信州ビーナスラインの小さなイタリア料理店から

夫婦で営む小さな伊料理店「オステリア白樺」の日々。標高1500mの車山高原は八ヶ岳がのぞめる空気の澄んだところです。

フォト×俳句2012.5

2012-05-24 15:25:13 | 短歌・俳句

散歩の途中で ついつい茶々と一緒に一休みしちゃうオステリアmamaですこんにちは。

「 さぁ、そろそろ行こうか、茶々~ 」

 

 

「 ちょっと待って~  四つ葉のクローバーさがしてるのっ 」

 

 

 

 

とでも言ってそうですが 実は道草を食べているだけです

ヨメナとかイラクサなどの若葉がなぜか大好きな茶々。

人間が春先に山菜を喜んで食べるように 犬も苦味が欲しくなるのでしょうか

山菜といえば タラの芽がたくさん採れまして^^

お世話になった方たちに少しずつおすそわけ

こちらも山菜のひとつ コシアブラ

移植して25年 大木になり過ぎたそうで 枝を少しいただきました

我が家の庭にも根付いてくれるでしょうか・・・

 

       

 

ところでタイトルのフォト×俳句です

先日 いつまでも寒かった春先に ふと作った一句をメール投稿していたのですが

今週の優秀作品として紙面に載せていただくことができました

 

自分で撮った写真と俳句を組み合わせる フォト×俳句 というものについては

以前にも記事にしたことがありますが (→ こちら )

これは中々 奥が深くておもしろいのですよ~

写真と俳句が つかずはなれず お互いを補完し合う関係が理想だとか

ある日ふと思いついて投稿したものが入選して気を良くし、

時々投稿してみています

 

記念すべき初作品は この写真に・・・・↓

内緒ごと 言うか言わぬか 水温む

という句をつけました

 今にも開きそうな水仙のつぼみが、
内緒の話をついしゃべってしまいそうで目をそらしている顔に見えて^^

そして掲載していただいた2作目は この写真に↓

落とし文(おとしぶみ) メールなどなき 恋思う

という句を・・・・(オトシブミについてはこちらを→ ■ )

 

今回は この写真 ↓

(掲載紙面を撮りました。パソコンに残しておいた画像 ついこの前削除しちゃって。
もう没かな・・・・と思ったので

あはは。何で湯たんぽの写真なんか撮ってるの?と主人に不思議がられたのですが

この写真につけたのが

 

 

 

 

春寒に 別れの言葉 いいそびれ

 

もうこれで別れよう と思っているのに ついつい先延ばしにしてしまう・・・・

そんな意味ありげな歌だと感じたあなたは

苦しい恋の経験があるか ドラマの見過ぎですね

 

ほら、春先に ちょっと温かくなったと思ったら また寒くなったりして

しまいかけた冬物をまた引っ張り出したり

春だ~と思った気分も 沈みがちになったりすること ありませんでしたか?

 

いつまでも手離せなかった湯たんぽのお湯が沸くのを待つ間

ふと思いついた一句でした

   

選者の俳人 坊城俊樹先生に 

家族との別れを目前に湯たんぽを用意してあげている母親の歌だと感じると
素敵に評価していただいたので とっても恐縮なのですが

 

 

 

 

 

・・・・・・・・すみません。自分のための湯たんぽで
(冷え性なものですから~)

さすが、一つの句の奥にいろいろな物語を想像してくださるのだな、と光栄です

フォト×俳句のHPに この拙作が掲載されています。
それにどなたでも投稿できますから、よかったらぜひチャレンジを♪ 

フォト×俳句HP

選者の先生の対談によると、やはりまず写真を見るのだそうです。
そして この写真にはどんな句がついているのだろう と想像力を刺激されるものであって欲しい と。

 

「 あ、この感じを伝えるとしたら どんな言葉がいいだろう 」

と考えるうち  ひとつの状態をいろんな角度から考えるし
なにしろたった17文字 
無駄な言葉を入れる余地がないので文章のシェイプアップの練習にもなるし

なによりお金もかかりませんし(笑)

写真の腕を競うものではないところも私向きかも^^

また思いついて無事掲載されたらご報告するので良かったら見てくださいね♪

(もちろんボツ経験もあります

 

余談ですが・・・・


投稿時期と掲載時期にずれがあるので 事前に必ず年齢確認のお電話をいただきます

(41)

数字がカッコに入り 活字になるだけで 何だか重みが(笑)

 

作るぞ!と日課のように句を作るほどでもないし

季語もあまり知らなくてそのつど調べるくらい

そんなゆる~い作品ですが 良かったら感想などいただけると嬉しいです

 

--そのほか過去掲載された短歌 覚え書き-- 

その先の滝も溜りも怖れない落ち葉ひとひら大河をめざし (佳作)

足踏みの脱穀機はしゃぐ学童(こども)らに黄金の粒きらきらと舞う (佳作)

くすくすとささやき交わし枯葉舞う我の箒を先回りして (第六首)

春を呼ぶ雪どけの歌に耳澄ます くぷぽこぷくこぽ心地良き音 (第四首)

各々の六年の日々持ち寄ってまた動き出す御柱かな (第四首)

不在という存在感に気づく春山の向こうにあの人を呼ぶ (第一首)

 

 


変な形!?

2011-10-25 23:34:51 | 短歌・俳句
携帯からの投稿です

今日は遅くなってしまったので…前の記事へのお返事は明日させていただきますね♪
ご訪問&コメントありがとうございます!


卵をパックから冷蔵庫に移していたら
ん?何か変な感じが…

ちょっと尖った卵がありました~

割ると1パック全部双子だったことはあるけれど
これは初めて。
割ったらどうなっているのかなぁ
左は普通の卵です☆

出会い(とおまけの一首)

2011-10-24 22:38:20 | 短歌・俳句

秋も深まる車山高原です。

ここよりも少し標高の低いところでは、まだまだ紅葉がきれいですよ^^

 

連休も終わり、フレンチブルーミーティングも終わり

寂しくなる季節・・・・と先日書きましたが まだまだ秋の行楽シーズン

おかげさまで今週末もいろいろな方にお会いできました

 

ホームページをたんねんに見てプリントアウトしてご持参くださった方

夏の混雑時のリベンジにと訪れてくださった方

数ヶ月前と同じメニューをと覚えていて注文してくださった方

お忙しい中 お客様を紹介して連れてきてくれる方・・・

 

本当にありがとうございました!

 

そして、思い立ったからと足を伸ばしてランチに来てくれた友人と

年に一度のお友達との旅行で ディナーに来て下さった方

 

どちらもネットやブログを通じて知り合ったお友達でした

 

ネットで知り合った方と実際に会う というのは

全然知らない方に会うよりも 実はドキドキするもの。悪意を持った人じゃなくても 

お互いにイメージと違っていたらどうしよう・・・・たいしたことないじゃん、て思われるかも・・

なんて心配してしまうものですよね。

 

ランチに来てくれた友人とは このブログを始める前

ペンションをやっていた頃

お互いの子供がまだ小さかった頃からのおつきあいだから

気づけば長くなったものですが 

最初に 同じ県内だね!会えるかな~? と声をかけてもらったとき

どうしよう・・・どうしよう・・とちょっとコワゴワだった私でした。

でも 最初にお店に来てくれてその笑顔に接したときから

ずうっとかわらない気取らない人柄に すっかり安心しているのです。

年に数回 3~4家族が集まって ひとつ上のお兄ちゃんに遊んでもらっているうちに 

まだ小さかったうちの息子が

すっかり自分のいとこだと思い込んでしまっていたのも良い思い出です

気づけば子供たちも大きくなり、なかなか会えなくなったけれど

子供の小さい頃をお互い知っている存在ってありがたいものですね

 

そしてディナーに来てくださったのは、gooのブログを通じて知り合ったマリンママさん

年に一度の お友達との旅行に 長野を選んでくださって

10月に行きますよ~♪とご連絡をいただいたときから

ドキドキしつつお待ちしていました。

なにしろ、毎日更新を怠らず、ずっとgooブログのランキングで1000位代をキープしている方です。

毎日たくさんの方のコメントにお返事し、いろんな方のブログにも訪問して

記事にはいつも読んだ人が参加しやすいような雰囲気作りがされていて

 

しかも 2つのお仕事を掛け持ちしているにもかかわらず・・・

朝4時に起きて家事とお弁当作りとブログ更新をされているとか・・・

 

私も ささやかながら 楽屋オチや内輪ウケだけの記事は避けようとは思っていますが

これら ↑ のことを毎日続けるって 簡単なようでいて本当に難しいことです。

朝 無理やり起きてはいるけれど ほとんどゾンビ状態の私には特に 

 

お会いできて良かったです。ブログの文面には出さないようにされている

シャイな感じが伝わってきて、やっぱり魅力的な方でした

私もあやかって 早起き生活に ( 朝活というそうな )なれますように!

 

だからまずは夜パソコンを開くのはやめないと・・・悪循環ですよね

 

突然の再会も

予告されてのドキドキした対面も

どちらも嬉しいものです。

 

私は主役でなくて 場を提供させていただくだけでも♪

いつも そこにある ベンチのように・・・

 

さて、本格的に落ち葉を掃除しないといけない季節なのですが、

掃いても掃いても 次から次へ降ってくる落ち葉

腹立たしい気持ちを押さえ(笑) 一首詠んでみました^^

 

くすくすと ささやき交わし 枯葉舞う  我の箒を 先まわりして

 

  先週の 信濃毎日新聞 信毎歌壇に載せていただきました♪

無心に掃除をしながらこんなことを考えてみたりしています

     

 オステリア白樺HPです。

水曜日・第3火曜日定休日(祝日は休まず営業いたします)

 

10月のお休みは5日(水)・12日(水)・18日(火)・19日(水)・26日(水)

ピッツァの日は4日(火)・11日(火)・25日(火)

 ランチタイムはご予約不要です
ディナータイムはご予約優先とさせていただいております
         

 お気軽にお問い合わせ下さい0266-68-2856

      

↓ こちらもゆっくり更新中です♪
オステリアpapaの 『オステリア白樺の料理ノート』

 


フォト × 俳句

2011-06-24 15:20:15 | 短歌・俳句

フォト ×(かける) 俳句 というジャンルをご存知ですか。

 

文字通り 写真と俳句 を組み合わせたもの なんですけれど

写真と俳句はそれぞれがつかず離れずリンクしていて
お互いが単なる説明にならないのが理想・・・・・

というものなんです。

 

最近 購読している信濃毎日新聞の 毎週木曜日にそのコーナーがあって
いつも楽しみに見ていました。


同じく新聞の短歌コーナーには 拙作を何度か載せていただいたことがあるのですが

短歌の 五七五七七 ですら短すぎるくらいなのに

俳句は たったの五七五 17文字に収めるなんて!!
それに季語も入れないといけないんですよね・・・・

ムダをそぎ落としてスパっと核心をつくような
それでいて想像が広がる余韻があるような

本当に俳句って究極の日本人らしさなのかもしれません。

でも、難しいな~~

 

そんなことを考えながら 茶々の散歩をしていた先日


ちょうど今にも開きそうな水仙が しゃべっちゃいけないけどしゃべりたい
ウズウズしている人の口のように見えて^^

ふと思いついた一句を思い切って送ってみました

 

メールで投稿できるのがいいんです。
きっと郵送だと、写真をプリントする前にくじけていたと思うから。

 

投稿したことも忘れかけていた先週、なんと載せていただけるとの知らせが♪

『 内緒ごと 言うか言わぬか 水温む 』

 

なんとなく私は水仙を女性のように見立てたのですが、
選者の先生はいたずらをした子供のように見立ててくださったようで

確かに黄色い花は、女性というよりいきいきした子供の方がぴったりですね!

 

ビギナーズラックをいただいて嬉しかったです

 

ふと思ったのですが
フォト俳句というのは 俳句だけれど短歌に似ているな、と。

俳句が上の句なら 写真が下の句の代わりだと思えば
つかず離れずの関係がわかりやすいかもしれません^^

どうしてもあれこれ詰め込んで (ブログの文章も長くなりがちな)私には
俳句よりも入りやすかった気がします♪

 

BSでも「カシャっと一句 フォト575」という番組があるそうで
↓ こちらはネットで作品例がいろいろ見られますのでどうぞ♪ ↓

フォト575HP

投稿も出来ます。写真も句も自分で用意するコーナーと

用意された写真を選んで一句つけるものと2通りあるそうです。

よかったらみなさんもお気軽にぜひ!

 

↓ 信濃毎日新聞も、県外の方も応募が出来ますのでぜひ ↓

信濃毎日新聞フォト×俳句コーナー

10月には軽井沢でフォト×俳句を楽しむイベントもありますよ

フォト×俳句選手権HP

秋の軽井沢を散策しながら・・・・たとえいい句が生まれなくても気持ちよさそうです^^

 

 

さて、入学当初の緊張感も 親子ともども薄れつつある6月後半の昨日、

『 行事のため給食がないのでお弁当持参 』 の日に

『 お弁当を忘れる 』

という大技をくりだしてしまいました~

 

でも、友達から少しずつ分けてもらったようで
新しいクラスで友情のありがたさをかみしめることができたみたいです。

人懐っこいタイプではないけれど 友達が少しずつできているみたいで良かった

そんなことが起きているとはつゆ知らず

『 今日は給食なに食べてるのかな~ 』 なんてのん気に思っていた
頼りない母でごめんなさい。

 

お弁当を分けてくれたみなさん、ありがとうございます。
逆の立場だったらこころよく分けてあげられるようなお弁当を

今後も心がけようと思います

 

そんなこんなでバタバタですが、コメントのお返事は遅れてもかならずしますので
よかったらお気軽に書き込んでくださいね^^

     

 オステリア白樺HPです。

水曜日・第3火曜日定休日(祝日は休まず営業いたします)

ランチタイムはご予約不要です
ディナータイムはご予約優先とさせていただいております
         

 お気軽にお問い合わせ下さい0266-68-2856

↓ 私たちの料理にこめる思いなどが綴られています↓
オステリアpapaの 『オステリア白樺の料理ノート』

 

      

 


あし@