米国では各州が大統領選の結果を認定する期限の12月8日が過ぎた。
キャピタルヒル(米国の連邦議会議事堂)で開かれた米議会就任委員会(JCCIC) は、バイデン氏を次期大統領とする決議案を否決したと報じられている。共和党の幹部で院内総務ミッチ・マコーネル 上院議員などが反対したそうだ。
共和党幹部ミッチ・マコーネル院内総務
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■ウィスコンシン州での不正不在者投票に対する訴訟
実は既に、ウィスコンシン州などで起こされた係争中の訴訟などにより、選挙人の認定期限としての12月8日の意義がなくなった。
ウィスコンシン州での告訴はトランプ大統領とペンス副大統領がバイデン候補とカマラ・ハリス氏を相手に起こした訴訟で、要約すると「合法的でない非合法の不在者投票を除きさえすれば、結果はトランプ氏の勝利である」という極めてシンプルなもの。
ウィスコンシン州では事前登録した人々の合計数よりも多くの不在者投票が集計されてた。州の杜撰な選挙管理の問題、非合法な票を数えているということで、裁判所がまともな判定を下せば、明らかにトランプ大統領が勝利となる可能性が高い。
告訴はウィスコンシン州のミルウォーキー郡(Case No.2020CV7092)及びデーン郡(Case No.2020CV2514)における非合法の不在投票に関するもの。
この2つの郡の総投票数はそれぞれ45万1627票と33万8985票で、非合法の不在投票は10万8947票と6万1193票、それぞれ総投票数の24.1%と18.1%を占めていたそうだ。
ウィスコンシン州では不在投票には正当な理由を提出して申請しなけらばならないにも関わらず、州政府が不在者投票の申請していない人々にまで不在投票用紙を送っていたそうで、非合法の不在者投票がこの2つの郡を合わせて合計約17万票もあった。
今回のウィスコンシン州のトランプ大統領とバイデン候補との(州の集計による)得票数の差はバイデン氏が1,630,866票、トランプ大統領が1,610,184 票で、その差は約2万票で、非合法の不在者投票の合計約17万票を除けばトランプ大統領が勝利していたということ。
■司法省はハンター・バイデンのチャイナゲートを捜査中
そして、CNNなどは今日のニュースでハンター・バイデン氏に対する連邦の犯罪捜査は中国での彼の商取引に焦点を当ている、と報道し始めた。
”Federal criminal investigation into Hunter Biden focuses on his business dealings in China”
米司法省のガイドラインで、大統領選挙に影響を与える可能性のある明白な行動を禁止しているため、捜査活動はここ数ヶ月秘密にされていたらしい。
しかし、デラウェア州の連邦検事局はハンター・バイデン氏に対して彼とその仲間が外国、主に中国での商取引において税法とマネーロンダリング法に違反したかどうかなど、複数の財務問題を調査中である、といった内容。
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