みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

手合わせ運動の紹介・・やり方 と ポイント

2014-06-29 | オススメの健康運動

「手合わせ運動」は、

「両手を広げる、両手を合わせる」という

単純な動作を繰り返すだけの、何気ない運動です。

 

なのに、なのに・・・?!?!・・。

 

Miz は4月頃から、この運動をお客様に紹介していたのですが、

たまたま、この運動を家で真面目にやっていた女性(患者さん)がいて、

彼女の上体が見違えるように変っていました。~~~良い方向に。

「えっ?・・・なんでこんなに肋骨が変わったの?。・・スゴ~イ!」と

Miz は感嘆しましたよ。彼女の変化はMizにはサプライズでした。

そして「この運動がなぜ体を変えるのか」の意味を考えました。

最大のポイントは、薬指と小指を使うこと、だと思う。

 

-----Miz は次のうように考えました----

『手合わせ運動は、胸の呼吸運動を両手を使って補強する運動ですが、

薬指と小指を意識的に使うことによって、偏った胸部を、是正する効果がある」と考えられます。

 

手の強ばり、しびれ、肘痛、五十肩、胸の不快症状などは、日常の手の使い方の偏りが反映していることを、患者さんの体を通してMiz は感じています。

私たちは日々の生活で、親指、人差し指、中指の3本指をよく使いますが、

薬指、小指は、あまり使いません。

こうした手指の使い方の偏りは、手首、肘、肩の偏りを招くだけでなく、胸・背・首の筋肉にも偏りとして反映します。

~~実際のところ、Miz がお客様の手や肘の痛みや不具合を調べていくと、

肩、首、胸、背中にも、手指に連動した偏りが見られます。なので、

肩、首、胸、背中にある偏りも是正する必要があります。

(この逆の場合もありで、肩、首、肋骨の変異を是正するには、それに連動している手指の変異を是正する必要があります)

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最近のMiz 整体では、<手合わせ運動をしながら + 施術をする> という方法をよく使っています。運動と施術をセットで行うと、

「効果が早く出る」「効果が的確に出る」という恩恵に巡りあい・・・グー。

 

「手合わせ運動」は、単独で行っても、それなりに効果があると思うので、ご紹介します。

運動が持つ意味を理解し、ポイントを踏まえて行うことが肝要です。

 

<手合わせ運動のやり方とポイント>

1運動のスタートのポーズ

  両手を体の両脇に広げる

  

 

2スタートの位置から、両手を体の前方にゆっくりと動かす。

 A 左右の5本の指先を体の前で合わせます。

 B 左右の手の平を上に向け、小指を近づけます。

   (A,B]どちらかと言えば、Bの運動がオススメです)

 A.Bとも、手合わせの位置の高さを、順次変えて行って下さい。

  (~胸の前、へその前、恥骨の前と、3つの位置で行って下さい)

     


   

   

  A,Bとも、手の平に何を意識するかは、各人のお好みのもので結構です

 ・・散らばったボール、水や空気、じゃがいも、1万円札?・・。

 

3 A,Bのポーズの次は、スタートのポーズに戻ります。

  *手の甲(背)に意識を置いて、脇のラインまで戻ります。

  *ゆっくり、やわらかに、なめらかな動きで・・。

4 最後に、ゆっくりと手を脇の下に下ろします。

  *手の重さに任せて、脱力しながら下ろします。

 

1~4を繰り返し行います。

 *1~4の各運動では、薬指と小指に意識を置いて行って下さい。

  *手首と肘の力を抜いて行って下さい。(上腕を意識する)

  *ゆっくり、やわらかく、なめらかに、行うこと。

 

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「一日何回やればいいのですか? 何回繰り返せばいいのですか?」

とよく質問されますが、

・・・症状が気になるときや、思い出したときに、即、やってみて下さい。

・・・朝とか、寝る前とか、仕事をしすぎた時は、オススメ。

即効性(すぐ効く)はありません。継続は力なりです。

 


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