「桜を見る会」は日本の内閣総理大臣が主催する公的行事であり、1952年(昭和27年)から、例年八重桜が見頃となる4月中旬頃に毎年新宿御苑で開催される会である。
この会の前進は「観桜会」といって、1881年(明治14年)に吹上御所で「観桜御宴」が行われたのを前史として、1883年(明治16年)から1916年(大正5年)までは浜離宮、1917年(大正6年)から1938年(昭和13年)までは新宿御苑に会場を移し、いずれも国際親善を目的として皇室主催で行われていたのだそうだ。
このような伝統ある行事の毎年毎年の「招待客」のことをごちゃごちゃと国会で取り上げたところで、国民生活にはさして利益にもならない。
桜を愛でる日本人にとり、総理大臣(首相)主催の桜を見る会に「首相枠」があるのはごく当たり前のことであって、その他の議員の親族や友人が参加するなどもそれは和やかで微笑ましい風景でこそあれ「選挙法違反」というような性格のものだと私などは全く思わない。ホテル側が割引料金で宿泊している団体客にサービスするのは、自社にとって宣伝にもなるからであり、これは世の中ではよくあることで、「利益供与」には当たらない。
「『特定商取引法違反』で逮捕されたジャパンライフの元会長を『桜を見る会』に呼んだのは4年前のことで、家宅捜索が入ったのは今年であって、招待した4年前の時点では(マルチ商法に関して問題となっておらず、招待が不適切だとは)分からないのに、時系列を無視した野党の印象操作なら意味がない」と芸能人の方が野党議員よりもよっぽど筋の通った意見を述べている。野党のあまりのくだらなさに多くの国民は眩暈がしそうなのだ。
野党のこのような姿勢は今に始まったことではなく、国会の場で建設的に話合われるべき喫急の問題は山積みのはずなのだが、どこまで低レベルの野党勢力なのかと、ため息でしかない。彼らは相変わらず何が何でも「安倍おろし」をすることしか眼中にないらしい。
災害復興やこれからの対策問題、来年に迫った五輪の際のセキュリティー問題、北朝鮮情勢や在韓米軍撤退も視野に入れての日本の安全保障の問題、戦略的な日本の産業技術を再編成し発展させていくための法整備など。
例えば、2年前の北朝鮮危機のときにも話題になっていたように、憲法9条改正が何故必要なのかの例として、半島有事が万が一にも起こった場合、6万人ともいわれる在韓邦人を救出するため、現在の9条のままでは丸腰の自衛隊が戦闘状態の半島まで出かけて行き救出することができないという問題もあり、この意味でも当然、憲法改正議論こそが今こそなされるべきなのだ。
参考:
これらの多くの議論をそっちのけで「安倍おろし」に野党議員が専心するのは何のためですか?どこの国の利益のためですか?と彼らに問いたい。
そもそも、安倍首相の「桜を見る会」の「招待客リスト」よりも、旧民主党所属の立憲民主党や国民民主党の国会議員は自分達の方こそ、民主党政権時代(2009年~2012年)、首相官邸に「官邸出入りできるカードが1300枚超、中に左翼メンバー約80人や前科1犯の人物も入ってた」(飯島内閣官房参与)というのだからそちらの方こそよっぽど問題だろう、と言いたい。
引用:
菅直人内閣の首相官邸職員で内閣事務官の谷口喜徳容疑者(38)は恐喝未遂事件で逮捕されるという事件を起こしたのであるが、その逮捕によってこの人物の住所がなんと東京都昭島市東町=朝鮮総連西部支部であって、つまり菅直人内閣事務官には朝鮮総連の人物がいたということが当時発覚したのである。
引用元:
以前、ドイツのメルケル首相が携帯電話をCIAに盗聴されていたと騒ぎになったが、当時民主党政権下の菅直人内閣時代には官邸で話した内容が中国や韓国筋にダダ漏れで、実は極左スタッフが政権中枢に入り込み、大量の盗聴器が仕掛けられていたと言われていた。
そのため、安倍総理は第二次安倍内閣発足後、(盗聴のリスクから)暫くの間、公邸入りを拒否していたといわれている。
民主党が当時ばら撒いた1300枚超のセキュリテーカードで、官邸のみならず公安資料室、外務省、防衛省にも訳の分からない人物が頻繁に出入りしていたことも明らかにされた、というのだからこれは、「桜を見る会のリスト」などとは次元の異なる安全保障に関わる次元の危機の話だったようなのだ。
国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律案所謂「スパイ防止法」は、1985年の第102回国会で自由民主党所属議員により衆議院に議員立法として提出されたが、第103回国会で審議未了廃案となって立法化出来ずに来たが、それに匹敵する法律として出来たのが「特定秘密保護法」である。
日本の安全保障に関する情報の内、特に秘匿することが必要であるものを「特定秘密」として指定し、取扱者の適性評価の実施や漏えいした場合の罰則などを定めた通称「特定秘密保護法」は、民主党政権時代には成立せず、第二次安倍内閣発足後の2013年10月25日に閣議決定され、第185回国会に提出し、同年12月6日に成立、12月13日に公布され]、2014年(平成26年)12月10日に施行となったのである。
首相時代、在日韓国人から違法な政治献金を受けていた菅直人氏は現在も立憲民主党所属の国会議員であるが、民主党政権時代にばらまいた1300枚超のセキュリティーカードを渡した人物の氏名リストをこそむしろ追求されるべきなのではないだろうか。
安倍総理主催の「桜を見る会」の招待者のリストなどよりも、現在も党名を変えて国会議員として日本の政治の中枢にいる野党議員の帰化歴や交友関係、直近の親族の帰化歴などのバックグラウンドの方がよほど国民の関心事なのではないだろうか。
因みに菅直人氏の実母は済州島出身の韓国人であったと噂されているが、本人や直近の親族の国籍の移動という帰化歴は有権者にとり、候補者の学歴や経歴と同様かそれ以上に判断材料として重要な情報なので、米国や豪州のように立候補時に、国会議員は当然明確にすべきだと思う。国会議員自らに関してのそうしたリストこそ有権者である国民の「知る権利」にとり、むしろ公表開示すべき情報だと思う。
参考:
引用:
こんばんは
とにかく政界での揚げ足取りは、低俗で全く嫌になります。もっと建設的な議論をして欲しいですし、こういうネタばかり取り上げる新聞やTVもくだらないです。
確かにクラクラと眩暈がします。
野党勢力の意図は「安倍内閣支持率を下げるための印象操作」と「憲法改正議論をさせないための妨害」なのがみえみえですが。
日本の国会議員も例えば、立憲民主党の福山哲郎氏なども中国からの帰化人であることが有名ですし、欧米が中国と距離を置き始めている中、自由主義陣営の中で日本だけが逆行しているように思います。