1904年12月27日、イギリスの劇作家ジェームス・バリーの童話劇『ピーターパン』がロンドンで初演されたことにちなんで記念日が制定。
元の原作は『小さな白い鳥』というタイトルだったが、その後何度か加筆修正され『ピーターパン』と改題されている。
大人にならない永遠の子どもたちが、おとぎの国ネバーランドで楽しい冒険を繰り広げる物語は大ヒットを記録し、イギリスのみならずアメリカ・ニューヨークでも上演されるなど世界中で人気を博した。また、1953年にはディズニー映画にも登場するなど今日でも世界中の人々に愛され続けている童話のひとつとなっている。
ところで、1911年に発表された小説「ピーター・パンとウェンディ」では、ピーターパンが次々と人を殺していくと訳されるところがある。トホホ
ターゲットは成長した子供。ネバーランドでは大人になることが規則違反で、子供たちが大きくなるとピーターパンは急ぎ、かつ執念深く子供を殺していったという。持っている剣で刺したり空から叩き落とすなど方法は不明だが、ピーターパンは自らの手を血に染めていった。ネバーランドに大人がいない理由は、ピーターパンが大人を排除していたからだった。とも。とはいえ、第5章”The Island Come True”に出てくる”Peter thins them out”という部分の”thin out”が「間引く(殺す)」という意味にとれ、“them”は文脈上「ルールに反して成長した子供」のことと思われるので、「ピーターは子供たちを殺していきました」という訳があっても決して間違いではない…らしいのです。なんか怖い話なのですね。もっともディズニーのはっぴぃえんど話もほとんどがホラーが元となると意図的なものを感じてしまう。
12月27日の出来事「 進化論 」
1831年:ダーウィンの乗った英海軍海洋測量艦ビーグル号が世界一周に出発。
軍艦ビーグル号は、英国海軍に所属する測量艦で、測量や海図の作成などを行っており、ダーウィンが乗船する前も南米地域で仕事をしていた。以前、副長として乗船していたフィッツロイが艦長となり、改めて南半球一周を試みる際、博物学者(ナチュラリスト)の同乗を望んだという。この推薦依頼からダーウィンが乗船することとなった。貴族であった艦長のフィッツロイにとっては、上流階級出身の乗船者は話し相手としても欲しかったらしい。
また、それ以前にも測量艦などに地理学者や博物学者を乗せる例は多く、南アメリカの探検家として有名な、今では海流や高山の名としても知られるフンボルトもその一人である。
チャールズ・ダーウィンCharles Robert Darwinは、イギリスの自然科学者で、ダーウィン家は貴族ではなかったが、ジェントリーと呼ばれる貴族に準じる階層であった。これは、英語でいう紳士(ジェントルマン)の語源とされるクラスである。
エジンバラ大学で医学、ケンブリッジ大学で神学を学ぶが博物学へ傾倒。1831年に測量船ビーグル号の世界一周航海に参加し、各地の動植物や地質を調査。帰国後は生物の種の変化を研究し、1858年に自然選択説(生存競争において環境に適した有利な変異が保存され、不利なものは淘汰されるとする)を提唱、翌年に主著「種の起源」を刊行する。その理論は科学・思想・宗教界からの論争を巻き起こし、現代生物学の基盤となった。
エジンバラ大学で医学、ケンブリッジ大学で神学を学ぶが博物学へ傾倒。1831年に測量船ビーグル号の世界一周航海に参加し、各地の動植物や地質を調査。帰国後は生物の種の変化を研究し、1858年に自然選択説(生存競争において環境に適した有利な変異が保存され、不利なものは淘汰されるとする)を提唱、翌年に主著「種の起源」を刊行する。その理論は科学・思想・宗教界からの論争を巻き起こし、現代生物学の基盤となった。
ちなみにファーブル(昆虫学者)は、進化論の批判者であったという。
12月27日生まれの「 心静かに聴く歌 」
1943年:加藤登紀子(歌手)
東京大学在学中に、第2回「日本アマチュアシャンソンコンクール」優勝。
1992年スタジオジブリ作品『紅の豚』に声優として出演。加藤登紀子演じるマダム・ジーナが本曲を原語で歌唱する場面が登場するサクランボの実る頃の儚い恋と失恋の悲しみを歌った主題歌『さくらんぼの実る頃』、エンディング・テーマ『時には昔の話を』も担当。
同年には、芸術文化活動における功績に対して、フランス政府から芸術文化勲章(シュヴァリエ)を授与されている。
ポルコ・ロッソ、軍に戻ることを拒否するため、自分自身に魔法をかけた男。
12月27日の誕生花:「 梅:澄んだ心、清らかさ 」
和名:ウメ
洋名:Japanese apricot
梅の花の名前の由来
梅は中国から薬用にする実として伝来してきた。
梅は中国から薬用にする実として伝来してきた。
中国語では「ムエイ」というような発音であったものを、
日本人が「ウメ」と聞き取ったことによって「うめ」と呼ばれるようになった。
では f-o-q
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