米大手メディアは一方的に「バイデン勝利」と報道し始めたが、実際にはいくつかの激戦州で「電子集計ソフトの不具合」があったことなどが明るみになっており、実際に再集計を決定する州も出てきた。
米大手メディアの「速報」は誤報というよりも、確信的な偏向報道のフライングであり、現時点ではまだ予備選挙の集計は終わっていない、つまり大統領予備選挙の「選挙人の数はまだ確定していない」という状況なのだ。
日本のメディアの偏向ぶりも同様で、実際にはまだ大統領選挙の行方が決まっていないのに、バイデン候補の勝利が確定したかのような報道を早々としている。
米大メディアの偏向報道よりも、各州の現在の対応に注目すべきである。
トランプ大統領が指摘しているように「大統領を決めるのはメディアではなく『正当な票』の結果なのだ」
ホワイトハウスに住むにふさわしいのは遵法精神のある愛国的人物。「過去最大規模の不正投票組織を作った」(10月24日TV番組出演時の発言)などの(バカ正直)発言までうっかり飛び出すような認知症の人物には大統領が務まるはずないのでは。
■「各国首脳の「祝意」のツイートは儀礼的なもの
7日に英国ジョンソン首相や仏マクロン大統領がご自身のツイッターでバイデン氏に祝意を表したのに続く形で、8日の朝6時27分に菅義偉首相が個人名義のツイッターで同様の「お祝い」をバイデン氏あてに以下のような内容のツイッター投稿をなさっている。
おめでとうございます @JoeBidenそして @KamalaHarris
日米同盟をさらに強化し、インド太平洋地域およびそれ以降の平和、自由、繁栄を確保するために、皆様と協力できることを楽しみにしております
茂木外相も似たようなツイッター投稿で、バイデン氏とハリス氏に祝意を表している。
菅首相のツイートは「菅義偉」@sugawitterという個人的なもので、「首相官邸」という公的な意味合いのツイッターアカウントが別にあり、トランプ大統領が最終的に再選が決まればもっと盛大にお祝いを述べるそうだ。
「再集計」が必要となっている「激戦州」
■ジョージア州(16人)
バイデン候補が逆転したもののその差は約1600票で、州当局は僅差のため、米大統領選激戦州の再集計ルールに従って票の再集計が行われることが決まった。
ジョージア州務長官のBrad Raffenspergerは、州内で「再集計が行われる」と述べ、「プロセスの透明性を約束しました。まだ到着しているサービスメンバーからの未知の数の投票に加えて、4,169票以上がカウントされることになっている」と述べた。
引用元:
■ペンシルベニア州(20人)
共和党の選挙監視人が、排除されていたことがわかっており、民主党関係者によって不正集計が行われた可能性が高い。
バイデン氏が0.5ポイントリードするペンシルベニアでは得票率差が0.5ポイント以下なら無条件で再集計になるほか、費用を負担すれば得票差にかかわらず再集計が可能なのだそうだ。
残る票の集計にも時間がかかる見通し。
ペンシルベニアでは未集計の約8万9千票の大半が郵便投票で、署名の確認作業などに手間取っているそうだ。
大都市フィラデルフィアの選挙管理当局者は6日、同市で残る約2万1千票の集計に「あと数日かかる」と述べた。
実はペンシルベニア州のルールで投票日よりあとの消印の郵便投票分もカウントするという、ルールを一方的に決めて集計していたことに対し、最高裁判事の内の一人サムエルアトリ判事が、そうした「不正票」を仕分けるようにペンシルベニア州に対し命令したのだ。
未集計分、暫定票がある州(日本時間8日午前0時現在)
■アリゾナ(11人)
アリゾナは未集計票が約17万1500票あり、このうち9万2千票を占めるマリコパ郡は7日中に残りの大半を集計すると発表。
州全体で暫定票が4万5千票あり、集計終了は8日以降にずれ込む見通し。
■ウィスコンシン(10人)
トランプ選対副本部長ジャスティンクラーク氏が再集計を要請し、州が再集計を決定している。
■ノースカロライナ(15人)
集計中
ノールカロライナは未集計票が17万1000票あり、郵便投票は12日到着分まで有効。結果確定は13日予定。
■ネバダ(6人)
最低3062件の不正が発覚しており、ネバダ州のバー司法長官が犯罪捜査を行うことを決定。
■アラスカ(3人)トランプ大統領でほぼ確定
■ミシガン州(16人)
複数の集計所で投票日の前日に電子集計ソフトをアップデートして不正ソフトに変えられていたことが判明。いくつかの集計所では「正当な票」の合計の数を集計し直しているそうなのだ。
ミシガン州の共和党は11月6日午後に記者会見を開き、同州では、集計ソフトの「不具合」で、大量の共和党の票が民主党にカウントされていたことを明らかにした。
トランプ大統領に入るべき票のstealが不正集計ソフトよって実際に自動的になされていたのだ。同じソフトがミシガン州の47の郡で用いられていたそうだ。(組織的に集計所の電子投票機に前日にアップデートされたもの)
以下は、引用元より共和党関係者の発言内容を抜粋。
記者会見で同州共和党のローラ・コックス(Laura Cox)議長は「アントリム郡(Antrim County)では、本来共和党に投じられた6000枚の票が民主党側にカウントされ共和党の候補者に不利益をもたらした」と述べた。集計ソフトの「不具合」に気づいたのはある女性選挙スタッフ。票を点検したところ、トランプ氏に投じた6000枚の票がバイデン候補に計上されていると分かった。コックス議長は「ミシガン州の47の郡で同じソフトが使用されていた」と述べた。共和党全国委員会のロンナ・ ロムニー・マクダニエル(Ronna Romney McDaniel)委員長は当日にも、フォックス・ニュースに対し、「ミシガン州で重大な投票違反があった」と語った。彼女は6日の記者会見で、「民主党員は開票作業の透明性を保つことを拒否している」と指摘。トランプ氏の選挙キャンペーンチーム「Trump War Room」もツイッターで、ミシガン州で発覚した問題ソフトの件について言及し、「同ソフトを使用しているほかの郡でも、集計結果に同様の問題がないか、注意深くチェックする必要がある」と指摘した。
ミシガン州はトランプ陣営側の監視人入れられるまで集計を止めるよう要請したが、州の裁判所の判事が却下した。これについては連邦最高裁での法廷闘争となる見込みらしい。
トランプ大統領は11月8日(日本時間の)今朝も「大統領を決めるのは正当な票であってメディアではない」という声明を出しており、連邦最高裁まで争う姿勢も崩していない。
リンゼー・グラム上院法務委員長が米国政府の法務省に対して、宣誓供述書に基づく調査を要請したそうだ。
■電子投票機に仕組まれた「不正な集計ソフト」による集計
複数の投票所で、電子投票機の集計結果を変える技術によって、投票結果を常に一方の票が他方の票より3%高い比率を保つよう操作することが出来るScorecardの「ハンマー」という「不正ソフト」が使われた可能性が元米空軍中将トム・マキナーニという人物によって指摘されている。バイデン氏民主党の予備選でサンダース氏を倒すためにこの不正ソフトをやはり使用していたのだそうだ。
■「選挙詐欺(Voter Fraud)」に関するバイデン氏の発言
参考までに、こうした「不正集計ソフト」の件に符号する発言をバイデン自身が選挙の投票前の10月24日に民主党系メディア「ポッド・セーブ・アメリカ(Pod Save America)」に出演した際、番組の司会者から有権者へ向けたメッセージを尋ねられた際発言している。
「私たちは米国政治史上で最も包括的な選挙詐欺組織を作り上げてきた。(トランプ)大統領は投票を思いとどまらせようとしている。十分な数の人々が投票すれば、それはシステムを圧倒するだろう」
民主党陣営はこの発言が「選挙詐欺監視組織」の言い間違いだと訂正したが、彼の認知症症状がいかに深刻なところまで進んでいるかを表している例ととらえるべきなのではないだろうか。副大統領経験者なのだから、TV番組で「有権者に向けたメッセージ」を行うならば、慎重に言葉を選んで語りかけるはずなのだ。
頭の中に「不正集計ソフト」のことがあったことで、緩くなった頭でそのまま「語るに落ちた」のではないのだろうか。
■下院議員選挙
共和党が議席を伸ばし、善戦。
3日の米大統領選と同時に実施した連邦議会下院選で、共和党が議席を伸ばす見通しとなったと報じられた。
女性やマイノリティー候補が民主党から議席を相次いで奪取し、圧勝シナリオが崩れた民主党では過激な主張が目立つリベラル派の責任を問う声があがり、不協和音が広がっているそうだ。
CNNテレビによると、共和党は7日夜時点で全435議席が改選となった下院の198を確保する見通しとなった。現有議席は197。対する民主党は211を固めて過半数を維持する見通しだ。残り26が激戦になっており、共和党の獲得議席は200を超える可能性は高いそうだ。
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