野鳥の視覚は人より優れ得ている点が幾つかあると言う。
その一つが中心視野が片方の目に二つあるという事。
人の中心視野は前方の一点だけで その周囲(=周辺視野)はぼやけて見える。
見える角度は180°+α。
一方、鳥の視野は種類にもよるが350°くらいは当たり前で360°にせまるほど広く、中心視野は前方(上の写真で言うところの右方向)と左右の真横(写真で言うところの正面側と奥側)の合わせて3方向。
先週末に見たトラツグミは地上を歩き回り貪欲にミミズやムカデなどの小動物を捕食していた。
ところがトラツグミを覆うように生えている樹木やその枝の上には無数のハシブトガラスがいて、せわしなくガァガァ・ギャァギャァと鳴いていた。
気になるのか採食の間をぬって顔を持ち上げる。
トラツグミも あまりの騒がしさにカラスをガン見。
最後はお約束(?)のカメラ目線で、こちらをガン見、
『見てんじゃ~ねぇよ』のカメラ目線。
でもこのブログは見て下さい。
よろしくお願い致しますm(_ _)m
追申
やはり鳥も距離感を確かめるには、その方向に顔の向きを変え二つの目で立体視する必要がある様だ。
と、いう事は間合いを詰めなら後を向いているときか、せめて横を向いているときにジリジリと近づくしかなさそうだ。
このように、観察すると、面白いですよね。かわいいです。
1km先が見えるんじゃ、無かったですか。
本当に、360度見える感じで逃げられます。
音も良く聞こえますね。
カラスから見ると、嗅覚も犬に負けないかも・・・
普通のツグミは来ますけど、トラツグミは無理ですね〜。ここは、山のふもとの、団地ですから(笑)
いつもコメントを頂き励みになります m(__)m
>嗅覚も犬に負けないかも・・・→おっしゃる通りで私はなるべく風下にいる様にして観察するようにしています。