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ポストトゥルースの時代に、アメリカの選挙では

2020-11-22 16:48:11 | いろいろ
 今回のアメリカの大統領選挙・議会議員選挙では、ネット上でのフェイク情報や陰謀論の展開が大きな影響を世論に及ぼしています。

 下院では「Qアノン」を支持する候補者が当選しています。「Qアノン」は 「アメリカや世界は小児性愛者たちによる「闇の政府DeepState」に支配されている。トランプ大統領は秘密裏にこの「闇の政府」と闘っている」という陰謀論的運動です。

 大統領選挙が「不正選挙」であるとするフェイク情報が数多く流されています。「ミシガン州で1902年生まれや1850年生まれが投票」、「ネバダ州で3000件以上の不正投票を確認」、「トランプ票を燃やした(動画)」等々。

 「Qアノン」、「不正選挙」情報などは「ポストトゥルースの時代」を実感する現象です。真実、客観的事実よりも、自分の感情や信念にふさわしく感じられる虚偽情報を受け入れてしまう人たちが増えていることがうかがわれます。

「不正選挙」情報などのファクトチェックは下記の記事をご参照ください。
ネット上の情報検証まとめ(Vol.58)〜米大統領選 特別編【大船怜】


「陰謀論信奉集団」Qアノン、ついにアメリカ議会の議席を獲得…!
 中岡望



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