「清越坊の女たち(原題:当家主母)」
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久しぶりの中国电视剧ネタです。
あらすじ
清朝乾隆帝の時代、宮廷御用達の伝統織物・緙絲(こくし)を営む任家の当主である雪棠は、家業には決して干渉せず、妻の沈翠熙は緙絲の腕前だけでなく経営にも優れて、事実上の任家の「当家主母」(女主人)だった。
翠熙は長年結婚しているが愛されることなく、雪棠はかつての恋人曾宝琴のことが忘れられず、別宅に住まわせ子どもを作る。宝琴を任家に連れて帰りたいと思っていたが、海賊を追っている途中で思わぬ事故が起こり、行方が分からなくなってしまう。
任家は数々の危機に見舞われる。翠熙は任一家を救うという重要な任務を黙々とこなし、やがて翠熙と宝琴は恋敵から腹心となり、幾多の浮き沈みを経験し...
(豆瓣电影の剧情简介を参考)翠熙は長年結婚しているが愛されることなく、雪棠はかつての恋人曾宝琴のことが忘れられず、別宅に住まわせ子どもを作る。宝琴を任家に連れて帰りたいと思っていたが、海賊を追っている途中で思わぬ事故が起こり、行方が分からなくなってしまう。
任家は数々の危機に見舞われる。翠熙は任一家を救うという重要な任務を黙々とこなし、やがて翠熙と宝琴は恋敵から腹心となり、幾多の浮き沈みを経験し...
女が商売するには困難な時代に、女たちの絆で陰謀に立ち向かい、伝統織物の技術を継承するなど、
数々の困難を乗り越えていくストーリー。
優柔不断な任家の当主とか、汚職官僚とか、身体弱い(これはしょうがないか)家庭教師とか
男どもはみんな腐ってます。
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左側の李照役の王雨 (ワン・ユー)、腹の読めない男の役を「鶴唳華亭」でもやってましたね。
でも今回はそれだけでなく、宝琴のストーカーだったことが分かって、めっちゃキモイ!
ときに女たちの境遇に涙しますが、しかし芯の強さに驚かされ、
翠熙や宝琴だけでなく、侍女の舒芳や功児も、女たちがみんな頑張っているドラマです。
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↑翠熙がやっと見つけた、余命わずかな家庭教師とのつかの間の愛のシーンは、
ちょっと涙無しでは見られないかもよ。
中国のドラマがすごいのは、セットなど本物志向というところ。
このドラマも美術制作に約4ヶ月をかけてるそうだし、小道具も本物の骨とう品を使っています。
世界無形文化遺産になった伝統織物緙絲(こくし)も、リアルに再現されていて、
こういうものを見せてもらえるだけで眼福です。
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プロデューサーは「瓔珞(エイラク)」の于正(ユー・ジョン)だし、
監督は「大唐流流」の王暁明(ワン・シアオミン)と「君、花海棠の紅にあらず」の国浩(グオ・ハオ)だから間違いないと思ってました。
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蓋をあけたら、わたしなんかはどんどん引き込まれてしまったわけだけど、こんなに面白いのに、中国ではそれほど人気がないんですよねえ。(豆瓣調べ)
今の中国、女性の力は
宝琴が産んだ息子、秀山。この子がとても可愛いの♡
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「30女の思うこと ~上海女子物語~」で童瑶(トン・ヤオ)の息子役で出てたティミー君だった♡
ほんと、良いドラマですよね。
つい先日、雪棠が戻ってきて、今まで連絡もして来なかった理由を
ウダウダ言ってるシーンに、腹が立ちましたw
中国は男女平等という考えが良くも悪くもしっかりしているので(笑)
女性も働くのがあたりまえだし、
体力のある男性が家事のほとんどをするのもあたりまえみたいですね。
日本も、家事を分担する若い人の家庭が増えているようですが
男性がほとんどするっていう考えには、ならないように思いますよね。
(してくれるなら、嬉しいけどw)
規模が違うっていうか、お国柄ですかね。
このドラマ良かったですよね❣️
女性主人公たちの心意気というのか
伝統の織物の技術や伝承のための尽力が伝わってきます。
中国現代劇では男性が料理してご飯を作っていたり
女性の主張もしっかりしているなぁと
感じたりします。
都会と地方とは格差はあるんでしょうけど
大陸の国は規模が違うなって思います。