ハートサポート

昨日、爽やかな青空の下、元五輪選手のＱちゃん（高橋尚子さん）が大会長を務める「高橋尚子杯ぎふ清流マラソン」が行われました。
今回の大会は、東日本大震災の復興支援を掲げるチャリティー大会として開催されました。
会場は、岐阜メモリアルセンター。
長良川球場や競技場、柔道・剣道場、テニスコートや芝生公園もある、素晴らしい総合運動場でした。

画像は、前日エントリーのイベント「ハーフマラソン完走クリニック」での、Ｑちゃん。
走り方のポイントや、ストレッチの方法など、楽しくお話していました。

今回、相方が、ハートサポートランナーとして参加しました。
ハートサポートランナーとは、救急講習を受けたランナーが、万が一のときに救急スタッフが到着するまでの間、救急活動を行うものです。
また、ハート（心臓）だけでなく、ランナー同士の“助け合う気持ち”の意味もこめられています。


相方が受けた事前の救急講習によると、
１）心肺蘇生法は、５年毎に国際的にそのガイドラインが見直されており、
　　現在では人工呼吸が必ずしも推奨されていないこと
　　（人工呼吸は、気道の確保などのテクニックが難しいため）
２）重要なのは質の高い心臓マッサージを一刻も早く、絶え間なくやり続けること
３）心臓マッサージのリズムはアンパンマンマーチのリズムで行うこと
　　このリズムだと、1分間に100回以上の割合になるため
が、ポイント。

傷病者が蘇生すれば体が動くので、それまでとにかく心臓を動かし続けること。
かなり強く圧迫するため、一人でやり続けるのは無理なので、複数のランナーが交代し、中断しないようにすることが大事だそうです。


今回は無事、サポートランナーの出番はありませんでした。良かった。♡
（実は私も今まで、倒れた人を各地の大会で何度か見かけたことがあったので）
タイムもまずまずだったようで、楽しい二日間だったようです。


余談ですが、相方は、よほどアンパンマンマーチが気に入ったとみえて、
講習後しばらく、口ずさんでおりましたとさ。