On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

1982年1月頃

2010-08-28 18:56:38 | Diary2thepast


「かんたろうの一日」

かんちゃんはわたしの家のペットです。

いつもおりのところにある木に、ぴょんぴょん元気に、
とびはねています。

かんちゃんは、いろんなことをしゃべります。
いつもよくしゃべることばは、「はい」です。

水をあびさせるといつも気もちよさそうに「はい」「はい」といいます。

わたしは、そんなかんちゃんが大すきです。

水あびをさせおわるとかんちゃんがまた「はい」「はい」とうるさくいいます。

おかあさんが、あきれ顔で「もう」というようなことばで「もうおわりよ、おわりよ」
というとまだ「はい」「はい」となお、大きな声でくりかえしました。

こんどはえさを、やったらしずかになりました。

かんちゃんは、めずらしいものを目の前に、おくと、つっついていた、
えさをほうりなげて、めずらしいものの方へむきます。

わたしはそれを右左にうごかすと、かんたろうは、ぴょんぴょん。
わたしはとうとう、目を回してしまいました。

そんなかんたろうの一日がこれです。

かんたろうには、いつまでも、いつまでもわたしの家に、行て、
わたしのあそびあいてでいてもらいたいです。


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原文ママ。「これです」と言い切るだけのことが書いてないよ…

かんちゃんは私が生まれる前から祖父母が飼っていた九官鳥で
私より一年先輩だったのかな。
私が中学3年生の夏に亡くなりました。大往生。

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