トルコエーゲ海のエフェシアンホテル日記

エーゲ海沿岸の港街、クシャダスのEphesian Hotel Guesthouse での日常生活日記

Didim(ディディム)に行ってきました~

2014-10-12 15:32:43 | ぶらぶらトルコ国内旅行
めるはば~。

先月の初め。
我がエフェシアンホテルゲストハウス、ぽっかり2日予約が空いた日があって、もう夏も終わりやしこれが最後の水遊びのチャンスかも!

と、急遽エーゲ海のプチリゾート&遺跡の街ディディムに行ってきました。

クシャダスからは車で約1時間と、とっても近かったんですね~。

お客様によくディディム遺跡、ミレト遺跡、プリオネ遺跡(この三つは近所なので大抵皆さん一気に見学されます。PMDツアーと呼ばれるツアーもよく出てますね。)に行かれる方や、行きたいけどどんな感じかと聞かれる事があるんですけど、

いやー、実は行った事ないんですけどガイド本見る限りでは良さそうですよね~。とか言いながら行き方をお伝えするしかできなかったので、是非行きたかった場所の一つ。

後、今までどんなことがあっても各々の記念日はお祝いする方針のお祭り大好きエフェシアン一家。ずっと忙しかったので夫婦そろって結婚記念日をすっかり忘れて2日後に気付く…という失態もあり、強引にホテルを閉めてお祝い休暇を強行した次第であります。笑

今回の宿泊はディディムの代表ビーチであるアルトゥンクムビーチの目の前のテンプルホテル。食事をどこでとるかとか一切考えずダラダラするのが目的だったので朝昼晩食事込み、ドリンク飲み放題、プール付き、格安。

おジェイはん(旦那)が知らない間に予約してくれてました。仕事以外の仕事ははえーなおい。

ディディムはクシャダスよりも規模の小さいこじんまりしたエーゲ海の街。ビーチ綺麗でしたよー。
最後かもしれないのでトドみたいに寝そべってる欧米人の横で三人大はしゃぎ。



透き通ってますね。
柔らかい砂浜で遠~~~浅なんで子どもも遊びやすいビーチでした。

ビーチとホテルのプールを往復してこれでもかっちゅうぐらい水遊び。

初めは子ども用プールで満足してたチビ怪獣。だんだん物足りなくなって大人プールに移動。
おジェイはんの手を振り払って水深155cmで泳ぎ始める。
おジェイはんがヒヤヒヤしながら追いかける姿が逆アヒルの親子状態で笑える。ぷぷ。

本当は水遊びの後の休憩後に遺跡見学に行く予定にしてたのに、チビ怪獣が家に帰るのと勘違いしてノー!って泣き叫びながら逃亡をはかり、捕まえたおジェイはんを北斗の拳並みに連打したため予定変更。明日行けるんかなぁ、心配。とか言いながら夜は街を散歩。

なんかこれ流行ってるみたい。パンチの強さ測るやつ。あちこちにありました。

チビ、パンチの爆音が気に入ったらしく、もう一回!もう一回!と大笑いしながら頼むもんだから、おっさん調子乗って十回ぐらいやってゼーゼー言ってました。

疲れたのでトルココーヒーで一休み。炭火で煮たてる特別なトルココーヒーなんだって。

2日目。
朝から朝食も目に入らないぐらいプールに入りたくて仕方ないチビ。
無理矢理朝食突っ込んで昼過ぎまでプール遊び。おジェイはんは部屋で爆睡。どこに行っても寝る男おジェイはん。

この日はすんなりとはいかなかったものの車に乗ってくれたので、いざディディム遺跡へ!

ディディムは紀元前6世紀以降、ギリシャのデルフィと並ぶ神託のメッカとして栄えた場所。
写真は神託が下されたアポロン神殿。
現在残されている神殿は、ローマのハドリアヌス皇帝の時代に修復されたもので、長さ108m余り、幅50m。現在は直径2m、高さ20mの石柱が三本のみそびえ立ってますが、その大きさから当時の神殿の壮大さが想像できます。当時はこの石柱、120本以上立ってたんですよ。
あー、ぞくぞくする。
歴史とか遺跡とか大好き。

メドゥーサの首。



石柱にそれぞれ違った模様が彫られてる。当時の人達の芸術度の高さに圧倒され鳥肌が立つ腕をさすりながら見てると、横でチビが同じように腕をさすさすしながら
ぅわああぁ~お!ぅわああぁ~お!
って歓声を上げながら見てました。血は争えないとはこの事。

前日の事もあったので遺跡にチビを連れて行ってちゃんと見学できるかな、退屈してぐずられたらどうしようという心配がありましたが、なんのその。
遺跡を自分の庭かのように歩き回り、私達以上に楽しんでました。

地震で倒れたまま保存されている石柱。


ぴと。

ちょっと!触らんといて!あたし自分でできるから!

とっても過ごしやすいいいお天気で観光日和。九月、十月ぐらいが遺跡周りにちょうどいい感じですね。

三日目、帰る日の朝。
朝食後すぐにチェックアウトするつもりで荷作り完了してたのに、
プールに服のまま飛び込もうとする怪獣約一名。仕方なく水着とタオル引っ張り出してチビだけ入水。

朝っぱらからバタ足練習に励んでます。

水遊びもほどほどにホテルを後にし、夕方以降に来られるお客様をお迎えするため帰路に。早めにホテルを出たので帰り道にミレト(ミレトス)遺跡に寄ってみました。本当は一日でプリオネを含む三つを見て回りたかったけどプールがいいとぐずる奴と寝すぎる奴のせいで実現ならず。笑

ヘレニズム時代からローマ時代にかけて栄えたミレトス。こちらの見所は25000人を収容可能だったと言われる円形大劇場と、アゴラ(市場跡)。

もともとは海岸沿いにあったミレトス遺跡。今は土砂などが積って数10kmも海から遠のいています。

ここでライオンなどの獣達と奴隷の格闘や色んなイベントが催されていたのだと想像するだけでまたまた鳥肌。

時間がなかったためアゴラや遺跡前の博物館は見れませんでしたが、無理して寄って良かった~。

さて。一路クシャダスへ。

クシャダスに程なく近いなーんもない場所の車道の脇に肉屋とレストランが併設されているお店を発見。ここでランチをとることに。

ぶら下がってます。
チョプシシ(羊肉の串焼き。見た目焼き鳥)を頂きました。

三人無言で頬張る。
サラダ、焼き野菜、焼きたてパンがセットでついてきました。

そんなこんなで二泊三日のディディム珍道中、無事に終えて戻ってまいりましたよクシャダスに。

クシャダスを起点にまたお勧めできる場所が増えました。

帰ってからレセプションに立つ前にボーボーな髭を剃るおジェイはん。
それをじーっと見つめるチビ怪獣。
あたしもやりたい攻撃の結果が

これ。

顔も手も服も泡だらけ。

どうかお父ちゃんみたいに毛深くなりませんように。ちーん。




最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (MK)
2014-10-15 23:13:53
ミレトス他2都市は私もまだ行ってないです。ソケで乗り換えらしいけどいつも面倒になって他へ移動してました。マノちゃんは泳ぐのが好きみたいですね。可愛いマノちゃんの写真大好!!!。これからはオフシズンなのでマノちゃんも少し寂しくなるのですね、、。宿の方も少し余裕が出来るので、近場にでも行って遊んでやって下さい。
返信する

コメントを投稿