心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第594回】いじめを吉報にしてしまった幼き息子の太陽のような笑顔を懐かしく思い出す。

2024-05-15 14:17:00 | 日記
前回の息子の話の続きです。

息子と同居していた頃、息子が小学校2年生の時の話です。今から15,6年前のことです。

確か土曜日か何かで午前中で学校が終わり、息子が自宅に帰ってきた。

ドアを開けるや否や元気な声で『ただ今!』と息を切らしながら入ってきた。

学校から走って帰ってきたみたいだ。

見ると満面の笑顔で、とても楽しそうだ。

何か良いことでもあったのかと思った。

その時、子供は満面の笑顔そのままで、敬礼し(自衛隊員がやるような仕草です)いきなり、

『お父さん!今友達から逃げてきました!逃げ切ってきました!ぼくは今いじめられています。普通にいじめられています!!(満面の笑顔)』と言い出した。

私は???だった。

満面の笑顔で楽しいことがあったかのように、自分がいじめられていると言う子供。 

とても不思議な気持ちだった。

『えっ、どういうこと?』と私が聞き返すと

『いやあ、いつも〇〇くんや□□くんと一緒に帰ってくるんだけど、背中に砂とか石を入れられたりするんだ。相手するのが面倒くさいんだよ。だから今日は下駄箱の陰に隠れて見つからないようにして、隙をみて、走って逃げてきたんだ!逃げ切れたよ!』と笑顔で嬉しそうに言う。

学校でのいじめが問題になることが多い中、子供はいじめられていることを全く問題にしてないことに驚いた。

いじめられていることもゲーム化してしまい、喜んでいる。一般的には嫌だと思われる事も、子供に取っては吉報なのだ。

これはサンタ営業の6つの絵のうちの1つ『栄養ドリンク』でもある。

※6つの絵をテーマにしたブログはこちら


そして、次の日の朝、いじめられていると言っていた友達数人と何事もなかったかのように仲良く楽しそうに登校していく息子の姿を陰ながら見送った。

息子は私よりはるかに魂の次元が高いと思った。

そんな15年前の息子の眩しい姿を今でも懐かしく思い出します。

ありがとうございました。