On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

出逢った頃のようにin AOYAMA--3

2006-11-12 02:33:36 | Gospellers


非常に今更ながら…ですが、書きかけたものだけでも
感動は残りつつも、すでに細かなことは忘却の彼方~。

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そもそもゴスは大学が出会いの場だったこと、青学といえば…と桑田さんですね、と。
おそらくSC生放送のときでしょう。T-FMでその後番組を持っている桑田さんに
学祭ライブをやる旨、ご挨拶に行ったそうです。
音楽が構内で流れていると、あ、こういう風に桑田さんもやっていたんだろうな、と
いう話になったものの、途中てっちゃんが「桑田さんが青学出身って知ってるよね?」
と確認。なんだろう、前のほうの学生さんたちの反応が薄かったのかしら。

それが今じゃやらしい歌ばかり歌っているオヤジ、と爆弾発言。
まぁゴスも「愛してるー」とかばっかり、全員30代になっても歌っているんだから
似たようなものだ、というような話になりました。

どちらかといえばむっつり系でね、と酒井さんが言って全員ウケてたなー。
あはは、納得。
キレイなコーラスに騙されちゃいけないきわどさがあるよねー。


そして最近は誰か青学出身いるの?と前方学生席に問いかけるてっちゃん。
「LOVE PSYCHEDELICO~」の声があがると、「ああ」とか「へぇー」みたいな波長が。
みんな応援してやろうよぉ!とてっちゃん。全員拍手。

酒井さんが再度「誰がいるの~っ?」
元気な「LOVE PSYCHEDELICO!」の応えにすぐさま客席大拍手。
みんな大人でよかったー、とヤスが言ってました。

この後何回か、「大人でよかった」発言を繰り返すヤス。
…いつまでもヤングなあなたが年をとった証拠のようじゃないか?!
ちょっと切ないわ(笑)

そしてアカペラやっている人どれくらいいる?との問いに、
前のほうにいた学生さんたちがヒット。
何かできる?なんて聞いてる北山さん。
「あがっておいでよ!」のフレンドリーさに、おそらくとまどう人々。
何人かで打合せていたのでしょう。
時折、ステージ上で北山さんが屈んで、客席にいる彼らの目の高さで
彼らのやりとりを見守りつつ、何か話しかけていました。
ひとりホントに舞台降りそうな勢いで、学生さんとの調整役をささっと
買って出る北山さんがツボ。
庶民的っていうかこういう親しみやすさみたいなのがゴスの魅力なんだよね。
あぁ、でも目の前で北山さんからこんな風に話しかけられたら
言いたいことの30%も伝えられないかも。

話はやはりすぐにはまとまらなかったようで、その場はすぐMCの段取りに
移ったものの。
「これ、打合せ時間だから。まとめておいてよ」と北山プレッシャー(笑)

おお、本気で学生さんたちとセッションしちゃうつもりなのか!


ゴスを聴くのが初めてという人~!という問いに結構な人数の手があがって
ちょっと驚いた。
やっぱり学祭のイベントということなら、とチケットを手にした人が多いのでしょう。
でも初めてだけど行ってみよう、と思った皆さんの期待は裏切らなかったでしょうし
それほど期待していなかった人も、きっと満足したんじゃないかな~と思います。

ゴスペラーズといえば、という、皆さんもご存知なのではないかという曲を
いくつかお送りします、と始まったのが。

ミモザ

あー、やっぱり最近の知名度としてはこの曲なのか~
心のどこかで「ひとり」や「永遠に」を早速歌うのではと思っていました。

「ミモザ」って発売時にものすっごくFMで流れていた記憶がある。
1時間のうち、2~3回はサビに耳がふいっと、とらわれるほど。
同僚たちも「この曲ばっかりよくかかるね~」と言っていたような…
私はまだこんなにはまろうとは思ってもいなかったけれど好きなタイプの
曲だったのに「好き」と言い出せないでいました…。
大ヒットシングル、というのにも、ぴんとこない自分がもどかしい。

黒ぽんの低音の出だしに、後ろに下がる4人。

どうですか、揺れるゴス。
どうですか、手振りゴス。

と、いちいち心の中で、初ゴスの皆さんに問いかけてみる。

そして、夏のイベントから聴き続けてきたこの曲。
私の中でカチリと何か印象が変わりました。

「忘れられないあの日の君が」「見つめるだけで恋に落ちてた」のところ。
この曲の中で文句なしに一番好きな、酒井さんのコーラス。

黒ぽんのフェイクにかぶる、酒井さんの涼やかな声…
まったく違う声の魅力、という印象が、この日はなくて。
同化している気がする…という感じでした。

それがとにかく新鮮で!
雑誌やラジオなどで話している黒ぽんとのユニゾン流行の成果なのかも…と
思っていました。

体育館という場所柄、もしかしたら酒井さんが強めの声を出していたのかも
しれないのだけど。
でも、この「進化系ミモザ」も私は好き。


風をつかまえて

やっぱり大好きだ~

PATIPATIを読んでしまった今では「25度くらいの設定」という、音楽にも温度が
あることを、そしてそのイメージで曲を作る北山さんをしみじみと愛おしく思える曲。
それぞれの声の響きや、声のパスがこの曲でも感じられるんだよね。

北山さんの「この世界でー」という声が相変わらず伸びていて気持ちよかった。

後ろまで届いているよ、と今、この場で生の歌声を受け止めていることが
なんだかすごく幸せだなぁ、と不意に思えたのでした。

「ミモザ」のあと、「風をつかまえて」に入ったところで…もしや!と思っていた。
このあとは「陽のあたる坂道」に違いないと。


陽のあたる坂道


じゃーん。アイシス3部作。

当たって嬉しい~ 連続して3曲聴いたのは初めて。

「永遠をやがて時が奪い去っても…」のところからゾクゾクしちゃって
鳥肌がたって、ものすごく震わされました。

これまたラジオで北山さんが「曲とこんなに一体化したの初めて。自分が夕陽」と
(ものすごく端折りましたけど)言っていて…
彼から感じるエネルギーは自然界のものだったのか…。

優しくて温かくて、夕陽の温度感を肌で感じられるようで。


3曲通して聴いてみて、改めて「声のブランド」の強みを感じる。
うっちーは、役者として、何かしらのイメージを固めたくない、とCMの声が
かかっても一切お断りしていたそうだけれど。
歌声は、イメージを支えるものでありつつ、イメージそのものでもあるんだよね。
ありがとう、TOYOTAさん。


その後のMCにて、

「これらの曲には共通点があります」と、アイシスのCMソングであることを
話したのだけれど、イマイチ反応低く…5人苦笑い。

「そうか学生のときは、そんなにTV観ないもんな」とてっちゃんがフォローしていて
どこまでも学生の目線を忘れずにステージに立っているのが感じられたよ。



 

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