こんにちは
「反橋(そりばし)の 小さく見ゆる 芙蓉かな」
~夏目漱石~
「芙蓉」といえば
大阪の住吉大社の「反橋」が有名ですが
ここのことでしょうか・・?
「反橋」別称「太鼓橋」は他にもいろいろなところで
お目にかかりますが存在感たっぷりですよね
太鼓橋を渡るということは神様に近づくのに
罪や穢れをはらい清めるためだそうです。
そして反っているのは、
地上の人の国と天上の神の国とをつなぐ掛け橋として
虹にたとえられているそうです。
漱石が詠んだ芙蓉・・
実際、芙蓉の花を見る機会はそうありませんが
イメージとしてはハイビスカスや朝顔にとてもよく似たお花です。
(画像は華やかなハイビスカス)
反橋の近くで見つけた芙蓉はこんな華やかな色ではなく
優しいピンクや白なのでしょうけど・・。
市場でも切花としては扱われないので
お目に掛かったことがなくザンネン。
でも日本人て「芙蓉」好きですよね。
中国ではハスをあらわしているようですが
日本では芙蓉峰は富士山を表し・・
芙蓉グループ(現みずほグループ)はそれが由来となっているとか・・。