一昨日の、楽しかった整体の話です。
お客様のKさんと、お子さんのAちゃんのキャラがユニークで、
インフルエンザ後に「おヘソが痛くなった」という電話があったことを書きましたが、
Kさんが、その電話の主。
一家中でインフルエンザにかかってしまい、熱が引いた後、
Kさんは、おヘソが痛くなり、痛みはまだ続いている由。
皆から「おヘソが、なぜ痛くなるの?」って、笑われているとか。
「どんな痛み?」
「体を動かすと、おヘソの上の下着が動くでしょ。
その度に、『チクチクッ』って痛いんです。
それから、おヘソを押すと、奥の方に鈍痛があります」
触診すると、Kさんのおへその周りが張ってました。
へそのラインをたどっていくと、恥骨を通過して、左足の方に行き、
最終は、小指の外側の付け根に到達しました。
そこには、コリッとした硬いスジがあったので、
そのスジを指先で押圧しました。
・・・すると・・・・
Kさん、すさまじい悲鳴をあげて、上体をひねり、
「 痛い、痛い,イタい、イタいっ!」
「やめてッ! イタい、イタい、やめて、やめて!、イタいッ 」
ベッドから今にも落ちそうなほど、体をくねらせての悲鳴。
~~~かわいそうだけど、
Miz の手を弛めるわけにはいきません。
ママが凄まじい声で「痛い、痛い・・」と言ってるのに、
Aちゃんは、心配そうな顔もせず、
うんともすんとも言わず、ママをちらっと見ただけで、
黙々と積み木遊びを続けていました。
「Aちゃんって、大物だわね。泰然自若としているわ」
「ええっ、ママのこと心配してくれないの・・?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
その後、とっても不思議なことが起こりました。
・・凄まじい痛みの裏には、何か理由があると思って、
おヘソを触って、痛みを確かめてもらいました。
Kさん、びっくり。
「痛くない!・・どうして?・・あら、痛くないですよ」
~~Miz にも、その理由(メカニズム)は説明できませんが、
でもその時の、Kさんの表情が素直で、すッ頓狂で
思わず笑っちゃいました、よ。
下着が触れる時の「チクチクッ」という痛みは消失しました。
しかしながら、へそを押すと出る鈍痛は、まだ残っていました。
この鈍痛は、骨盤底とリンクしているような・・。
なので、続けての整体作業をしていましたら・・、
Aちゃんが、急にママのベッドの傍にやってきました。
遊びに飽きて、ママが恋しくなったのでしょう。
結局、ママの傍に・・・・
最後のMiz 整体は、こんな中で、終わりました。
整体後にも、おヘソの奥の鈍い痛みはまだ、残っていました。
この痛みは、2~3日で消える可能性もあるので、
「じゃあ、3日後に経過をお電話します」と言って、
かわいいAちゃんを抱っこして、
三児の母親のKさんは、いそいそと帰って行きました。
<追記>
この記事を書き終えて、アップしようとしていた矢先・・、
Kさんから電話がありました。
『昨日は、まだおへそが痛かったけど、
今日は痛みが無くなりました」という報告でした。
(・・ちょっと出来すぎ? のような・・お話でした、ね)
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