「足の親指を骨折してしまいました」とMさん(男性)。
「どういう状況で?」
「テーブルを持ち上げたら、上の天板が落ちてきて、
足の親指の上に・・・」
あまりに痛いので、整形外科で診ていただいたら、
母指の先の方の骨が骨折していた。
が、指先の小さな骨なので、折れた骨をどうすることも出来ず、
溜まっていた血を抜いて、鎮痛剤を頂いてきたとのこと。
親指を地面に着けると痛いので、親指を浮かして歩く。
「ほら、こんなですよ」と体をうねらせながら、歩いてみせる。
「自分でも、何ちゅう変な格好で歩いているんだって・・」
・・だから、腰も背中も肩も痛い。
骨折した骨をつなげて真っ直ぐにすることはMiz も出来ません。
Miz 整体は何をするかというと、
1骨折した指を中心に、ラインの歪みを修正する。
2痛い母指をかばって悪くなった姿勢(骨格)を正す、です。
1骨折した母指への整体は、Miz の指先で行う細かい作業です。
例えば、爪の生え際にある甘皮と爪の間には、微かなズレがあったので、そのズレを、Miz の爪の先でなぞるようにして修整したり、
例えば、爪が微妙に曲がっているので、爪の角度を変えたり。・・爪って硬いでしょ。だから、角度を変えるのはスッゴク大変な作業よ。
~~チマチマした足指の作業を、約30分~~
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修整作業は、Miz の基本概念に沿って行います。
Miz は、足の土踏まずを体の重要起点と考えていて、
足指の骨格も、土踏まずを起点にして整える手技を行いました。
2 次は、やや大きな作業を20分余。
悪くなった姿勢(骨格)への整体です。
~~親指をかばって歩いたり、仕事をしたりすると、
それなりに骨格に異常な力がかかり、関節に歪みが出ます。
なので、骨折事故から1週間分の関節の歪みを正しました。
整体作業が終わりました。
~~どこがどう変わったか、分かりにくいでしょうけど、
指先の色の変化や、足首の角度(踏みしめ方)が変わったことに
もし、気付いていただければ本望です。
Mさんには、2週間後に再来室していただくことにしました。
まだ骨折痛があるので、まともな姿勢は保てないでしょう。
その結果として出る、骨格の異常を修整したいと思って・・・。
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