鼻からうどんぐらい

市の健康診断で、消化器内視鏡検査をしてきました。
昨年はバリウム飲んだので、今年は胃カメラに。
口からカメラを飲むのは、麻酔薬を口に含んでいるのが辛いし、そのせいでちゃんと効いてなかったのか、めちゃくちゃオエ～オエ～苦しかった経験もあり、それで今回は鼻から入れるカメラにしました。
人生初の「チャラリ～ン🎵 鼻から牛乳チューブ♪ 」です。
先生と看護師さんが「初鼻ですね、頑張ろうね！」ってｗ


まずは、花粉症の薬のような、鼻腔粘膜の血管を収縮させるスプレーをシュッシュされます。
スカーっと鼻どおりが良くなって、気持ちがいいです。（アレルギー体質だから、普段詰まってるのかも？）
次に胃粘膜をきれいにするために、消泡剤を飲みます。ドロッとした液体で、飲みやすくするためかレモンの味がついてました。美味しくないと渡されたけど、案外イケますｗ
それから麻酔薬をスプレーでシュッシュされます。これはちょっと苦くて、喉に落ちるとそこも麻酔が効くので、喉が麻痺して唾が飲み込みにくくなります。

検査室で横向きに寝て、鼻からカメラが入ります。左右で計4通り入れる径路があるらしいのですが、一発で入ったので楽でした。
検査中、自分の目でもモニターで様子を確かめることができますが、眼鏡のツルが痛くなるので外したのと、初めてでとてもそんな余裕はないと思ったので、まな板の上の鯉状態で寝ていました。
途中先生が、「食道通ります～　胃に入ります～　胃の出口ですよ～」って言われるんですが、そのたびに、ああ、この辺来てる～ってなんとなくわかってちょっと気持ち悪かったです。
「十二指腸入ります～」って言われたときは、そんなところまで行くの？って


口からの内視鏡よりかなり楽でした。鼻も痛くなかったし、喉を通ってしまえば話すこともできるし、口から入れたときも確かモニタを見た記憶がありますが、もうそれはどうでもいいｗ
次回の検診も経鼻内視鏡で検査ができるところでするつもりです。
鼻から入れる内視鏡の大きさはどのくらいかというと、富士フイルムメディカル株式会社のサイトには「うどんの太さとほぼ同じです」とあります。
京都「たわらや」の一本うどんは相当太いんだけどｗ
鼻からうどんを出したり入れたり、そういう芸が昔あったような、なかったような（おぃ）
うどんだけじゃわかりにくいので、鉛筆より細いということを付け加えておきますｗ
それにしても、技術の進歩で身体に優しい検査ができるのは、本当に素晴らしいです。