Bo-Bo-Rock

このページは、時間が前後しますが f-o-q の 備忘録 です。
昨日のことより、云十年前の方が鮮明だったりします。

Kに至る道Ⅴ(K村、K'zROAD)

2011-03-06 09:30:00 | ドライブレコーダー

寄り道もそこそこに f-o-q は聖地(って言い過ぎか)に赴く。


ここは旧K村の王子製紙気田工場跡。


K'zROADの起点となる場所です。

K'zROADとは、
米国自動車殿堂入りしており、ミスターKの愛称で知られる
「Love Cars~Love People!~Love Life 」「快走」片山豊さんの
100歳を記念して設定された現H松市H野町にあるドライブコース。

氏は9代目工場長麻生誠之氏を父にもち、この地に生まれる。

 

車っていいな。と思えるのは「○○の生みの親、□□の父」ってな感じで
人の顔が見えるものが存在するということで、単なる工業製品とは違う、
心の琴線に触れるものが多いってことですよ。

その中でも、片山さんは「ズィーカーの父」と呼ばれ、このモデルの開発・
販売を企画した方です。


氏の考えは、日本という枠におさまりきらない。

一貫して、
 「クルマ作りは、すべて、人が基準。
 人が乗って、人が運転するのを妨げない造りでなければならない。
 だから、動物的な感覚で、クルマを造れ」
と説く。

ズィーカーが一旦途絶えてしまった頃にも
 「エンジンは、 1800 cc か 2000 cc で十分。
 人間の五感を満足させることができて、これからの時代、そう、アジアの若者も、

 経済的に、そして走りに満足させることができる、そういうクルマにしたい」
と復活を語っていた。

その思いは後にZ33が300万円からという価格で販売された事にあらわれている。

 

現在も多くの自動車イベントへの出席の他「H松市やらまいか大使」として
市のPR活動等、精力的に活動されている。

昨今の日本車バッシングの際にも車づくりを原点から見直すように熱く語っていた。

驚くべき方である。

 

101歳ですよ。自分なら・・・と青ざめながらⅥにつづく。

 

f-o-q



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