体調を大きく崩して、
会社から2ヶ月の休暇をもらったというHiさん。
その間、あちこちの病院を訪ねたが、原因不明。
微熱があり、食事ができず、体調は相変わらず悪いと言う。
「ある病院の先生からは、
『あなたの病状は重篤な病気を引き起こしかねない』
って忠告されたけど、病気の原因が分からないのにねえ・・・」
と、そんなことを口走るHiさんには、
少し、やけになっている様子が見えた。
私は、思わずHiさんを叱ってしまった。
「あなたはね、、。どこからかスーパーマンが現れて、
あなたを助けに来てくれるとでも思ってるんじゃない?
あなたを治すのは、あなたよ。
あなたが諦めたら、誰があなたを治せるの!
治るっていうのはね、
マイナス5から一気にプラス100になることじゃないの。
−5から、−4、−3と少しずつでも上げていくことが、治るってことなの」
と。
Hさんの目から、じわーっと涙がにじんできて、
ぽろっと落ちて、
「えっ・・こんな言葉で、泣く?
あれっ・・・泣かせてしまったよ、お客様を・・」
「~~いちばん辛いのは、Hさんなのに・・ねえ・・」
でも、その後のHiさん、
とても素直でした。
Hさんに、幸あれかし。
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