昨日、小保方晴子さんの記者会見を見ていて、
「科学というジャンルは厳しい世界だなあ」とつくづく思いましたよ。
Miz は時々、科学が受容しそうもないことを考える(想像)癖があって、
以下に述べる話も、その一つ(想像)でありますが、
科学論文ではないことをご承知の上で、読んで下さいね。
---------H君の足指の痛み/その3--------
H君の足指の痛みは、「はさみ指法」というテクニックで半減しました。
はさみ指法は、Miz が考案したテクニックですが、
それは、圧電神経という終末神経に興味をもち、
圧電神経について想像を巡らしている過程で発案したテクニックです。
圧電神経=ファーターパチニ層板小体=は、
触覚神経など終末器官の仲間で、下図のような形をしています。
タマネギ のように幾重にも重なった層板の中央に軸索があります。
比較的大きな小体で、長さが4mmもあったりするようです。
小体は、皮膚の下、関節、腸管膜、骨膜、筋膜 などに配置されていて、
小体にかかる圧力が変化すると、信号が発信される仕組みになっています。
Miz は、小体が「元の形に戻るときも発信する」ことに興味をもちました。
Miz のイメージは、たとえば、
小体が、ひざ関節に配置されている場合を想像してみると、
① ひざを曲げると、小体に圧力が加わって変形し、信号発信される。
② ひざを曲げ続けていると、圧力は一定なので、信号は止まる。
---------------------ただし、小体の形は変形したままです。
③ 曲げたひざを伸ばすと、小体は元の形に戻りながら、信号を発信する。
①②③ から、Miz は次のような考えを持ちました。
小体は、加圧時にも 減圧時にも信号を発信する仕組みがあるようだ、と。
また、「痛み」の発信については、
正常な形の小体(圧電神経)は、圧力を受けて変形しても、
軸索は層板に守られているので、異常な情報発信にはならない。
しかし、強い圧力によって軸索がもろに刺激されると、
異常発信(痛みの発信)になるのではないだろうか・・・、
と、そのような想像を巡らしました。
Miz は整体師(体の修理技術者)なので、さらに考えました。
「さて、変形してしまった圧電神経を修復する方法はないものか?」と。
-----そこで思いついたのが「減圧法」という手法でした。
圧電神経の小体が「減圧にも反応する」という性質を利用した手法で、
イメージは、痛みを発信している小体に適度な圧をやや持続して加え、
その後ゆっくりと減圧する(手を浮かす)という手法です。
・・この手法、凹んだペットボトルを元の形に戻す方法に似てるかも。。。
実際のところ、Miz 整体のテクニックでは、
「お客様の肌に手指で圧を加えた後、静かに手指の力を抜く」という手法をよく使っています。
「はさみ指法」は「減圧法」のバリエーションです。
上のイラストで、減圧法のイメージが伝わるでしょうか?
H君の足の指の痛みに対して、Miz が行った 「はさみ指法」の効果は、
痛みがやや軽減したものの、全快ではありませんでした。
また、この手法による小効果が、はたして圧電神経の小体の修復によるものか否かは判定不能なので、ご了承ください。
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追記 : Miz の目
圧電神経は、皮膚の下、関節、筋膜、骨膜だけでなく、
腸間膜にも配置されているんですよね。
~~ それって、面白いと思いませんか?
腸間膜のある圧電神経は、どんな役目をしているのでしょうね。
たとえば、腹いっぱい食べると、
圧電神経は、食べ物の圧力で信号を出し、満腹を知らせる。
お腹が空いてくると、圧電神経は膨らみながら信号を出すでしょう。
満腹が続くと、圧電神経は圧迫されたままで元に戻れず、
ついに小さく圧縮してしまい、信号を発信しなくなる。
そうなると、どんなに食べても平気。・・満腹感なし。
・・・で、結果、・・肥満となる。。。という仮想。
また、たとえば、大腸は腹の中を大きく右回りしてますが、
この形は、腸間膜にある圧電神経が
食べ物が大腸を通過する際に次々に発信する仕組みによって保たれているという仮想。
・・・そんな仮想を、Miz は楽しんでいます。
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