トルコエーゲ海のエフェシアンホテル日記

エーゲ海沿岸の港街、クシャダスのEphesian Hotel Guesthouse での日常生活日記

トルコのうんまいパイ

2014-03-25 15:11:08 | トルコ料理はおいしいな
めるはば~

今日はおジェイはん(旦那)の実家に帰省するときの楽しみの一つ、アンネ(お母さん)の手料理を紹介したいと思います。

トルコ料理、ケバブとかもちろん美味しいレストランが沢山あるんですけどアンネの手料理、家庭料理に勝るものはないですね。

だって昔から食で家族を支えてきた代々女性に伝わるその家庭だけのレシピだもんね。


トルコのパイと書きましたが正確にはボレキといいまして、中の具はミンチ肉だったりほうれん草、チーズ、ポテト、なすび等があります。

今回アンネはほうれん草と白チーズのボレキを作ってくれました。

まず生地を作ります。


アンネの料理、計量というものが存在しません。小麦粉袋からだばだばだばっと入れて、じゃっと水入れて、あーた相撲取りかね?って言いたくなるいきおいで塩をまく、ではなく投入してました。

そしてこねてこねてこねまくってできた生地がこちら。

つんつんするとつきたてのお餅みたいでお雑煮食べたくなりました。

生地を休ませてる間に中に入れる具を作ります。

ほうれん草約一キロ。白チーズ(日本ではフェタチーズとして売られています)適量、刻みネギ、ディル、相撲取りの塩、胡椒で味付けして、さらにオリーブオイル投入してぐわっさぐわっさ手でまぜまぜ。

ここから生地を伸ばしていく行程に入ります。

少し大きめのおにぎりぐらいの大きさにちぎり形を整える。

日本の麺棒よりもトルコのは細くてなが~い。打ち粉しながらこちらをものすごい速さで薄ーく大きくのばしていきます。

アンネ!めちゃはやいな!とチビ怪獣(娘)と驚いてると、

この得意げな笑み。可愛い。


にょきにょきっと邪魔する手が乱入してきてもひるまずスピード落ちず。邪魔のやり甲斐ないので怪獣断念。


こんなに薄く大きくのばした生地にびゃびゃっとオリーブオイルぶっかけて


具をおきまして


くるくる巻寿司巻くみたいに包んでいきます。あー巻寿司食べたい。


ぐるぐる渦巻き作って、また生地をのばす行程に戻ってできたものをつなげていきます。

上から溶き卵三個と牛乳どばっ!ぐらいとオリーブオイルを混ぜた液をべたべた塗って


このタイムトラベルできそうな、はたまた宇宙まで吹っ飛んでいけそうな形相のオーブンで焼きます。

このオーブンはボレキをはじめ、パンや色んなお菓子、お料理など万能なオーブンで、火力も強く優れものなんだそうです。

180℃ぐらいで40分ほど焼いてたかな。オーブンの窓からちょいちょい様子を伺ってました。

さあ焼き上がりました!

売り物みたいに綺麗な仕上がり。


断面もすんばらしい!

焼きたての外はパリパリ中はジューシーなボレキ、トルコ人のだーい好きないつでもどこでものチャイと相性バツグン。

この作業、朝ご飯に間に合う様にちょいちょいちょいっとやっちゃうんだからトルコの母ちゃんに脱帽です。


さて、今回チビ怪獣あんまし出番ありませんでしたが、何をしてたかというと。

いたずらに手応え感じられず退屈したので


アンネのお祈りの数珠コレクションをどこからか持ち出し


お友達をコーディネート。


さわったらあかんよ~と注意されるも聞こえないふり~。

とうとう私に没収されて

いじけてソファで昇降運動延々と続けておりました。

ちょっと疲れて落ち着こうぜ娘よ。。。涙


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