朝起きたら、親父の部屋のドアがあいてる。
何故か、ここ数年使っていない椅子がセットされている???
階段を下りて1階へ行こうとすると、親父が階段を下りて下へ向かってる。
どうした?と、問うと
れいしは?
おーい! 俺だ!俺だ!!俺だ!!! 目の前にいるぞ!!!!
人の顔を確認して、首と喉を指さす・
どうやら、オヤジが治療をしたいと、神のお告げがあったようだ。
治療とは、
光線治療の事
これで、親父は健康管理を半世紀以上してきた。
そう、この機械にオヤジは育てられたといってもいいほど、信者だった。
我が家にある機械は、メーカーにいったらほしいと言われるかもしれない超・ウルトラ・ダイナミックな年代物
ここ数年は、自分ではセット出来ずに使っていなかったのに・・・・・・・・・・
しかし、今日は布団をたたんでセットしていた。
親父に聞くと、誰かがやってくれたんだと、
朝食が出来たら呼ぶからと、なだめて部屋へ帰す
オヤジが朝食をすまして、着替えに部屋へ行くと、そこには親父がTVをみていた。
こんなことなかったんだけど。
部屋へ戻して、椅子をかたずけ布団を戻して寝かした。
若いころから奇行の多かった親父だけど、
ちょっと、ヤバイかな?
娘に様子見をたのんで出勤。
きょう、帰宅するのが少し怖い気が???
昼間に、娘からの携帯が鳴らなきゃ大丈夫だろうけど・・・・・・・・・