▲マルバチシャノキ 花と幹 2020年3月27日 石垣市登野城
▲マルバチシャノキ 高さ7mくらい 2020年3月27日 石垣市登野城
マルバチシャノキ(丸葉萵苣の木)、方言名ケージ、シムチカ、学名 Ehretia dicksonii。
和名は、葉が丸みをおびており、若葉が食用になり、萵苣(レタス)に似た味がすることから。
ムラサキ科、チシャノキ属の落葉小高木。
《庭木図鑑 植木ペディア》より
【関東以西の本州、四国、九州及び沖縄に自生する。/葉は直径8~20センチほどの楕円形で、チシャノキよりも丸くて大きい。先端は急に尖り、縁にはギザギザが目立つ。表にも裏にも毛が多く、触れれば相当ザラつく。/5~7月ころ、芳香のある小さな白い花を枝先にびっしりと咲かせる。花の後にできる実は直径1~1.5センチほどで、9月頃に黄色く熟す。/黄色い実の中には種が二つあり、それを包む果肉はバナナの風味があって食用となる。/樹皮は画像のようにコルク質となり、長方形に裂けるのが特徴。】
この樹に気が付いたのは、3月27日、天川御嶽(アーマーオン)の角を曲がろうとした時だ。シュンとする清涼な香りがするので近づくと、白い小花が集まった花序が、樹全体の枝先についている。
いつものようにネットの植物図鑑やブログで探しても分からず、写真から検索する「Google Lens」をテレビでたまたま紹介していたので、使ってみた。Google 検索アプリの記入スペースの右にある四角いマークをクリックすると、カメラの状態になり、その場で写真を撮って検索するか、右上の画像マークをクリックして既に撮った写真から検索することもできる。
上の画像で検索すると、ランタナガマズミやゴマギとともにマルバチシャノキが出てきた! それぞれの写真や記事の内容から、マルバチシャノキと判明。何日も分からないで過ごしていたので、「Google Lens ありがとう」だった。
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