みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

圧力の変化で出る痛み/・・痛みのメカニズムを考える

2014-04-06 | いろいろな症状

痛みの感覚は、神経(細胞)からの発信と言われています。

骨そのもの、筋肉、臓器そのものが痛みを発信するのではなく、

骨や筋肉、臓器に付随する神経から、痛みの情報が発信されます。


-------H君の足の指の痛み/その2 です--------------------

H君は「素足で歩けば、痛くない」

しかし「靴を履いて歩くと、足指が痛くて歩けない」と言うのですが、

~~もし、足背側に損傷がるなら、上から押せば痛いはずです。

で、下図のような検査をしてみました。

つまり、靴を履くと、

「上から下から同時に指が圧迫されるので、痛い」ことが判りました。

~~この痛み、どうすれば治る?

 

整形外科の診察では「骨に異常は見られない」とのことです。

ならば、痛みの原因はどこにあるのでしょう?

 

Miz は、圧電神経の異常ではないかと考えました。

~~皆さんは、触覚神経が皮膚の表面にあることは知ってますね。

  でも、圧電神経を知っている人は、いるかな・・。

 

圧電神経は、正式名はファーターバチニ層板小体と言います。

圧電神経は、皮膚の下、関節、腸膜などに配置されている神経で、

小体への圧力が変化すると発信し、脳に伝える神経です。

 

もし圧電神経が異常を来しているなら、

「はさみ指法」というテクニックで改善されるかもしれません。

下図は、はさみ指法のやり方を図示したものです。

 

1 足指の痛い部分を、上と下から挟み、ゆっくりと圧力を加えます。

2 痛みが走る直前で押すことを止め、その位置でしばらく停止します。

3 次に逆方向にゆっくりと指を浮かして(離して)いきます。

この作業を2~3回 繰り返すと、痛み(圧電神経)に効果があるのですが、

 

はさみ指の結果は、H君の足指の痛みは半減したものの、

痛みは0(ゼロ)にはなりませんでした。

次回は、痛みの経過を見て、別のテクニックで対処することになるでしょう


Miz のはさみ指法は、

ファーターパチニ層板小体という神経の性質を調べ、

その性質を逆手にとって、Miz が開発したテクニックです。

圧電神経(ファータパチ二小体)はとても面白い性質を持っていて、

その性質は、”心のストレス”と似ているような・・。

皆さんにも興味を持っていただきたいので、次回は圧電神経の話・・。

 


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