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「戦争の始め方」いろいろ

2020-10-25 13:56:30 | 平和
 「言いがかり」「でっち上げ」「自作自演」などで戦争が始まった事例です。

イラク戦争(2003年~2011年)
 アメリカのブッシュ政権は、「イラクのフセイン政権が大量破壊兵器を保有している」と繰り返し宣伝しながら、国連安全保障理事会の決議もなく、イラクに侵攻しました。その後も大量破壊兵器は発見されませんでした。

映画「記者たちー衝撃と畏怖の真実」(2017年、ロブ・ライナー監督) 映画.com
 イラク戦争の真実を明らかにしようとするナイト・リッダー社の記者たちの姿を描いてます。


トンキン湾事件(1964年)
 「アメリカ海軍の鑑定が公海上で北ベトナム軍から魚雷による攻撃を受けた」とされる事件。これを口実に、米国議会は北ベトナムに対する全面的な戦争遂行を決議。後に秘密文書から事件捏造(ねつぞう)などの事実が明らかにされました。

映画「ペンタゴン・ペーパーズ」(2017年、スティーヴン・スピルバーグ監督)映画.com
 ベトナム戦争関係の国防総省機密文書を入手し、公表しようとするワシントン・ポストのジャーナリストたち。


柳条湖事件(1931年)
 関東軍(中国駐留日本陸軍)が南満州鉄道の線路を爆破した事件。関東軍はこれを中国側の行為と主張して満州全体への軍事侵攻を開始しました。


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