■■フレンチマム的・生活■■

花に囲まれてHappyな毎日。
そんな日々のお気に入りな出来事・・お届けしていきます♪

「Interface of Being」大巻伸嗣展 @国立新美術館

2024-01-15 | 美術館・画家・芸術・映画・・・



こんにちは



2024年をとても元気に迎え恒例の初詣に行ったり今年も順調にスタートしたはずだったけど3が日を終えた頃、強い悪寒を覚えあっという間に38.5℃に😣


それから数日37度台と39℃近くを行ったり来たり。しばらくおとなしくしておりましてやっと復活🥰


今日からリスタートです!
皆さんもお身体くれぐれもご自愛くださいませ🙇

………………………………

さて昨年の暮れ、閉幕ギリギリに訪れた
国立新美術館での
「大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ」
展の件ポストします🎨





会場に入った途端、息を呑みました😳


そして圧倒‼️


その大きさに。


佇まいに。








近寄るとまたそれは違った感動!



植物や動物の文様で切り取られた壺の中には
照明が入っていて、それがゆっくり上下に動いてなんとも不思議な感覚に陥りました

タイトルは《Gravity and Grace》
フランスの哲学者シモーヌ・ヴェイユの
「重力と恩寵」に由来。その事を知らなくても
確かに重力から解き放たれて浮かび上がる没入感を体感( ´艸`)





そして歩を進めるとそこには
《Liminal Air Space―Time 真空のゆらぎ》


巨大なシートが風に吹かれて、波のようにゆっくりゆらいでます。








二度と同じ形になることのない、一期一会の動く彫刻!


闇の中に浮かぶそのさまは見ていて飽きることなくいつの間にか時間が過ぎていく


他にも水彩画やドローイング、映像などもありましたがあまりにも2作品との出会いが衝撃的過ぎて心から圧倒されてしまいました






“不確かなもの”の気配をかたちにする


なんて贅沢な展覧会🤩🤩




なんと図録が売り切れているというとんでもない人気展でもありました❣️



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100%モネ展を堪能 @上野の森美術館

2023-12-18 | 美術館・画家・芸術・映画・・・



こんにちは

クロード・モネ「連作の情景展」に行って来ました🎨



「印象派」の誕生から150年目を迎えることを記念して開催されたからこその充実ぶり😳✨


それはそれは目を見張るほどの内容でした❗️


海外30館以上を含む、国内外40館以上のクロード・モネ作品を厳選されてる事は出品目録を見るとそのことがよくわかります。


本当に世界中のあらゆる美術館からこの展覧会のためにモネの作品が来てくれています。


主催者側のわくわくぶりが伝わってくる様です♪



撮影可能はごく一部でした

「睡蓮」 ロサンゼルス カウンティ美術館

「睡蓮の池」
ハック・プラットナー・コレクション


「睡蓮の池の片隅」
ジュネーブ美術歴史博物館


いつも展覧会で堪能した絵を家でも改めて確認したいから図録を購入するのが通例ですが
なんと今回のモネ展は一旦外に出てミュージアムショップに改めて並ぶというシステム

今回の展覧会は本当に混雑してただけに
ショップの行列もほぼ1時間待ちとか
もう夕方で寒さもあって泣く泣く断念



でもでも図録はやはり諦めきれず帰りの電車で調べまくり!
なんとTSUTAYAで残り数冊あった〜

そして改めて今回の展覧会を再び確認

今回のサブタイトル「連作の情景」がわかりやすく掲載されてるページがありました
「連作」とは同じ場所やテーマを異なる天候、時間、季節を通して描かれています

「睡蓮」1907年

左は和泉市久保惣記念美術館所蔵

右は石橋財団アーティゾン美術館



「ウォータールー橋、ロンドン」1904年

左はヒュー・レイン・ギャラリー、ダブリン

右はワシントン・ナショナル・ギャラリー



「テムズ川 チャリング・クロス橋」1903年
左は吉野石膏コレクション

右はリヨン美術館


そして こうした巨匠の展覧会では影響を与え合った他作家らの作品もあわせて紹介されることも多いけれど今回は「100%モネ」


とにかくモネ


全部モネ


やさしい色遣いの世界観に引き込まれます



貴重な展覧会!とてもお薦めです



1/28まで上野の森美術館

2/10〜大阪中之島美術館へ巡回






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銀座でエコロジー&循環を考える @エルメスフォーラム

2023-12-12 | 美術館・画家・芸術・映画・・・



こんにちは



毎回楽しみにしているエルメスギャラリー✨



今回の「エコロジー 循環をめぐるダイアローグ」も、とても深くいろいろ考えさせられる展示の数々









ガラスブロックに光が反射して今回の展示も 居心地の良い美しい空間になっていた


長男が仕事を最近ご一緒している千住博さんの日本橋での展覧会観覧後、こちらへ誘ってみたけれど感じるものがあったみたいで良かった❣️


*hite Death(白い死)のインスタレーションで使用する珊瑚の死はすべて、沖縄県の許可を得て採取しており、会期終了後は沖縄の海へと還されるそうです!

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国吉康雄展へ @茨城県近代美術館

2023-11-26 | 美術館・画家・芸術・映画・・・



こんにちは



長男が上司の教授と共に監修に携わった美術展に家族で行ってきました🎨




「国吉康雄展 安眠を妨げる夢」✨






謎めく異郷の画家 と言われる国吉康雄画伯



7年ほど前、はじめて知った画家ですがそれまで見たことのない画風や色合いなど

魅力に溢れた絵を描くアメリカではとても有名な日本人画家です


アメリカのスミソニアン美術館にもホイットニー美術館にも数多く所蔵されているほど


かつて 日経編集委員の窪田氏は紙面でこう紹介していました!

「異国情緒あふれるモチーフを取り入れた"日本的"な画家なのか。フランスのエコール・ド・パリにも触れたモダニストだったのか――。岡山出身で20世紀前半の米国で活躍した画家、国吉康雄(1889~1953年)の絵は、具象的なのに謎めいていて、眺めるほどに深みにはまる。」



今展でも存分に深みにハマる作品があらゆる方向から展示されていました!




今までも全国で展覧会が開催されてます🎨






国吉氏の女性を描いた1930年代の絵
魅力的です



今回の展覧会では長男が助教として講演をしたり他の先生方とステージで鼎談したりと直接仕事をしている様子が見られたのもとても新鮮で嬉しい時間でした




多数の絵に触れて その絵から何かを問いかけられ その時間がとても貴重なのだということを改めて実感した時間でもありました






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現代美術家 井田幸昌展 @京都京セラ美術館

2023-10-28 | 美術館・画家・芸術・映画・・・


こんにちは






新幹線で京都駅に着いた時、目を引くポスターを見てとても興味が沸いて

京都京セラ美術館での 

井田幸昌展

パンタレイ世界が存在する限り」にも足を運びました🎨



世界でも注目されている芸術家 とのこと




恥ずかしながらはじめて存在を知りましたが

ドキッっとするほどカッコいい作品だらけでした❣️



迫力が凄くて圧倒されっぱなし




















京都市美術館本館は、現存する日本の公立美術館の中でもっとも古い建築らしいです!

創建は1933年


2020年春にリニューアルオープンされ更に魅力的な建築物になったとのこと




重厚で美しい扉は三方にあり圧倒されます


次回は少し時間を掛けて建物訪問したいです


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スミソニアン記念特別展 @建仁寺

2023-10-24 | 美術館・画家・芸術・映画・・・


こんにちは



京都に着いた日から建仁寺で開催スタートしたアメリカのスミソニアン美術館との企画展も楽しみにしてました🎨



日本美術の宝庫として知られるスミソニアン国立アジア美術館。

所蔵品の多くは門外不出のため、現地を訪れなくては鑑賞することができません。


しかし今回はスミソニアン美術館が誇る高精細複製品18点をガラスケースに遮られることなく作品が描かれた当時を彷彿とさせる自然光で鑑賞できるという特別展です



TOP画像↑の屏風は

池田孤邨筆「紅葉に流水・山景図屏風」






尾形光琳筆「群鷁図屏風」



俵屋宗達筆「松島図屏風」


このほかに15点もの作品をゆっくり鑑賞できます






今年桜🌸の時期にも訪れた京都最古の禅寺 建仁寺は再訪でしたが天井双龍図や風神雷神図屏風、方丈襖絵も観覧



やっぱり幾度訪れても気持ちが引き締る思いになります!








○△□乃庭は
単純な3つの図形で禅宗の四大思想(地水火風)を象徴しているとのことです


会期は11/3まで。



 
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*京都国立近代美術館へも足を運びました*

2023-10-20 | 美術館・画家・芸術・映画・・・



こんにちは



キュレーターで小説家の原田マハさんが京都に行ったら必ず寄ると言っていた
「京都国立近代美術館」
今回初めて行ってきました🎨



企画展が特にあったわけではないけれど
マティスの《鏡の前の青いドレス》や

クリムトの貴重な ウイーン大学の天上画となってる哲学のための習作や



岸田劉生の《舞子》をはじめ幾つもの画もたくさん観られたり

国立美術館だけあって所蔵されてる美術品は多岐に渡っていて時間が足りないくらい









ランチは美術館内のイタリアンレストランのテラス席で🥂


陽射しが中々強めで暑いくらいでした

スープパスタなんだけど見た目、カレーうどんみたいで焦った〜






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モネの睡蓮の連作を堪能 @京都大山崎山荘美術館

2023-10-18 | 美術館・画家・芸術・映画・・・



こんにちは


京都旅行では季節もいいので美術館にも行きたいと思ってました🎨


京都の中心地からは少し離れたところにある「アサヒグループ大山崎山荘美術館」



パリのオランジェリー美術館や直島の地中美術館の様な形態でモネの睡蓮が展示されてると聞いていたので楽しみに行きました🎨



大山崎山荘は、大正から昭和初期に、実業家・加賀正太郎が自ら設計した眺めのいい高台の広大な敷地に建つ英国風の山荘



地中美術館と同じく安藤忠雄氏による設計で

緑豊かな周囲の景観に溶けこむよう、地中に円形のギャラリーが埋め込まれた

「地中の宝石箱」



この奥にモネのく睡蓮>の連作が静かに展示されていました





パリの多くの美術館や国内の展覧会で睡蓮はたくさん鑑賞してきたけどこちらの連作ははじめまして、でした


撮影不可なのが誠に惜しい

(画像はパンフレットからお借りしました)





大山崎山荘美術館は今年の7月より館名を

「アサヒグループ大山崎山荘美術館」に変更され、その最初の展覧会は


「舩木倭帆展」


はじめて拝見した氏のガラス工芸の世界に魅了されました










"暮らしの中で活躍する器をテーマに手掛けたそうですが こんなステキなガラスの器をひとつでも身近に置きたい想いに駆られました❣️












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『イヴ・サンローラン展』 @国立新美術館

2023-10-06 | 美術館・画家・芸術・映画・・・




こんにちは




とても楽しみにしていたサンローランの回顧展に行ってきました




サンローラン2008年没後 日本で初の開催です💓




わずか21歳でディオールのデザイナーとして鮮烈なデビュー、そして自身のブランドを立ち上げてから次々ファッションをリードするアイテムを生み出したサンローラン




トレンチコートやピーコート、パンツスーツ、サファリルックといった現在定番のアイテムもサンローランが定着させました




40年の歴史を様々なテーマで、ルック110体の他アクセサリーやドローイング、写真など

30012章構成で紹介され

美の世界を堪能出来る圧巻の企画展でした😍




DIOR展とは違い写真撮影は殆どNGで、9番目の部屋だけ許可されてました😌






有名なモンドリアンドレスがジャージー素材というのは知らなかった🫢 



こちらのジャケットはゴッホがモチーフで

アイリスが刺繍されてキラッキラ




青いこちらのドレスはマティスがモチーフとなっています❣️





平日の午後でも大変混んでいました。

チケットは事前購入がオススメ💕



12/11まで。@国立新美術館



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『テート美術館展 』 @新国立美術館

2023-10-03 | 美術館・画家・芸術・映画・・・




こんにちは


『テート美術館展 

   ターナー、印象派から現代へ』に

最終日に行ってきました🎨




イギリスのテート美術館のコレクションから「光」をテーマに厳選された作品を紹介する企画展




絵画、写真、形刻、素描、キネティックアート、インスタレーション、映像など、18世紀末から現代の作品120点も展示!

その内 100点が日本初公開とのことでわくわくしました🥰



ウィリアム・ターナーく湖に沈むタ日>


ターナー〈陰と闇 大洪水の夕べ〉


ジョン・ブレット 

<ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡>

今展のフライヤーやチケットで使われてます


クロード・モネ <エプト川のポプラ並木>

モネはたくさん観てきているけれどはじめての作品🥰


ペー・ホワイト くぶら下がったかけら)

設営にとてつもなく時間を要したとか。


オラファー・エリアソン

〈星屑の素粒子〉

ガラスに反射してキラキラ✨✨





ターナー、コンスタブル、草間彌生、リヒター、ジェームズ・タレル、オラファー・エリアソン、、、時代や地域

ジャンルを超えた「光の作品」の競演に時間が足りないくらいの規模でした〜👏



とても気になっていた作品も目の前で見られて幸せでした




上海、ソウル、メルボルン、オークランドを巡回し日本が最終地。

10/26〜大阪で開催。







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