みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

手のひび割れ(手荒れ)2----- 血流障害

2018-12-20 | いろいろな症状
------「手荒れ」の続きです--------

------前回のブログは、11/15 の話です-------
軟膏やクリームでは治らなかったHさんの手荒れに対し、
Mizは、原因は皮膚の問題ではなく、胸・肩から腕、肘にかけての血流障害であろう、と考えました。
そこでMiz は、血流活性の施術を行い、Hさんの手首〜肘〜肩〜胸に向かう血流の異常を補正していったのですが、
結果として、Hさんの手荒れの改善が見られました。

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それから20日後の12月6日、
Hさんの手荒れはどうなっていたでしょう?・・
下の写真を見て下さい。

スクリーンショット 2018-12-20 10.17.07



スマホで撮った写真なので、背景や露出・彩度が写真ごとに異なっています。
 ご容赦下さい。



12/06 手の写真
手の平の中央に赤い傷があるのが気になりました。
お尋ねすると、
「痒くて、掻きむしってしまったときの傷あと」
だそうです。
 





11/15 写真と 12/05 の写真を比較してみると、
施術(=血流活性)の効果が持続していることが分かるでしょう。
Miz は、Hさんの手荒れは、胸・肩 〜 腕・肘・手首を経由して手指に至る血流が関与している症状だった、ことが確認できました。
と同時に、Mizは、
「血流活性のテクニック」が大変有用であることを、再認識した次第です。

血流活性のテクニックというのは、言うなれば、
「血流は筋肉群の走行の影響を受けているので、血流がスムースに運行するように、筋肉の変位を正す」という意図のもとに行われます。
もっと詳しくは、
血管路に現れる脈拍リズムをたどり、追いかけていくテクニックです。脈拍リズムが弱くなっている部位や消えかかっている部位には血流路を圧迫している筋肉(骨・関節も)の存在します(=変位)。筋肉の変位をみつけ、脈拍リズムが活性する方向に修正すると弱まっていた脈拍リズムは強くなります。血流が活性した証となります。
スクリーンショット 2018-12-20 13.48.43
上のイラスト図は、手指への血流を一例として、
「血流障害と骨格筋の関係」を説明したものです。
この図から、血流と筋肉の走行が隣り合い、密接に関係しあっていることをイメージしていただけるでしょうか?

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さて、私 Mizは、
血流は、骨格筋の走行に大きな影響を受けている
と考えています。そして、
「骨格筋は、血管運動を促進する作用があるが、
 逆に、血管運動を妨げる原因になることもある」
とも考えています。
このことは、手の血流ばかりでなく、足の血流、背中や胸の血流、頚や頭の血流など、体の様々な部位での血流に言えることだと考えています。

手指の血管が心臓と繋がっていることは、誰もが知っている常識です。
しかし実際に体のどこかに血流障害(=発疹、むくみ、シビレ・・・)が現れると、私たちは、その部位に限られた血流の病変だと思ってしまいます。
そうではない。
血流障害(発疹、むくみ、シビレ・・)はその部位だけの病変ではない。
病変部の奥につながる血管、筋肉、神経などの変異が関与するシステム障害である、という考え方を私はしています。


血流活性のテクニックは、脈拍リズムを利用して、血流のシステム障害を修正するという一つの手法(テクノロジー)です。なので、体の各部分で適用でき、応用範囲が広いという利点があります。・・。
このテクニックに、ご興味のある方はいらっしゃいませんか?



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