cottage craft industry EXTREME-畠山研究所

〆具のEXTREME-畠山研究所
製作物や日々の出来事などです。

キャブレターO/H

2007年01月17日 | 仕事
キャブが腐ったっていう話は、バイク乗りの間ではよく交わされますが、実際に中身を見たことがある人は少ないのではないでしょうか。
写真のキャブは88RGVγの物です。ジェットが完全に詰まっているので、エンジンがかからない状態でした。写真のように汚れていてもジェットが詰まっていなければ、エンジンはかかります。メインジェットよりスロージェットの方が穴が小さいので最初に詰まることが多いです。
何とかエンジンはかかるけどアイドリングをしない場合はスロージェットだけが詰まっていることが多いです。この場合アクセルを開けている時はエンジンは回り続けます。メインジェットからガソリンが供給されるからですね。
一般的にチョークと呼んでいる物には、実際にキャブレターをチョークする物(入り口を塞いじゃう物です。)とバイスターといって始動専用のガソリンとエアの通路を開け閉めする物があります。
ガンマのキャブはバイスター方式です。この場合メイン、スロージェット共に詰まっていてもバイスター通路が詰まっていなければ、バイスターレバー(チョークレバー)を引いている間だけエンジンがかかります。
バイスターは詰まりづらいので、こういうケースも多いです。


詰まってしまったキャブはスプレー式のキャブクリーナーではなかなかきれいにならないので、原液タイプにドブ漬けです。
通常はこれで大体直ります。今回もなんとかなりそうな感じです。


明日きれいになったキャブをアップしますのでお楽しみに!



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