少しだけ秋の気配が強まってきた感じのある広島港。
そこから110番通報があった。
男の水死体が上がったとの通報だった。
赤賀と石原は現場に急行した。
人だかりをかき分けるようにして、2人は規制線の中へと進んでいった。
そこには、数人の警官と鑑識、そして第一発見者の男がいた。
そこから110番通報があった。
男の水死体が上がったとの通報だった。
赤賀と石原は現場に急行した。
人だかりをかき分けるようにして、2人は規制線の中へと進んでいった。
そこには、数人の警官と鑑識、そして第一発見者の男がいた。
赤賀は警官から現状を聞き、第一発見者に話を聞くことにした。
その男は恰幅のいい60代の男だ。
赤賀がその男に話を聞く。
『 東広島の帰りに、久々にフェリーが見とぉてここに寄ったんよ 』
『 ほしたら丁度フェリーは出港した後で・・・』
『 仕方ないけぃ帰ろうか思いよったら、なんか浮いとるのに気づいてね 』
『 最初はゴミか思うたんじゃけど、よぉ見たら人じゃあって気づいたんよ 』
その男は興奮気味に赤賀と石原にまくし立てた。
第一発見者は、東広島でメガネ店を営む、坂下洋と名乗った。
赤賀と石原はホトケを確認した。
するとその瞬間、2人で顔を見合わせた。
と同時に、自分達がこの現場に呼ばれた意味も理解した。
水死体として目の前に横たわっていたのは、多加田殺人の容疑者の1人である
Mr.ブーこと、咲村だったのだ。
それと同時に、坂下が驚いた様に声を張り上げた。
『 えっ!?ありゃあMr.ブーさんじゃないん?』
赤賀は坂下に改めて話を聞いてみた。
聞けば、坂下もブログをやっており、Mr.ブーこと咲村と
何度も顔を合わせている、いわゆる知り合いだと言うのだ。
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