺き屋根が特徴的な共同浴場ですが、大分鶴見の帰りに師匠ナベさんと苦い思い出があります。早朝磯釣りで大きな魚をタモで掬おうとしたところ、大きな波にバランスを崩し竿とタモを両手に持っていたため、折れることを恐れたため顔から岩場にぶつかり、結果眼底打撲と指の打撲をしました。大したことないと一日中竿を振り続け、さすがに帰りは目も腫れてずきんずきんと痛み出しました。しかし、温泉好きな二人はわざわざ湯布院インターを降り「下ん湯」に行きました。木立越しに見え隠れする観光客をよそに大はしゃぎです。打撲は風呂がいいわけもなく左目は腫れあがりかすかな視界で、とうとう運転はナベさんとなりました。
由布院の温泉は無色透明が多い中、青い湯と析出物の白というコントラストがすばらしく綺麗な温泉もあります。写真は5年前に友人たちといった「庄屋の館」です。


◆大船山(たいせんざん)大分県 標高 1,786m 日本三百名山
◆九重山(くじゅうさん)大分県 標高 1,791m 日本百名山
◆涌蓋山(わいたざん)大分県 標高 1,500m 日本三百名山
この三山は九重にある山々ですが、5月20日の日曜日この近くの沓掛山1,503mと「黒岩山」1,502mにミヤマキリシマを見に登山してきました。


◆阿蘇山(あそさん)熊本県 標高 1,592m 日本百名山
熊本での勤務も20代と40代の2回の勤務経験があり、ヤマメ釣りでは阿蘇裾野の白水村から五ヶ瀬方面のルートをよく利用しました。もちろん帰りは南阿蘇村の「温泉センター・ウィナス」をよく利用しました。遠方からのお客様があれば必ずと言っていいほど阿蘇観光へ案内していました。また、赤水には以前「阿蘇外輪山荘」という会社の保養所もあり、仕事での詰め作業やレクレーションでよく利用していました。2016年熊本地震での災害復旧が早く進むように心から願っています。写真は5月20日九重「黒岩山」からの阿蘇です。


◆雲仙岳(うんぜんだけ)長崎県 標高 1,483m 日本二百名山
雲仙での心あたたまる思い出の一つが、最近寂しい思い出となったことがあります。30年近くになるでしょうか、わたしの姪っ子の結婚に義兄の許しがなく、やっと島原の彼の実家へ赴いたあと縁を許されることとなりました。姪っ子は心の高まりを抑えられず大変なご機嫌でした。その大好きな笑い声がとてもよく似合う明るい彼が5月の初めに59歳という若さで急死しました。・・・・ご冥福をお祈りします。写真は雲仙地獄のスナップで一番右が彼です。小さな子は私の娘です。


2年前仲間との雲仙旅行のスナップです。島原城からの雲仙岳です。


◆多良岳(たらだけ)佐賀県 標高 996m 日本三百名山
ここ多良岳の麓には祐徳稲荷があります。伏見稲荷大社、笠間稲荷神社とともに日本三大稲荷の一つに数えられ、年間300万人の参詣者が訪れています。ここへは会社の多比良蟹(竹崎かに)での忘年会の際に訪れました。2018年3月の多良岳チャレンジ時田中さんも訪れています。


脊振山地の南西の端に1,046mの佐賀の「天山」があります。ここも放映はされませんでしたが田中陽希さんが登頂した山です。わたしも師匠の案内で3年前に登りましたが、ヤマメを通して子供たちが、自然環境に対する意識を少しでも高めるきっかけになればと、その20数年前にもここら一体の小学校を訪問しました。写真の右は「九州ヤマメを守る会」の発起人で宮崎時代より大変可愛がってもらった今は亡き中村の爺様です。現在はその活動の延長で脊振山の麓富士町の小学校で毎年ヤマメの放流が行われています。




◆脊振山(せふりさん)福岡県・佐賀県 標高 1,055m 日本三百名山
ここには航空自衛隊脊振山分屯基地があり、山頂近くまで道路が整備されています。写真はさも下から登頂してきたように疲れ切った顔をしていますが、駐車場から50mほど登ったところに頂があります。それでも子供がズックで飛び跳ねながら登っていくのをみながら、2回ほど休憩しています。


テレビでは放映されずに残念でしたが、田中さんは雷山~金山~井原山~脊振山を縦走しています。また、糸島の英ちゃんの三祥丸の港の前「芥屋の大門(けやのおおと)」にも訪れています。知っていたらぜひお会いしたかったのですが・・・・写真は百田山師匠の案内で訪れた近場の山々です。


井原山でボランティアの皆さんで大事に育てられている「キツネノカミソリ」です。開花時期は7月中旬頃ですので今年も訪れたいと思います。


◆英彦山(ひこさん)福岡県・大分県 標高 1,200m 日本二百名山
近くの耶馬渓や豊前市には幾度か行ったことがありますが、この山の近くへはまだ行ったことがありません。百田師匠に多良岳とこの英彦山の登頂がわたしでも可能か確認して、可能なら今後の登頂希望としてお願いしたいと思います。

これで「田中陽希さんの『グレートトラバース3』で巡る思い出の山々」シリーズは完結となります。振り返るとこれらの九州の山々は自分にとって大変身近な山だったんだと改めて思いました。
こよいは ここらでよかろかい


★世界遺産「神宿る島」宗像・宗像大社辺津宮を訪ねる

2018年05月24日 | 旅行

3年前に母の日にと子供たちにもらったアジサイ「ゼブラ」の乳白色の花が咲き出しました。茎が黒く花が白いドイツ生まれの園芸品種で、黒い茎と白い花がシマウマを連想させるから「ゼブラ」と名前が付いたようです。


一方我が家のツマグロヒョウモン蝶の幼虫も、たくさんの餌に囲まれて幸せそうです。


先日5月23日はOB会のレクレーションの宗像方面へのバスツワーに参加しました。いつものアワテンボウの思い込みで集合時間と場所が違っていましたが、集合時間前の電話で事なきを得ました。9時30分に博多駅前を出発です。


福津市の「宮地嶽神社」にやってきました。創建は、約1700年前でご祭神は「神功皇后(じんぐうこうごう)」で、全国に鎮座する宮地嶽神社の総本宮です。なお、八幡様の総本宮・宇佐神宮のご祭神「八幡大神(応神天皇)」の母君にあたられます。


この「宮地嶽神社」は神社より海岸を望むと、参道が一直線に続いて「光の道」として有名なところでもあります。ただ、夕陽が参道の延長線上に沈む「光の道」が見られるのは2月と10月のそれぞれ1週間ほどだそうです。


古事記、日本書紀等では「神功皇后」が渡韓の折、宮地嶽山頂より大海原を臨みて祭壇を設け祈願されて船出した場所だそうです。


ここは花菖蒲の神社でもあります。5月26日から「菖蒲まつり」が開催されますが、まだ少し早いようです。


江戸時代からの古風な趣のある町並みの「津屋崎千軒」にやってきました。昔は塩田と海上交易でかなり繁盛した町だそうです。ボランティアのガイドの方が案内してくれるそうです。ありがとうございます。


雨が降り出してきました。まだ、それほどの賑やかさも知名度もなく、これから豊後高田市「昭和の町」以上に賑わいのある施設になることを期待します。


塩木のある梁(はり)が見事な「豊村酒造」にやってきました。
この塩木の梁は、腐れや虫食い(シロアリ等)に対する対策として、砂浜に穴を掘らせてそこに材木を埋めて1年以上放置し、潮の干満で海水が飽和・浸水し掘り出して乾燥させた後に加工するのだそうです。


お酒好きな先輩たちは利き酒してお酒を購入しています。お酒の飲めないわたしは奈良漬けを買い求めます。


世界遺産関連遺産群の一つでもある、新原・奴山古墳群にやってきましたが、残念ですが車中からの見学となりました。ここは沖ノ島祭祀を行い、信仰の伝統を育んだ古代豪族宗像氏の墳墓群です。


お昼ご飯を途中のホテルで済ませ、雨も上がった「宗像大社辺津宮」にやってきました。


九州と朝鮮半島を結ぶ玄界灘の中心にある「沖津宮」、海岸近くの大島に「中津宮」、陸地のここ田島に「辺津宮」、この三社を総称して「宗像大社」です。
お祭りする三柱の神々は、「沖津宮」が田心姫神(タゴリヒメ)、「中津宮」が湍津姫神(タギツヒメ)、「辺津宮」が市杵島姫神(イチキシマヒメ)です。


まずはボランティアガイドの方の案内で、宗像大社神宝館へ向かいます。ここは沖ノ島祭祀の奉献品などが展示されています。有名な金製の指輪や多数の馬具類や鏡などレプリカでない本物が展示されています。


やっと「宗像大社辺津宮」の本殿にお参りです。
姉の天照大御神と弟の須佐之男命との誓約(うけい)の際に、天照大御神の息吹の霧から三柱の女神が生まれました。最初に生まれたのが田心姫神、次に生まれたのが市杵島姫命、次に生まれたのが多岐津姫命(湍津姫神)です。


御神木の楢の樹です。樹齢は約550年位だそうです。


辺津宮の起源となる古代祭祀の場、「下高宮祭祀遺跡」に向かいます。


三女神に「筑紫の国の宗像の三宮に降臨し、歴代の天皇のまつりごとを助け、祭祀を受けられよ」と天照大御神の神勅により、三女神は宗像の地に鎮座し、玄界灘の航海安全の神、また国家守護の神として篤く崇敬を集めるようになりました。ここは「市杵島姫神」が神勅により現れた降臨の地で信仰上極めて重要な場所です。


ここにはご分霊として、長女の「沖津宮」が田心姫神(タゴリヒメ)、次女の「中津宮」が湍津姫神(タギツヒメ)があり、詣でれば玄界灘洋上の宗像二宮を含め宗像三宮を排したことになります。


約二時間ほどで「宗像大社辺津宮」をお詣りしました。ボランティアのガイドの方には感謝です。


大社の樹木の枝の上に生育する「ヤドリキ」が気になりますが、後で調べたところ「宿り木は神聖な植物」とのこともあります。しかし寄生植物をそのままにして勢いを失っている木々が哀れです。


天気も悪く平日というのに、世界遺産登録となったためでしょうか。駐車場には大型バスも並んでいます。


スマホの歩数計は本日12,000歩となりました。一昨日の九重登山では約13,000歩ですから高低差がありますが、ほぼ同じような距離を歩いたことになります。疲れました・・・・


★九重ミヤマキリシマ登山と硫黄泉

2018年05月22日 | 登山

今朝5月22日の二丈の畑は麦が黄金色に染まり、血反吐が出るのではと心配するほどの高い声で啼くヒバリたちのなか、青空の元二丈岳が美しい朝です。


この時期になるとツマグロヒョウモン蝶が、終わりかけのビオラとパンジーに卵を産み付けます。我が家では毎年太陽が直接当たらない場所に花を集めて大事に見守ります。


5月20日午前2時自宅を出発して4人と合流して九重へ向かいます。車内は薩摩っ子のナベさんとわたしで鹿児島弁が飛び交い、百ちゃんと立石君は意味を介するのに困惑しています。お二人には迷惑だったでしょうが、方言でのコミュニケーションは心が癒されていきます。「やまなみハイウェイ」を通り、午前5時前には阿蘇くじゅう国立公園で九重山群が望める長者原(ちょうじゃばる)に着きました。


長者原から10分程度で今回の登山の拠点「牧ノ戸峠レストハウス」の駐車場へ到着です。登山者は一番奥の駐車場へ停めるのがルールです。九重ベテランのリーダ百ちゃんはもちろんマナーが守れる登山者です。マナーを守ることは様々なトラブルのリスクを軽減できる初期手段です。
車のナンバーは九州だけでなく、四国や関西などの車も多くあります。鹿児島ナンバーを見つけたナベさんが「宇都ちゃん何処から来たか聞いてみて・・・・」、車の中での会話ですっかり鹿児島県人になっています。方言で話しかけると「枕崎です。」即座にナベさんも近づいてきて「あの立神の磯での釣りでは・・・・」ここは九重の山ですよ。


登山仕様に着替えてきましたが、帽子やシャツのブランドは「SHIMANO」、そうですいつもの大好きな釣りメーカのブランドです。


天気は雲一つない晴天ですが、気温は10度(ナベさん曰く「🎵ヘイ・ジュード」だそうです。)と肌寒い朝です。


本日は、牧ノ戸登山口→沓掛山→牧ノ戸登山口→黒岩山→牧ノ戸登山口→星生温泉、この九重では低い1,500m級の山ですが、2座踏破と温浴のルートとなります。


牧ノ戸登山口から沓掛山に向かって出発です。


ウグイスとホトトギスの声がこだましますが、前を行く3人の声も遠く近くなりつつあります。下山部のわたしは登りが超苦手・・・・「休もうか・・・・」


中間地点の展望台に到着です。まだまだ余裕があり「登山部の部長格上げだね。」と百ちゃんリーダの言葉に苦笑いのわたしです。


もうすぐ頂上です。


沓掛山の頂上1,503mに着きました。


ミヤマキリシマも3分咲きぐらいでしょうか。頂上近くのここらで簡単な朝食タイムです。


ミヤマキリシマと12点をまとめた写真です。





ミヤマキリシマの花とドウダンツツジとアセビの木々から阿蘇の山々と宮崎の祖母傾や国見の山々も望めます。
今日は風も強いためか空気も澄んで、遠くまで見渡すことができる絶好の日和です。


下山部のわたしがリーダとなり次の黒岩山へ向かいます。登ってくる登山者に「早いですね。何時から登られたのですが・・・・」皆さんは縦走してきたと思っています。


登りは絶好調のナベさんですが、下りは足の痛みが来ないように口数も少なく、祈りながらの慎重な下山です。


牧ノ戸登山口に帰ってきました。


今度は三俣山を背にクマザサの登山道を黒岩山に向かいます。


アセビの群落と低い笹原が続き、その先にはちょっと早いミヤマキリシマのピンクの花が・・・・美しい山です。あでやかな新緑にすごい生命力を感じす。


クマザサは隈は葉の縁が白く隈取られているからこのような名前となったようですが、笹に花が咲いていました。竹や笹の花は珍しくて40年か60年に1度とか言われて「天変地異の前触れ」と言いますが、このクマザサの花はよく見かけるので珍しくないそうです。竹の花が咲くと、竹やぶが枯れる・・・・、群生しているものが順番に咲いては枯れているので気が付かないのだそうです。


右手にはずっと三股山・硫黄山・星生山が見えています。ウツギの木も見えますが、花はまだなのでしょうか。


背後の九重連山のすばらしさに、沓掛山からの下山も足の痛みの問題も全くなく、イケてる絶好調のナベさんです。


アセビの群落から中岳です。いたるところに薄いピンクの色が見えます。


長者原からのルートと合流です。


ここから勾配もすこし強くなりツルツルと黒い粘土に悩まされます。ドウダンツツジとミヤマキリシマに迎えられるナベさん。


ツルツルと登りと体力の厳しさに足元を見ながらの登山となります。可憐なハルリンドウをクマザサの中に見つけました。ナベさんが「すぐにダウンする割には、路傍の花々に目を投じるこの”余裕”はなんなんだ。」と言っていますが、実は下を向きながら登っているのですぐに見つけるのです。九重にはたくさんあるのでしょうが、本日見つけた高山植物です。


ほぼ同じ高さの1,502mの黒岩山頂上です。


見ごろも終わりかけの頂上のシャクナゲです。


黒岩山頂上から 湧蓋山(わいたさん)


黒岩山頂上から 九州電力の八丁原地熱発電所


黒岩山頂上から 山頂のギザギザが特徴の熊本阿蘇の根子岳と奥の国見山


黒岩山頂上から 湯布院の由布岳


4人はここで2手に分かれます。リーダ百ちゃんと立石君は2時間ルート長者原へ・・・・
温泉組のナベさんとわたしは来た道を下山します。


雄大な九重の山並みを堪能しながら下山します。右側の頂上が先ほど登った沓掛山です。


三俣山の崖崩れにミヤマキリシマがしがみついて花を咲かせています。自然の花々は厳しい自然の環境にも屈することなく、しっかりと息づいています。


2座目の下山も足の痛みもなく、これから大好きな温泉ということもあり、2人とも子供のように大はしゃぎです。


日曜日のこれほどの晴天で、「牧ノ戸峠レストハウス」の駐車場や先ほどの黒岩山の下にも登山者の車でいっぱいです。


温泉の「九重星生ホテル」につきました。


温泉の入り口です。


800円の入浴料です。


目の前に三俣山が迫ってくる露天風呂は大絶景です。写真はフリー素材から


温泉も白濁で硫黄漂う、これぞ温泉と言えるものです。


黒岩山で別れた百ちゃんと立石君に長者原駐車場で合流です。緩やかな下りで景色を満喫したそうです。


お昼は百ちゃん行きつけのカレー屋さんです。


わたしはカツカレーをオーダーしました。百ちゃんからコーヒーをごちそうになります。


心地よい疲れと、温泉に入り食事もしてすっかり夢の中のナベさんとわたしです。
日田の手前で目を覚まし、時間もあるので途中下車して名水百選の浮羽「清水湧水」にやってきました。


途中の道の駅「うきは水と緑とフルーツの里」に立ち寄ると、朝どれのきれいな完熟イチゴが1.3Kgが千円で販売していました。自家製のイチゴジャムもそろそろ終わりなので1箱購入しました。


福岡に到着しました。ガソリン代や高速代など費用は千円すこし、「いっとっまっちょくれ(すこし待って)・まっちょくれ」と叫び、登りで出遅れそうなわたしを辛抱強く待ってくれたみなさん、車を出してくれたナベさんや、運転の百ちゃん立石君、天気にも恵まれ素晴らしく楽しい一日でした。


これで最後でしょう「うきは水と緑とフルーツの里」で買い求めたイチゴジャムが約1Kg、2瓶が完成しました。


きれいな色で美味しい完璧なジャムが完成しました。


明日23日はOB会で「宗像大社」への参拝に行ってきます。


★男の料理教室 懇親会

2018年05月19日 | 料理

ここ2-3年わたしの鳥好きが家族にも影響したのか、長男は「田んぼで見たことない鳥がホバーリング(ヒバリ?)していた」とか、カナダから長女が「ヤマバトが巣づくりした」とか、次男の嫁が「朝電線の上でうるさかった鳥」とカササギ(カチガラス)の動画を見せてくれたり、わたしにとってはよい影響を与えているなと感じています。
写真はカナダの娘からLineでのヤマバトの巣作り


本日18日はお世話になっている「男の料理教室」の懇親会です。皆様へ提供の魚を芥屋の港に取りに来ました。


10匹程度で生簀を提供してくれ、こうして忙しい中手伝ってくれる英ちゃんに感謝です。


大きな生簀で傷一つないアジは、英ちゃん自身がJF(漁業協同組合)の「志摩の四季」で販売する魚と全く同じ、面倒な血抜きと神経締め(ワイヤーなどを使って中枢神経を破壊して脳死状態を作り出す)までやってくれています。


最後は潮氷(冷たい塩水で生きているうちに活き〆)までやってくれます。魚全体を一気に冷やすのに15分程度必要です。


11匹を処理してもらい懇親会の会場公民館へ向かいます。


車に乗ったとたん大雨です。これから雨に打たれて後始末の英ちゃんには大変感謝です。


皆さん本日の酒の肴づくりに一生懸命です。わたしは8匹の刺身作りです。


会員は15-6名ですが本日の参加は12名とたくさんの参加です。


「男の料理教室」でいつもお手伝いしてくれるお姉さま方も、カンパの品物を持ち込んでの参加です。


1時間過ぎ、そろそろお酒が効いてきました。


カラオケ大会の始まりです。何人かの皆さんは地域のカラオケ教室に参加しているらしく、カラオケも上手です。


まだまだ続きそうですが、コップ一杯のビールですでに真っ赤になった私は、孫たちがやってくることもあり早めの離脱となりました。楽しい懇親会ありがとうございました。また、アジの刺身をいたく気に入ってもらいました。


息子たちと孫のために2匹を持ち帰り、刺身と孫のアジのハンバーグ用切り身にして持たしてやりました。


明日は九重の黒岩山登山です。仲間に迷惑が掛からないように体調を整えます。


★急遽アジ釣りに行ってきました

2018年05月17日 | 釣り

ここ数日自宅前の森から「キョッ・キョッ」という鳴き声が聞こえてきました。自宅に帰りPCの中の鳥の声ライブラリーから「アカゲラ」ではないかと思われますが、九州・沖縄には分布していないとの説もあり、同分類の「オオアカゲラ」なのでしょうか。
この鳥は私が中学生のころ一人山奥でメジロを追っていた時、大きなドラミング(木をつついて連続した音を立てる)の音にびっくりしてそちらを見ると、至近距離での黒色と白色と赤色の三色のキツツキでした。特に緑の中の赤色が目に焼きついています。
「オオアカゲラ」は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.net


昨日は17日に浮き流し釣りの予定だったので、海の状況と明日の出港時間の確認をしようと三祥丸英ちゃんに電話を入れると、明日は出港は厳しい状況で魚が必要であれば今から釣りにおいでと連絡をもらいました。いま近場で型のいい真アジが釣れているとのことです。
18日に「男の料理教室」の先輩諸氏と懇親会の予定で、軽率にも魚を提供しますと言ったために、1か月も前から釣りの予約をしていました。明日釣りが困難となると楽しみにしている先輩諸氏に申し訳ないと、急いで準備をして昼前の11時30分三祥丸ホームの芥屋港で漁場からの迎えの船を待ちます。


迎えの中に内田さんと、宮崎さんが・・・・今日は漁の手伝いだそうです。
荷物を積み込み漁場へ急行です。


漁師の英ちゃんと内田さんは確実に魚のあたりをとらえていますが、素人の私には単純なサビキ釣りなのですが、何が違うのでしょうか・・・・
いろいろとアドバイスをもらいながら、ぽつぽつと数を稼いでいきます。


英ちゃんの写真のアジの型はもう一つですが、真アジの30Cmクラスが上がってきます。初夏になるとこの周辺では大型のマルアジ(地方名はアオアジ)が竿をひったくっていきますが、本日上がってくるのは、絶品と言われる黄色っぽい体高のあるマアジだけです。


餌もなくなり釣は打ち止め、明日の懇親会の魚はこれで十分かな?


漁手伝いの宮崎さんは生粋の底物師、よく南西諸島に出かけています。


2日連続でアジ釣りの漁を手伝った内田さんは、それはそうでしょうぐったり・・・・


英ちゃんには面倒かけますが、金曜日の懇親会まで生簀で生かしてくれるそうです。港へ着くと私の魚を生簀へ移し替えです。


この生簀は英ちゃんの漁の成果で、この生簀が3つ-4つ並びます。


家族で食べるためなるべく小さなアジを持って帰ります。「自分も大きなものを食べないと」とこの4匹のほかにもう一匹、英ちゃんは40Cm近い大きなアジを私のクーラーへ・・・・


大きなアジは刺身となります。一本釣りで首折りして血抜きのアジはきれいな色をしています。
もちろん絶品の味でした・・・・盛り付けの工夫が全く見られませんが・・・・


2枚はアジフライになります。残りの2枚はいつも野菜等をいただく魚好きの近所の方へ・・・・


明日の懇親会は十数人の参加とか・・・・私の魚を期待している方もいるでしょうが、残りの10匹程度で足りるでしょうか。
今度の日曜日は久重登山の予定です。しかし、メインの久重連山の高い山ではなく、わたしでも登山可能な「ミヤマキリシマ」が絶景の場所だそうです。4人での登山ですが、その後の温泉も楽しみです。


★おとこの料理教室『ロールキャベツ』

2018年05月12日 | 料理

5月11日は「おとこの料理教室」です。少し早く家を出て気になるタシギの様子をいつもの場所に覗いに行きました。写真ではわかりにくいのですが、水路の奥の右側に居て私と目が合ったように思いますが、じっとして息をひそめています。長居は無用とすぐに立ち去ります。
図鑑やネット情報では、越冬のため飛来する冬鳥となっていますが、ほかにもこの二丈の広い田畑の水路に留鳥として周年とどまり、繁殖しているのではないかと期待で一杯です。


「おとこの料理教室」のメニューは広報誌によると、糸島市からの出前講座の一つで漁協にお願いしての魚料理教室とのことです。
魚の捌きは小さいころ叔父や従兄が魚屋だったため、そこで見た魚の捌きがベースとなっている我流のため、違う手さばきが楽しみでもあります。


なんと・・・メニュー表は「ロールキャベツ」となっています。
来週の18日は「おとこの料理教室」のメンバーの懇親会で、前日17日に私がイサキ釣りに出かけ、魚持参で参加する予定でいますが、それと混同してしまったようです。


作り方の説明です。毎回献立からレシピの作成まで指導者の小室さん(今回はお休み)と伊藤さんには感謝です。


漁師の英ちゃんから「出前講座には女性が先生として訪問する。」と言っていましたが、今日の参加女性はいつものお手伝いのお姉さま方です。三遊亭歌之助の落語だと「20歳のぴちぴちした娘が10人もいると思うと楽しくなってしまう。」でしょうか・・・・
おっ・と・と、セクハラとなってしまっては大変だ・・・・すみません。


3グループに分かれて、公民館にいる方への馳走も含めて各グループとも6人分を作成します。


ロールキャベツは明治末期から大正にかけて渡来した洋食だそうですが、今回のもう一つのテーマとして、「見た目にもおいしく魅せる」です。切り方も考えながらカットしていきます。


キャベツはすぐ隣の方が取り立てのキャベツを提供してくれます。


キャベツの巻き方もグループで工夫していますが、わたしたちのグループはようじを使わない方法で巻いていきます。


サラダの盛り付けには「見た目」を特に意識します。


写真の手前は、キュウリとタケノコの漬物の差し入れです。地域がらかタケノコの漬物も大変珍しく美味しい漬物でした。


ロールキャベツもコンソメをベースとしたスープで煮込み完了です。


米はもちろん糸島産で、季節のグリーンピースとタケノコを入れた炊き込みご飯です。彩もなかなかです・・・・


それでは「いただきます。」


食事の後は後片付けです。


キッチン周りの掃除も終えて器具のチエックです。


残ったおかずやお米はお土産に持って帰ります。今日も楽しい教室ありがとうございました。受講料は材料費含めて300円なり・・・・どこ行っても300円では食事できません。


家の近くに畑を借りていますが、今年はたいして手入れもしていないのに小菊の周りに株が増えイチゴが実りました。けっして容のいいイチゴではありませんが、孫が食べた残りのイチゴでジャムを作りました。


コップ一杯分ほどのジャムでしたが、本日きれいなジャムが出来上がりました。イチゴのジャムづくりも3回目、レシピを見ないでも完璧に作れるようになりました。


畑のピーナツ(落花生)が目を出してきました。20株ほど植えていますので、秋には自家製の「バターピーナツ」にもチャレンジしたいと思います。


明日友達から釣りのお誘いがありましたが、天気は雨模様で海の状態もあまりよくないのでやめることにしました。それより来週17日の釣りが大漁でありますように・・・・


★福岡市植物公園の『春のバラまつり』

2018年05月10日 | 日記
我が家のビオラやパンジーもそろそろ終わりとなり、いつものツマグロヒョウモン蝶が卵を産み付け幼虫がはい出してくるころとなりました。
申し訳ないのですが、表舞台の玄関横からはけてもらい、原産地はこの日本と言われ、幾種類もの品種が作り出されている鉢植えのアジサイが抜擢されました。


福岡市の植物園で「春のバラまつり」が開催されていることを知りました。バラは自分で育てるのは害虫や肥料などかなり困難で、もっぱら花屋さんのバラの花を楽しんでいるため、平日の昨日5月9日に行ってきました。植物園には10時前に到着しましたが、案の定この時期休みには満杯となっている駐車場も空きが目立ちます。駐車料の500円を支払って車を止めます。


入園料の600円を支払って入場します。本日は当初晴れの予報でしたが、どんよりとした寒い一日となりそうです。


一番の見ごろの時期と思いますが、残念ながら昨日の雨の影響で満開のバラの花弁が少し痛んでいます。


人気も少なくあたり一面バラの香りに包まれ、至福のひと時です。


コンパクトカメラでオートフォーカスしか使いこなせないため、たくさんの種類のバラを収めましたが、ピントがずれたものも多くありました。
バラの香りも漂ってきそうですので、様々な種類で美しい色のバラの昨日撮影した集合写真をご覧ください。








250種類1,100株のバラです。ツルバラも小型の花ですが活気に溢れています。


私を含め年配の方も多くリュックを背負い、首からは立派な一眼レフカメラを提げている方が何人も見うけられます。珍しい花や人気の花でしょうかこの場所にはたくさんのシニアカメラマンが・・・・


園内のカフェで食事をいただき、隣の正門エントランスの工事が終わる10月には孫を連れて動物園に行こうかな・・・・


明日は先月お休みした「おとこの料理教室」です。糸島市からの出前講座で魚持参の料理教室だそうですが、何の魚をもってきて、どのようなこしらえ方で、何の料理か、釣り好きで子供のころから我流で魚をさばいている私にとっては非常に楽しみです。漁師の英ちゃんに言わせると「漁協からタイなどの魚を持って、女性の方が来る。」とのことですので、期待しましょう。

★『甘夏のママレード』づくり

2018年05月10日 | 料理

糸島市の「志摩の四季」で無農薬の甘夏が販売されていましたので、4個200円を3袋を購入して「甘夏のママレード」にチャレンジしてみることとしました。


みかんを農薬なしで綺麗に育てることは大変難しく、ほとんど農薬が散布されているようです。しかし、国産の場合、農薬の安全基準は皮まで食べることを前提に設定されているため、食べて健康に問題が起きるケースはほとんどないそうです。国産のみかんの農薬ならば湯洗いするか、塩洗いすればほとんど綺麗に除去できるそうですが、やはり口にすることを考えると無農薬栽培か・・・・


たわしで洗った甘夏を皮をむき、この後、剥いた皮は1~3mmほどの千切りと薄皮を剥いていきます。


すでにご存じの方も多いこととは思いますが、孫が使っている「みかんの皮むき器ムッキーちゃん」は、はっさくや甘夏みかんなど柑橘類の皮むきが楽です。房の薄皮もワンタッチでカットでき手を切る心配がなく安全です。


12個でのママレードづくりは1日がかりとなりました。前回「イチゴジャム」作りでもトロミを出すために長い時間煮込み、水分を飛ばしたために若干甘くフレッシュ感も消えたために、今回は「ペクチン」を入れることとしました。




およそ4Lというたくさんのママレードが完成しました。この半端ない量をどうさばいていくか・・・・


長男と次男の嫁たちが「美味しい」と言ってくれ、半分以上をもっていってくれました。残りは近所と友達4軒に無理やり押し付け、残ったのは1K(甘夏1個は400 g -500g)程となり一安心です。


★ドンタク休みで作り上げたもの

2018年05月06日 | 日記
本日は5月の探鳥会ですが、玄関を出るとすぐに雨が降り出してきたので中止としました。ベテランの会員さんたちはこのぐらいの雨で中止するわけがありませんが、鳥の話題を3点ほど・・・・
ラーメン好きな私ですが、2-3日前にいつもの長浜ラーメン「力」で、ツツピーコーと澄んだ声でなく「イソヒヨドリ」を観察できました。いつもは海岸の磯や堤防に住んでいるため、釣りの最中に会うことが多いのですが・・・・


「イソヒヨドリ」は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.net/


越冬にやって来るタシギですが、先日もいつもの採餌場にポツンと一匹、ここで暑い夏を越せるか心配です。
写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.net/


この時期になると「ホッホー、ホッホー」と2回ずつ規則正しく繰り返し鳴いて認識しやすい鳥「アオバズク」が、繁殖のために我が家の近くには訪れます。今年は3羽の鳴き声が確認できました。樹洞に巣を作り繁殖する鳥ですが、大木の木の減少で個体数も少なくなり準絶滅危惧種となっています。
写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.net/


ドンタクは県内外からの見物客で毎年200万人を超え、動員数は国内最大級のお祭りともいわれますが、福岡にお世話になっている二十数年、生来(せいらい)人の多い場所はどうしても好きになれません。
毎年7月の700年以上の伝統のある祭りで、「のぼせもん」という博多っ子が情熱を注いでいる「博多祇園山笠」も、家から四十数分でいける距離の国の重要無形民俗文化財に指定されている「唐津くんち曳山(やま)」も、まだ見に行ったことがありません。
写真は「フリー素材」より加工


人にはパーソナルスペースといって、自分の中で目に見えないテリトリーのようなものを意識しているそうです。人の密集地では無条件にパーソナルスペースを侵害されてしまい、ストレスを感じ、自律神経を乱して頭痛やめまいなどが起きてしまいます。
個人差も大きくて強く意識してしまう人ほど、頭痛になりやすくなるそうです。田舎育ちのせいと思っていましたが、いいのか悪いのか私はパーソナルスペースの意識が高いと思われます。
したがって前回の登山もそうですが、車の渋滞や人の多さを避けるため、この連休は行動範囲が狭隘となってしまいます。海は時化模様が続き釣りにも行けないので、庭や畑の草取りや花の植え替えなどで時間を潰していました。今日はその中で造り上げた成果について記します。写真は完成後の浄化槽ブロアーのカバーボックスです。


孫たちが遊びに来るとのことでカレーをごちそうすることにしました。素人の口では肉の良しあしで美味しさが違ってきますので、わざわざ「唐津うまかもん市場」で100gが350円の佐賀牛400gと孫用の鶏肉を買い求めます。初めて料理してからすでに何回も経験したこともあって手慣れたものです。孫二人分と大人5人分が出来上がりました。もちろん味は絶品・・・・


ここ二丈は下水道がまだ完備されていない地域で、世帯で浄化槽での生活汚水処理をしています。この浄化槽ブロアーのカバーボックスがわたしが設置してから10数年経過して劣化したため、モノづくりには欠かせない友人の手伝いで作成しました。申し訳ないことに友人の親戚の先輩も一緒に手伝ってくれます。


わたしは自由に工具を操れないために、もっぱら近くのホームセンターのナフコへ不足分の買い出しです。ナフコで板材や釘など購入してレジで代金を払おうとすると・・・・財布がありません。車だろうと思い取りに行きますがここにもありません。あとは友人の家か自宅に置いたままか・・・・
自宅に置いたままとなっていました。友人やお店には大変迷惑かけてしまいました。


不足分の板材や釘などは友人が他のもので代用してくれて完成できました。雨水対策のタキロンと防音対策のゴムまでつけてくれています。帰ってから塗料を塗り完成です。


もう一つはイチゴジャムのチャレンジです。ハウス栽培のイチゴはもうすぐ終わりです。孫用に栽培している我が家の畑の分も少し足して、加工用の「博多あまおう」の2キロのイチゴを近所の農家で仕入れました。ヘタをとりグラニュー糖を入れます。


約2.5Kあったイチゴにグラニュー糖600gときび砂糖600gを加え、アクを取り除きながら、前回よりも長い時間煮込みました。本当は短時間で煮込むことがフレッシュ感につながることと思いますが、とろみを増す次回の課題としておきます。


レモン1個を絞って完成です。2.5瓶で約1.5Kが完成しました。孫たちにも自家製無添加「博多あまおうのイチゴジャム」を堪能してもらいました。


ここ糸島は甘夏の産地でもあります。1個50円程と格安で、大好きな私はこの時期毎日1-2個食べています。次回はこの甘夏を使い、ママレードづくりにチャレンジしてみます。


先日5日に放送され録画している田中陽希さんのNHK BS番組『グレートトラバース3』を、孫たちが帰ってからゆっくり楽しみたいと思います。なお、傾山登山の映像に釣りの師匠「ナベさん」から、わたしの熊の足跡の出来事を思い出したと電話がありました。

★長崎県壱岐沖浮き流しづり

2018年05月02日 | 釣り

二丈の田んぼも麦が色づき始めようとしています。ヒバリの子育ても佳境で餌の確保にさぞかし奔走していることでしょう。


4月30日壱岐沖への浮き流し釣りに行ってきました。薄暗い早朝4時30分出港です。


毎度のことながらポイントの「コダイの曽根」が近づいてくると、大漁の予感にテンションマックスです。木原さんは親子での参加です。
喫煙者の少ないこの時代、本日の同釣者全員がスモーカーです。わたしの釣友ですので吸い殻は海にポイとすることは絶対にありません。


午前6時ごろ釣り開始です。今日は大潮ということもあり、シマノの海春50号に電動リールフォーマスター2000、ラインはPE5号にハリス7号とエダス5号で真鯛針11号から10号の7本バリ仕様、大型ヨーヅリ浮き細軸50号とおもり40号と超欲張りな仕掛けで釣り開始です。本日は大型クーラーを2個も持ち込んでいる私です。


隣で釣るコガ先輩も釣り開始です。


2時間ほどたちました。イサキ自体は40Cm近い大型ですが、現在3匹と貧果で食いがもう一つです。


コガさんも厳しい状況に苦笑いです。すこし南西の風が強くなりだしました。


わずか数メートルで魚の喰いが大きく違ってきます。錨のうち替えですが、狭い範囲の中で同じ釣りの遊漁船がひしめき合っています。


英ちゃんは魚探と海図と過去の実績ポイント、現在とその後の風と波、錨のロープの長さなどを考慮して、錨の投入点を時間をかけ見定めていきます。


まだ調子の上がらなかった木原さんへ、沖で1m近い大型ウキが一瞬でズボッと水の中へ引き込まれ、60Cmほどのヒラスの子が上がってきました。


続いて時間をかけたやり取りで、またもや木原さんへ70Cm近い4k以上の立派な乗っ込み真鯛です。


わたしたち船尾の古賀さんと二人は小さなイサキにもてあそばされています。
浮き流しは横の釣りですのでウキの棚(深さ)が重要です。小さなイサキばかりだと上の方の大型を釣るため、浅く釣ります。一方餌が気づかないうちにとられるときは、エサ取りを避けるためさらに浅くするといった具合にこまめに棚を変え、釣れたら何Mとお互いに声掛けします。


次第に風が強くなり、それに伴い立っていられないほどの波が押し寄せてきました。
釣果の方ももう一つです。


お昼を回ったころやっと風が収まりました。
英ちゃんが「何時まで釣る。」
皆さんは先ほどまでの船の揺れにすっかり疲れ切って、戦意を亡くしています。
一方、わたしは前日の山の師匠や、壱岐出身なのにイサキ大好きな友、わたしの釣りの弟子、ご近所へのタケノコの御礼、風呂の仲間へのお土産・・・・
もちろん空気を読んで・・・・じゃあ、あと一時間の午後2時までとしましょう。


釣り上げた後すぐに魚を締め、血をすべて抜いていますので鮮度は感じてもらえると思いますが、大きいイサキは少しだけ、小さなイサキは無欲で毎回少しだけのお土産で満足する向さんからおすそ分けしてもらい、20匹を超える釣果です


納竿時間を伝えたつもりですが、その後20分もたたないのに皆さん帰り支度を終えました。竿を出しているのは私だけ・・・・英ちゃんが帰ろうか・・・・
港に上がり、他の貧果の人を気遣い大鯛に嬉しさをこらえる木原さんです。今日の釣りを喜んでもらってよかった・・・・


行きも帰りも向さんが送り迎えしてくれます。昨日楽しませてくれた可也山のふもとを帰ります。


小さな塩焼きサイズのイサキです。


我が家の孫たちは釣りたての魚のフライが大好きです。12-13匹を3枚におろしましたが、後から今日は大人もフライにしようと5-6匹追加で開き、孫たちのために骨のないように中骨も取り除いていきます。


次の日に釣り道具を洗って干しているのに気づく、魚大好きのご近所5件に、大きなイサキ1枚と小さな塩焼きサイズのイサキ2枚づづおすそ分けしました。残りのイサキは6枚ほど刺身と息子たちの明日の煮つけ用に・・・・お土産を渡す予定だった皆さん(待っていないのに!)次回を期待してください?
登山と釣りの連荘で太ももも痛くなっています。いまから久々においしいラーメンを食べ、工具メーカM社の友人に手伝ってもらいポンプカバーの箱作りに出かけます。
もう、ここたいでよかろかい。


★糸島市可也山(かやさん)登山

2018年05月01日 | 登山

毎月27日は風呂の会です。来月の風呂の会は4人のメンバーで根魚釣りに行く予定で、次の例会は鯛にヒラメに期待で・・・・大盛り上がりです。


5月27日は友人藤井さんの船で生きエビでの根魚釣りの予定なのですが、春の乗っ込み真鯛のシーズンは過ぎていますがどうなる事やら。餌の生きエビは芝エビなので「かき揚げ」のお土産とならなければよいのですが・・・・


可也山(かやさん)は糸島市ほぼ全域から見え、円錐形の山のためか筑紫富士や糸島富士と呼ばれています。それほど高くもない標高365.1mの山ですが、毎日のように眺めるこの山に登ったことがないので、百田師匠に同行をお願いして4月29日登ってきました。


午前9時過ぎ東側からの師吉ルートから登る予定ですが、登山口の駐車場はすでに満杯で心ばかしのお賽銭でお詣りをさせてもらい、地元の「日吉神社」の駐車場をお借ります。


前回、下山時に足の先に力が加わり特に親指が痛んだので、靴が小さいのかそれとも爪が伸びていたせいかなと、2-3日前に爪を切り、ドジな性で今度はその切りすぎから痛みが少し残っています。昨日お風呂で先輩たちから、「下山時は足先が痛くならないように、登山靴は足の甲をしっかりと結ぶこと。」と教えてもらいました。


足の甲をしっかりと結んだので下山も安心です。


ここからが登山道です。


低い山で軽く登れるだろうと思っていたのですが、円錐形の山で結構な登りとなっています。


残りはまだまだですが、すでにここまで数回息を整えるためにお休みしています。汗も噴き出す感じです。


花崗岩の採石場跡でも一休みです。
糸島近郊の山はボランティアの皆さんの登山道の整備や休憩所のベンチの設置など、細やかな気持ちに感謝します。


黒田の殿様が日光東照宮へ寄進するため、花崗岩を採石した跡です。


山野草のチゴユリがたくさん咲いています。


ここには山こんにゃくも密集しています。


第一展望所だそうです。頂上も大分近づいてきました。日本三鳴鳥の1つウグイス(残りはオオルリとコマドリ)の「ホーホケキョ」に二人導かれながらもうひと踏ん張りです。




頂上付近に道路が伸びています。芥屋の漁師英ちゃんによると、誰かが作った個人の道路で利用するのに数十万円必要とのことです。ここにはデジタルテレビ放送とFM FUKUOKAの中継放送局があるので利用する企業も多いのではと、恥ずかしい下衆の勘繰り・・・・


もう少しで頂上です。


見晴らしも大分高くなりました。


鳥の声や草花にも魅了されながら2時間余りやっと頂上ですが・・・・木々の中がテッペンで、展望所はもう少し先だそうです。


頂上から2-3分程度で展望所です。


その昔、釣りのナベさん師匠の仲間たちと数多く通った、野北の港やコブ島に思いをはせ、山登りの師匠百ちゃんと昔話に花が咲きます。


ここも国際色豊かです。中国語が飛び交っています。


記念のスナップ


コンビニで買ってきたおにぎり1個をいただきます。


12時前下山開始です。


もうひとつ南側から登山する小富士ルートがあります。ここを登ってきていた方に聞くと、やはりかなりの坂道だそうです。


この山頂付近は椎の種類の大木がたくさんあります。これはスダジイ(鹿児島ではコジの木)の大木。


子供を抱っこしたお父さんが汗をかきながら登ってきました。わたしと同じようにこの山を侮っていたようで、「あとどれくらいですか?」、「もうすぐですよ。」に微笑んでくれました。


わたしにはプラチナウィークで今日は何曜日かもあまり気にならないのですが、このゴールデンウィークは毎年のようにどこに行っても車の混雑で渋滞に嫌になりますが、そのこともあってか子供を連れた家族のサークルが目立ちます。


登るときにはさほど感じなかった坂の厳しさに、これまでの足先の痛みではなく、腰と太ももが痛みます。登山部ではなく下山部とヘタレを隠すため嘯(うそぶく)いていましたが、もはやこれまで・・・・「ちょっと休んでいい」


元気な子供たちがこの急坂を駆け上がってきます。


雨で登山道を保護するためでしょう整備された階段は、歩幅を合わせる必要から厳しいものがあります。


先ほど百田師匠との会話で、「これまで山ガールってあまり見たことがないよね。」といったばかりなのに、若いお嬢さんたちも登ってきました。「こんにちは」と、下山での足の疲れが軽くなります。


狭い登山道の混雑に元気な「こんにちは」の挨拶がこだまします。


登りは2時間ちょっと、下りはおかげさまで足先の痛みは少なく、1時間ちょっとで降りてきました。


〆は大阪の姉には不評だったのですが、わたしは大好きな「牧のうどん」で百ちゃんと本日の登山を振り返ります。




注文は一番多く注文する「野菜のかき揚げ 中麺」です。


文章が多すぎるとのお叱りもありますが、先日30日での浮き流し釣りの顛末を明日掲載します。