モンゴル旅行でのアクシデント、その1は、
帰国時の、飛行機の中で起きました。
飛行機が、あと30分で成田に着陸という時間帯でした。
眠りから覚めた私の耳に、機内のアナウンスの声が聞こえてきました。
しかしその声は、ささやくような小さな声でしか聞こえません。
「・・変だわ・・」
隣の座席でおしゃべりしている二人の声が、全く聞こえないことに気づきました。
前の座席の人が何か話している。・・それも聞こえない。
「エエッ?!・・ 私、突発性の難聴になっちゃったの ?!」
耳にチクチクっと、痛みを感じたりする。 こりゃ大変だ!!
私の耳が、気圧の変化に追いつかなかったのかと思い、
あわてて、自分の耳まわりの整体を始めました。
耳の整体がうまく行ったのかどうか・・、
着陸するころには、機内アナウンスも、隣や前の人の声も、ほぼ聞き取れるほどになりました。
しかし、しかし、不思議なことに、
自分の声が聞こえない!!
「あ、あ、」「え、え、」と発声してみたのですが、
まるで音が出ていないかのように、自分の声が聞こえないのです。
耳の異常で、自分の声が聞こえないのでしょうか?
それとも、声帯がおかしくなっていて、声が出ていないのかしら?
そこで、ツアーの仲間に話しかけてみました。
「私の声、聞こえますか?」
「聞こえるわよ」
「いつもどおりに、聞こえますか?」
「今までと同じよ。どうかしたの?」
~~~ちゃんと返事が返ってきました。・・おぉ、声帯は無事のようだ。
外界の音や声は正常に聞こえるので、会話は出来ます。
が、自分の声が、自分の耳には聞こえないとは、おかしな症状だわ・・。
空港に降り立つ頃には、かすかに自分の声も聞こえるようになり、
仲間と別れる頃には、半分ぐらいは自分の声が聞こえるようになりました。
しかし、クリアな音ではなく、霧に包まれたような響き。
この症状は、寝るときもまだ続いていました。
飛行機の中で耳に障害が起きるという話は、よく聞きますが、
それは、他人ごとだと思っていた。
・・・なのに、自分に耳障害が起こるなんて !!
・・・やっぱり、年だわ!!
「外界の音や声は聞こえる。
しかし、自分の声は聞こえない」
~~この、おかしな症状の原因を、自分なりに分析してみました。
・・次回にね・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます