最初に諏訪周辺地域へお住まいの方へお知らせです。
4月10日(日)15:00~諏訪湖半の「くらすわ」にて行われるチャリティーイベントで
アルパ奏者の川窪裕子さんの演奏があるそうです
入場無料ですが予約制で先着50名さままでだそうですので
興味のあるかたはぜひ!
くわしくはこちらを→
このところ何度も切れている魔の弦を張り替えました。
Arpaの弦はナイロンで出来ていて、普通に引っ張ってもそうそう切れるものでは
ないのですが、ピンと張り詰めたときや音を出すとき かなりの加重がかかるので
切れるときはだいたい次のような原因があります。
1・弦に何かの傷がついている
2・弦が消耗して弱くなっている
3・弦が接するArpa本体に鋭利な場所がある
私の場合、張り替えても張り替えても同じところが切れるので
多分原因は3。小さな穴に、玉結びをした弦を入れて留め具で留めているのですが
きっと中にささくれがあって、張り詰めた弦が押し付けられるうちに
カッターのように切れてしまうのだと思います。
いろいろ角度を工夫してみたり、ささくれが取れるようにと穴にやすりをかけたりしてみたけど
やっぱりダメみたい。
しかし!!
だからといっていつまでも切れたままにしておくわけにはいかないのだ!
1オクターブ(7本)ずつにセットになったスペアの弦。
(上)1オクターブ→(左)2オクターブ→(右)3オクターブと
ちょっとずつ太くなっていくんです。やっぱり細いほうが切れやすく
一番高音域の弦はもうそろそろスペアが無いなぁ・・・
低音弦は切れることは少ないですが、消耗してくるとよく響かなくなるそうで、
切れていなくても数ヶ月~1年に一度は張替えが必要だそうです
(プロの方の場合ですけれど)
中身です。赤と青と白がありますが、それは・・・
ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
赤 白 白 白 青 白 白 赤
と決まっているから。やっぱり何か目印がないと弾けませんから^^;
今回は白の弦なので、長めにペンチで切り取って、まずペグ(糸巻き部品)の穴に通します。
弦はくるりと丸まって通しにくいので、私はまずストローを通して、
それをガイドラインにして弦を通してからストローを抜き取ります
ペグ(糸巻き)の穴に片方を通してから、ぬけないように結び目を作って・・・
反対側の ボディの穴に通す側。いつもはこちらも結び目を作るだけですが、
今回は業を煮やして「ささくれに負けるもんか作戦」
結び目にうすくボンドをぬり、細く裂いたティッシュをまきつけてみました。
これでクッションになってくれるといいな。
本当は一番細い弦を使う場所だけれど、これも「切れてたまるか作戦」により
もう一オクターブ太い弦を使うことにしました。
(音は微妙に違うかもしれないけど・・・・)
ボディの穴に結び目を作った弦を落とし込みます。
留め具です。写真の両端のように金属のものもあるのですが、
切れやすいこの場所と隣は竹箸をカッターで削った自家製の留め具に
替えました。弦への当たりがやわらかい気がして・・・
この留め具を、落とし込んだ弦の上からぐぐっと差し込みます。
くさびのように 下が細く上が太くなっているので
しっかりはまって抜けないように。
差込みが甘かったり、ゆるんできたりすると弦の張力に負けて
飛び出しちゃいますから
とりあえず弦は張れましたが、まだたるんだ状態。
このあとペグを巻いてピンと張っていきます。
37本の弦それぞれにひとつのペグが対応しています。
音を合わせたい弦のペグを巻いて張りを強くしたり弱くしたりして
チューニングするのです。
張ったばかりの弦はペグをたくさんたくさん巻かないと
ちゃんとした音にならないのですが・・・・
ブチンっと切れる音が耳によぎり、思い切り巻くのがけっこう怖いもの
少し巻いては休み、少し巻いては休み。
(ゆっくり巻いたって、切れるときは切れるんですけどね)
まだちゃんとした高さまで巻ききっていません。
今度は大丈夫ですように・・・
春メニューの準備をすすめています。
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